各種エアガン用のカスタムパーツを開発するフリーダムアートから、東京マルイ製グロック26 アドヴァンス用のカスタムフレーム「G26 アドヴァンス用アサルトフレーム2017」が先日(2017年7月)発売された。価格は税込14040円で、カラーバリエーションはブラック、OD、タンの三種類。
これはスピードシューティングなどでの使い勝手向上を目指す上級者向けに、正確な射撃を行うための「正しいグリップ」を容易に実現する目的でデザインされたカスタムパーツで、比較的握りにくいとされるグロックのグリップを掌に収まる部分に肉盛りしたうえでステッピング加工を施すことで、純正にステッピングしたものよりも格段にしっくり馴染む握り心地を実現したとのこと。
一般にスピードシューティング向けの銃に求められる性能は、①命中精度②クイックレスポンス③低リコイルショック④軽量性などだが、本製品ではフレーム換装と同時に命中精度の向上も図れるように工夫されている。命中精度を高める定番カスタムはインナーバレルの固定だが、インナーバレルの固定にはコンペセイターにインナーバレルを固定し、さらにフレームも延長してコンペセイターを固定する必要がある。一方、このアサルトフレームに換装すれば、付属のコンペセイターを利用することで容易にインナーバレルを固定できるようになっている。
元々、グロックはハイキャパなどに比べてパーツ点数も少ないので、軽くて修理しやすいうえ、特にG26アドヴァンスはスライドが短い分、軽量、かつショートストロークで、G17よりも反動が少なくレスポンスも良好だ。加えて価格も安いことから、フリーダムアートでは、G26 アドヴァンスを架空銃ではあるものの、簡単に高性能なカスタムができるスピードシューティングに最適なエアガンの一つと捉えていて、他にもグリップの角度をハイキャパに寄せたフレームなども発売している。※ 下の写真は純正の状態。
ちなみに、G26アドヴァンスの純正フレームはアクセサリーレールが干渉するため、使えるホルスターが制限されるが、本アサルトフレームに換装することで、純正では使えなかったCQCホルスターやサファリランドの579GSLなどが使えるようになるという利点もある。スピードシューティングをやっている人には一考の価値ある製品ではないだろうか?
なお、本製品は限定生産のため、購入はフリーダムアートのウェブサイトか、ウェブ記載の特約店でのみ可能となっている。
フリーダムアート http://www.gun-freedom-art.com
本製品の情報 http://freedomart2012.militaryblog.jp/e862694.html
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