くれたりしますが、一人で参加したり、初心者だけで参加する場合は、不安があります。
「うっかりルールを破ってしまったらどうしよう・・・?」
怒られて済めば良いですが、サバゲーのマナーやルールは安全を確保する為のものがほとんどです。他のプレイヤーにケガなどをさせてしまったら大変なことになります。
そこで今回は、はじめてサバゲーに参加する人が困らないために、絶対に守らなくてはならないルールやマナーを集めてみました。
【エアガンの扱い】
まずはキホンとなるサバゲーマーの商売道具(!?)のエアガンの基本的な扱い方をご紹介しましょう。
フィールドに着いたら、エアガンを出すワケですが、セーフティでの銃の扱いに関するルールは下記の通り。
○安全装置をオンにしておく!
銃には基本的には安全装置がついているので、セーフティでは必ずセーフモードにしておきましょう。
「SAFE」と書かれていたり、弾丸にバッテンが付いたマークだったりするので、レバーやダイヤルをそこに合わせます。
このモードがオンになっていると、引き金が引けなくなり、弾が出ない仕組みです。
ハンドガンだと分かりにくい場合もありますが、指の届く範囲にあることが多いので愛銃のセーフティは事前に確認しておきましょう。グロッグなどは引き金に安全装置が付いているので、独立した安全装置はありません(あっても分かりにくいスイッチだったりする)。
レンタルガンなどで、どこに安全装置が付いているか分からない場合は、フィールドの方に確認すれば快く教えてくれるでしょう。
○マガジンはフィールドインするまで付けない!
次にBB弾を入れる弾倉、つまりマガジンですが、ワクワクするあまり、ついつい付けたくなりますが、フィールドの中に入るまでは銃に装着しないのがマナーです。
弾が入っていなければ、仮にトリガーを引いてしまっても最悪の事態は回避できます。
ですので、フィールドに入るまではマガジンは付けずにいましょう。
そしてフィールドからセーフティに戻る時もセーフティに入る前に必ずマガジンは外しましょう。
○セーフティではトリガーに指をかけない!
そしてもう1つ、セーフティで銃を持つ時は絶対にトリガーに指をかけないのも大切なマナーです。
安全装置もしっかりかけて、マガジンをつけていなくても、人間にはうっかりもあります。
興奮してトリガーに指をかけたい衝動に駆られることもあるかもしれませんが、これは絶対にしてはいけません。
逆にこれができると、「この人はマナーがよく分かっているな」と他の参加者から一目置かれます。(!?)
○ゲーム後は必ず弾抜きボックスで残弾を排出
よくフィールドに行くと、入口周辺にドラム缶やダンボールなどが置かれていて、「弾抜きボックス」なんて書かれているのを見かけますが、サバゲーをはじめたばかりだとアレがなんのためにあるのか分からないと思います。
銃からマガジンを引き抜き、もう安全!と最初の頃は思ってしまいますが、実は落とし穴があります。
実はマガジンを抜いても、銃の中に何発かBB弾が残っていることがあるのです。
そこで弾抜きボックスの出番です!
マガジンを抜いた状態で、弾抜きボックスにエアガンの銃口を入れ、セミオートで何発かトリガーを引けば、銃に残ったBB弾を排出することができるのです。
ちなみに自宅で銃のメンテナスをするときなども、こうした銃に残った弾で思わぬ事故が起きることもありがち。仮にマガジンを付けていなくても、銃口をのぞいたり、人に向けたりしないようにしましょう。
○ゲーム前にはかならず「弾速チェック」を受ける!
次に弾速チェック!
これは「自分が持ってきた銃の威力は安全ですよ~!」ということを見てもらうためのもの。
日本のショップで売られているエアガンなら、買ったままの状態で使っている限りはオーバーパワーになることはないので、バッテリーを入れ、マガジンと銃を持って弾速チェックをしてもらいましょう。
フィールドによってはレギュレーションを市販の18歳以上用のパワーよりも低く設定していることもあるので事前にフィールドに確認しておきましょう。
銃とマガジンをフィールドの方に渡して、弾速チェック!
弾速チェックをクリアすれば、シールなどを貼ってくれるので、それが「弾速チェック済み」の証となります。
フィールドによって、自分で撃つ場合もあるので、慌てないように多弾数マガジンなら下に付いているゼンマイを巻いておきましょうね。
以上が銃の取り扱い編です。
他にも、銃を人に渡すときは、銃口は下向きにして渡す、ゲーム中以外は、銃口は人に向けないなども忘れてはいけませんね。エアガンをもって移動する時も、銃口は上か下に向けておくのがマナーです。
【ゲーム編】
次にゲーム中のマナーを見ていきましょう!
○フィールド内では絶対にアイウェアを外さない!
まず絶対に怠ってはいけないのが、フィールド内に入ったら絶対にアイウェアやフェイスマスクを外さないということ。
仮にBB弾が目に当たったことを考えると自ら外そうとは思いませんが、やってしまいがちなのが、フィールド内でゲーム終了を迎えた時に「ほっと」してアイウェアやフェイスマスクを外してしまうこと。終了の合図が聞こえてないプレイヤーがいる可能性もあるので危険です。
また、フェイスマスクなど、夏場は汗が目に入った時などうっかり取って汗をぬぐいたくなる衝動に駆られますが、万が一もあるのでグッとこらえて下さい。
○ヒットされたら分かりやすく大きな声で!
恥ずかしさもありますが、ヒットされたら大きな声で「ヒット~!」と叫ぶのはサバゲーをお互いに気持ちよく楽しむためのマナー。撃った方もカタルシスを味わえます。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、自分が撃った人が大きな声で「ヒット~」と叫んでくれた時の爽快感を1度でも味わうと、自分もしっかり声を出そう!と思えるはず。
また、ヒットされた場所によっては、最前線を通り抜けてセーフティに戻る必要も出てきますが、その場合は両手を挙げて、「ヒット、通りまーす!」と大声で歩いていくと身の安全を確保できます。
もしこの時撃たれると真横からになるので、首筋や耳にヒットすることも。痛いのはイヤなので、ぜひ大きな声で通過を宣言しましょう。
○ヒットされたら味方に敵の居場所は教えない
サバゲーは参加者たちの良心の元に成り立っているゲームなので、ヒットされた後に味方に敵の居場所を教えるのはマナー違反。
ヒット=死人と解釈できるので、死人はしゃべりません。
つい「あー、横からかー」などといいたくなる気持ちも分からないでもありませんが、グッとこらえましょう。
○迷ったら退場!
装備をガッツリ着込んでいたり、遠くから狙われた場合は、自分がヒットされたことに気づかないこともあります。
「あれ、ヒットされたかな?」と迷ったなら、自ら進んで「ヒット」コールして退場するのがベストです。
撃った方は結構分かっているので、とぼけていると「アイツはゾンビ(ヒットされているのにヒットコールしない人)だ」などと、トラブルの元になります。疑わしい時は退場するのが気持ちよくゲームをするポイントと言えます。
これから迎えるゴールデンウィークに装備を揃えてサバゲーデビュー!という人もいるかと思いますが、この辺のマナーやルールを押さえておけば楽しく、安全にサバゲーデビューできるはず!
取材協力:みんなの森
モデル:やながわみほ
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