ミリブロニュース ライターの乾(イヌイ)です、こんにちは。
連載2回めとなるこの【エアガン分解講座】ですが、今回のお題はG&Gの「GC16 WILD HOG」という電動ガンを取り上げます。
この銃の基本的な構成は・・・
「G&GオリジナルのスタンダードAR系電動ガン」
「電子制御トリガーシステムやFETを標準搭載」
「昨今流行の細身の軽量ARカスタム」
といったところでしょうか。
特にメカボックスは前回紹介したARESのAMOEBAシリーズと同じく電子制御式。
キレのいいセミオート射撃はもちろん、セレクターがセミオートの位置で10秒間トリガーを引きっぱなしにするだけでフルオートと3点バーストの切り替えが可能なのです。このような電子制御システムの電動ガンが気軽に完成品で購入できるとは、いい時代になったなぁ・・・。
さて、分解する前に外観をざっとチェックしておきましょうか。
今回のモデルは「WILD HOG 13.5”」なのでハンドガードの長さが13.5インチ(約343mm)。つまりアウターバレルの長さは14〜14.5インチとなり、ミリタリーM4とほぼ同じサイズになっています。
そのハンドガードは上面にレイルスロットを、左右と下面にはKey-Modホールを装備。数年前から見かける「薄くて軽いハンドガードでバレルをほとんど覆う」という民間スタイルを再現しています。
なお、ストックもハンドガードもG&Gオリジナルのデザインですが「いかにも実銃でありそう!」なのがポイント。上下レシーバーもビレットっぽいデザインですね。
というわけで、光学機器とホワイトライトくらいの軽いドレスアップで、いかにも今風なタクティカルARが完成すると思います。
全長:835〜925mm
重さ:約2,800g
インナーバレル:360mm
装弾数:約300発(多弾数マガジン)
バッテリー:ショートスティックまたは三叉タイプ(11.1V推奨)
初速:89m/s
価格:44,753円(税込み)←今回ご協力頂いたエチゴヤさんでの販売価格です。
https://echigoya-tokyo.jp/products/detail.php?product_id=10467