2017年8月5日、6日に秋葉原のUDXギャラリーにおいて「サバゲー&アウトドア&タクティカル」をテーマにしたイベント「さば天」の第一回目が開催されました。出展はパネル展示も入れると60とのことです。
今回が第一回目の開催ということで、どんなイベントになるのか事前に想像できない部分もありましたが、アクセスがよいこともあって、初日朝10時の開場前には行列ができ、会場自体がそれほど大きくないこともあって、開場と同時に人であふれかえる人気となりました。会場内は販売が8割、展示が2割といった感じですが、オープン直後ということもあって、人の動き的には掘り出し物を探す人が多い印象。どちらかと言えばガン関係に興味のある人が多いように感じました。
実際、各販売ブースでは、お買い得品を各種用意していたようで、ちょっとした争奪戦の様相もありました。
また、KRYTACの電動ガンを中心に展示していたライラクスのくじ引きが行列のできる人気ぶりで、特賞の電動ガンが午前中で2,3本当たるなど、結構な倍率で鐘が鳴ってました。
新しいと思ったのは、ソロモンの靴やSUUNTO、TRASER、G-shockなどの時計類、降下時に携帯できる折り畳み自転車Montagueなど、ミリタリー関係のイベントでは普段あまり見かけることのない展示や販売があったこと。
ほかにも、これまでマイナーアイテムは入手の困難だったLBTやLBXの製品を幅広く揃えるRISING SUN TACTICALやGATORZ、Liquid Glassといったアイウェア、タクティカルをテーマにしたミリタリーテイストのストリートブランドBakewellのほか、シューティングバーのAKIBA BASEや刻印専門店のLOWSHIPなど、やはり他のイベントではあまり見ないショップやメーカーの出展があったのが面白かったです。
一方、軍放出品とかの販売はなく、方向性がよくわかる出展ラインナップであると感じました。ほかには、こうしたイベントの華でもある試作品やサンプルなども各所にひっそりと展示されていたのも面白かったです。トレポンパーツを扱うDOPでは、実銃でも使用できる自社企画の1-6倍のスコープ、リキッドアイウェアでは、偏向レンズを採用した新しい形のサングラス3種、KSCではAPSカップでも展示のあったM9A3やストライクガンなどの試作品がありました。ほかにも、いろいろあったようにも思うのですが結構な混雑だったこともあって、すべては確認できませんでした。
通路を使って、全国のフィールドの紹介をパネル展示するエリアには、もう少し人の流れを生む導線を作るなどの、工夫したほうがいいようにも感じましたが、いずれにしても、一回目の開催から、方向性が見える面白い催しだと思いますので、二回目以降が待ち遠しいと感じました。
さば天: http://www.dragon-force.jp/sabaten/