【初心者応援企画】インドアゲームで生き残るための小ワザと大事な注意事項!

先日アップした「初心者応援企画 慣れないサバゲで即死しないためのバリケードテクニック」が好評につき、今回は第2弾として「インドアフィールド編」としてハンドガンの扱いを中心にお送りします。

基本的にインドアフィールドにはブッシュ(茂み)がないため、バリケードからの移動や射撃が主な交戦パターンになります。同時に相手との距離も近いので危険がないよう注意しつつ、アウトドアよりもバリケードをうまく使う必要があります。

というわけで、まずは基本となる「バリケードからの射撃」について。
前回紹介した内容とほぼ同じですが、それだけ重要なので改めて説明しますね。
まずこれが、よくありがちながらダメな例

「身を乗り出す」→「構える」→「狙う」→「撃つ」という流れで体を回転させながら撃つもので、経験者でも発射まで2秒ほどかかります。

そこでこれがオススメの方法。

バリケードからやや下がった位置から、すでに構えた状態で真横に1歩踏み出して身を乗り出し、すぐに狙って発砲!
慣れれば動き出してから1秒以内に撃てます!
もしこれで相手が頭を引っ込めたらそのままバシバシと撃ちながら動いて・・・

相手を仕留めに行くもよし、他のバリケードに移動するのもよしです。

では、相手を撃つ前に「様子を見たり周囲を確認する」にはどうしたらいいのでしょうか。

顔や頭を出さないように、スキマなどから伺うのが基本です。
ちょっとシュールに見えるこんな場面でも・・・

後ろから見るとこんな感じになっています。

スキマがあれば可能な限りそこから見るようにしましょう。

この場合もできるだけ低い位置が望ましいです。
なお、バリケードによっては足元が見える可能性もあります。

撃たれたり動きを予測される危険性があるので、足元は常に注意しておきましょう。

もちろん撃つ場合も、銃や顔を必要以上に出さない方が好ましいですね。
例えばこれ。

間違いではありませんが、もうちょっと隠れられます。

はいこの通り。
ここまでならルールの範囲内でOKのはずです。

同様についやってしまいがちなのがこれ。

左手の甲や手首を壁や柱に押し当てると構えが安定します。
こう見ると問題ないように見えますが、違う角度から見ると・・・

手とハンドガンが突き出ています。
例えば2秒以上この姿勢でいたら、手の甲かハンドガンにBB弾を食らう可能性が高いです。
覗き窓などから射撃する場合も同様。

撃ちにくいからといって腕や顔を突き出すと撃たれてしまいます。

銃口は遮蔽物から突き出さないように。これで撃てない相手はムリをせず仲間に任せるなどしましょう。
(ただし、フラッグ直近のディフェンスだった場合は多少ムリしなければならないケースもあります)

さて、ここからは小ワザやテクニックじゃなく注意事項です。
まずインドアフィールドは相手との距離が近く、正面方向だけでなくあちこちに注意を払う必要があります。

そこで常に目線と銃口の向きを一致させるよう意識しておきましょう。見る方向には必ず銃口を向けるわけです。場合によっては上にも!
ただし・・・

足元がどうしても疎かになってしまうので、つまづいたりしないように。
インドアで転ぶと非常に痛いです。

そしてこれはすごく大事。サバゲーのルール上やっちゃいけない「ブラインドショット」です。

片手で扱えるハンドガンだと、長モノに比べてついやってしまう気持ちも分からないわけではありません・・・がこれはダメです。

予期せぬ近距離で相手を撃ってしまったり、味方にBB弾が当たってしまったりというトラブルの元となるだけでなく、照明に直撃させる可能性もあるなどキケンなのでやめましょう。
どのフィールドでも禁止されているはずです。
必ず、BB弾がどこに飛んで行くか確認できる状態でトリガーを引くようにしましょう。

階段の上下などは特に注意。
ただ、完璧に体を隠して銃と顔の半分だけ出して撃ったとしても、撃たれた相手から「ブラインドショットだ!」と受け取られることがあるので難しいところではあります。

「しゃがんで隠れている相手に走り寄ってバリケードの上から背中を撃つ」というのも危険です。

この辺りはルールが曖昧な場合もあるので、ガンガン前に出るタイプの人は事前に主催者などに禁止事項かどうか確認しておいたほうがいいでしょう。
厳密には、相手が見えていてBB弾の飛んで行く方向も確認できる=ブラインドショットとはいえないのでOKという場合もあります。ただし、至近距離での発砲となるので撃つにしても靴や装備など痛くないところを撃つように心がけたいところです。ブラインドショットかどうか、以前に相手にケガをさせないという基本的なところも頭に入れておいてくださいね。

もう1つ。
多くのフィールドで禁止されているのが「スキマ撃ち」

これはバリケードのスキマから撃つ行為で、多くの場合は禁止されています。
もしバリケードにスキマがあった場合、「スキマから撃つのはNG」、「スキマを抜けてきた弾に当たったらヒット」というルールが多いようです。

また、目の前のコーナーからニュッっとハンドガンが突き出てくることがあります。

まさかいないとは思いますが、この手やハンドガンを掴むのはナシ。

近接格闘はNG。ほとんどのフィールドで相手の身体に触れる行為は禁止されています。

以上、インドアフィールドで覚えておきたいテクニックと、忘れてはならない注意点でした。
屋外フィールドと同じく様子をうかがったり射撃を行う場合は、どうしても撃たれる危険があります。なのでその確率をできるだけ下げましょうということです。

特にハンドガンを使う場合は取り回しがいい分、手首だけでブラインドショットをしてしまったり、バリケードのスキマから撃ってしまいがち。
普通はこれらの行為は禁止されているので事前に確認して、ゲーム中は意識してやらないようにしましょう。

インドアフィールドでハンドガンを使って戦うと、基本的なテクニックの差がモロに出ます。最初はボコボコに撃たれるかもしれませんが、しばらくガマンして精進すればインドアマスターの称号も夢ではありません!

*インドア戦ではアウトドアより近い距離で撃ち合うことが予想されます。撮影用に写真のモデルは軽装備ですが、さばなび編集部では長ソデ・長ズボン・手袋を着用した肌の防護、そして顔や歯を守るためのフルフェイスゴーグルの着用を推奨しています。

モデル:犬塚鴻羽(いぬづかこうう)
撮影協力:バトルフィールド ウーパー新横浜

 

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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