以前の記事、米海兵隊の標準ライフルがM16A4からM4カービンへ正式に置換されるに引き続き、FBI(米連邦捜査局)も時期正式採用ピストルのリプレイスが行われるようです。
■FBI returns to 9mm rounds, once shunned as ineffective
FBI当局の公式発表によると、現行の.40SW弾を使用するGlockから9mm口径のピストルに置換されることになり、2016年度までに13,000名の捜査官の手に渡るよう、新たなピストルの購入が決定したようです。
理由は、.40SW弾を使用する現行のGlock22 (フルサイズ版)とGlock23 (コンパクト版)よりも、コスト面、耐久性、威力の異なる弾薬選択が可能などの面において9x19mm弾のほうがより任務に汎用性があると判断されたため。
次期制式拳銃に関する提案依頼書には、銃身長やマガジン装弾数が改訂されています。
・クラス1 コンパクトピストル:銃身長3.75~4.25インチ マガジン装弾数14発以上 ナイトサイト搭載
・クラス2 フルサイズピストル:銃身長4.26~5.20インチ マガジン装弾数16発以上 ナイトサイト搭載
・クラス1に準ずる非致死性トレーニングガン:未可動タイプと Simunition のようなペイント弾が使用できる可動タイプの二種類
・クラス1&2用の交換部品
8,500万ドル(=約102億円)もの費用をかけて行われるリプレイス、銃器メーカーもなかなか落ち着いてはいられません。
引用元:http://news.militaryblog.jp/e709730.html
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