Photo: via The Mess. net
米陸軍で制式採用されている、最新のサーマルウェポンサイト付きのボルトアクション式スナイパーライフルが、シリアのアレッポ県で活動している武装グループによって使用されている。現地の様子を伝えている Twitter アカウント上に投稿された写真を、武器・弾薬の分析を専門とする ARES (Armament Research Services) 社が確認し、その内容を投稿した。
17 日付けで Twitter に投稿された写真には、新シリア軍 (NSyA: New Syrian Army) 傘下のグループに所属するメンバーと考えられる人物が、レミントン製 XM2010 スナイパーライフルを構えている様子が収められている。
(写真自体は、2015 年 7 月に海外の軍事フォーラムで投稿された際にも話題となっている)
NSyA は、米国を中心とした連合国軍の支援を後ろ盾に持つ、対ダーイッシュ (Daesh, IS, Islamic State, ISIL, ISIS) を掲げたグループであり、連合軍各国の特殊部隊が、軍事アドバイザーとして戦闘支援をおこなっているとされる。