2016年1月10日、香港・荃湾からお届け!
■APS Festival 2016レポート
APSは香港のエアガンメーカーとしては比較的新しく2010年から製造・販売をおこなっていますが、防犯機器やペイントボールガンのメーカーとしては15年以上の実績を持つメーカーです。
また、エアガンのパーツ販売も積極的に展開しているため、商品ラインナップは幅広くエアガンだけでも80種類以上、全商品では300種類以上の豊富なラインナップとなっています。
APS Festivalの会場の様子を写真で御覧ください。
会場の様子。
CO2ブローバックピストルのACP601シリーズ。
ACP601の特徴はマガジンにあり、12gのボンベを一般的なCO2マガジンとは逆さま(口のある方を下)に挿入します。
カッターの付いている二重キャップをねじ込むことでボンベの口を切りますが、この時点ではガスは僅かにチャンバーに漏れるのみで、外には出てきません。
二重キャップの内側のネジだけを緩めると、カッターの付いている部分が回転して口が開きガスチャンバーにCO2が充満します。
このような方式を取ることでボンベ内のCO2を無駄なく安全に使うことができ、また連続発射時の温度変化も少なくなり、CO2の特徴である低温下での安定動作にも寄与するとのことです。
会場ではACP601のカスタムモデル”Dragonfly”を使用したスピードシューティングマッチが行われました。
上位入賞者には賞金も出る本格的なシューティングマッチです。なので皆さん真剣!
4秒台の記録が並んでいました。
AEGでは人気の高いARカスタムやAKM
変わったところではステアーAUGや、APSオリジナルのUAR501などブルパップ方式のライフルがあります。
APSの特徴の一つは水転写プリントによるカラーバリエーションの豊富さです。
ウッドランド、マルチカムの他、ブラックマルチカム、クリプテックTyphonなどがあります。
自家塗装では細かい迷彩の塗装は難しいですから、水転写による高精細な迷彩塗装はありがたいところ.。
実銃そのまま(過ぎて日本には未だ輸入できない)CAM870も、豊富なバリエーションを展示。
会場ではCAM870を使ったCAM870 Loading Challengeも行われていました。
6個の空包(CO2のみ充填)ショットシェルをできるだけ素早くローディングし、前方の的に向けて撃つ(とガス圧でストップウォッチが止まる)までの時間を競います。
会場には大胆かつタイトなレザーで身を固めたコンパニオンも華を添えていました。
14時からはAPSの新製品発表会と、APSによる顕彰が発表されました。
主な新製品は以下のとおり。
ACP602/608 BLACK HORNET
ACP605 BUMBLEBEE
ACP607 SCORPION
上記はACP601のカスタムモデルとなります。
ASR120 BEAST
流行りのベリーショートバレル&ストックレスのAR
CAM870 MULTICAM
CAM870の水転写プリントモデル
CAM870 MARINE
シルバーフィニッシュのCAM870
CAM870 SAI
SAIとのコラボモデル
SMAW MK II
水ロケットを弾体に組み込んだSMAWロケットランチャーモデル
最後は、スピードシューティングマッチとローディングチャレンジの表彰式です。
優勝者には1500香港ドル(24,000円)が贈られ、2位1000香港ドル、3位500香港ドルがそれぞれ贈呈されていました。
アジアの中でもエアガンメーカーとしての実績を着実に積み重ねているAPS。
これからも要注目です!
[amazonjs asin=”4398278370″ locale=”JP” title=”まっぷる 香港 マカオ (まっぷるマガジン)”]