早いもので今年ももう10月。2015年は残り2か月ちょっとしかありません。
そこで今回は、1月に開催されたSHOTSHOW2015の会場で見かけたカスタムARをまとめてみました。
今さらかよ!といわれそうですが、1月の時点では「これカッコいい! アリだな!」とか思っていたのに、その後の音沙汰がさっぱり・・・というモデルがあったりします。
また、今この時期であればエアガンで再現できそうなものもあるので、10か月ほどの後追い企画ということでいかがでしょうか。その分、SHOTSHOWリポートでは使用しなかった未公開写真を多めでお送りします!
HK MR556
MAGPULブースにあったMR556(HK416の北米向け民間版)。
ガイズリーのハンドガードにMOE SLのグリップ+ストック、MBUS-PROサイト、ダットはCOMP M4というシンプルなカスタムです。
アチラでは異様に高価なことで知られるMR556ですが、日本なら電動ガンで、ほぼこの仕様を再現できそうですね。
AAC MPW
AACのコンプリートARが300ブラックアウト仕様のMPW。
一般的な16インチバレルから所持に制限がある8インチバレルまで、いくつかのバリエーションを揃えています。
2015年に展示されたのはオリジナルのKey-Modハンドガードがポイント。
本来雪だるま型のKey-Modホールが涙滴型になっていますが、Key-Modとしての互換性はちゃんと確保しているのだとか。
なお、このハンドガードはまだ市販していないようです。中の人は「ショーモデルではないよ」と言ってましたが・・・。
LMT LM8MWS(16インチ)
ハンドガード一体型アッパーを装備する7.62mm仕様のAR。ほぼ同仕様のLM7はイギリス軍に「L129A1」として採用されています。
この時展示されたのはシンプルな細身のハンドガードを装備した最新のLM8でした。
7.62mmのARはあまりモデル化されていないので、ぜひ電動ガンで欲しいところですね。
こちらはちょっと変わった刻印のモデル。
未確認で申し訳無いのですが、もしかしたらミリタリーやLE向けのモデルなのでしょうか。よく見るとMSNナンバーも彫り込まれています。
ARMALITE M-15 13″ 3-GUN RIFLE
13インチという微妙なレングスのマッチ用AR。
フルアジャスタブルの固定ストックやコンペハイダー、シルバーバレルなど、競技向けのパーツがデフォルトで装着されています。
ARMALITE M-15 P6
こちらは6インチバレルのピストルモデル。ストックではなくアームブレースが付いています。
果たしてこのバレル長でまともに集弾するのか謎ですが、ARのピストルモデルはアチラで根強い人気があるそうです。
WARSPORTS INDUSTRIES LVOA-C
人気のLVOAのショートモデル。
やはりストックではなくアームブレース装備なので、分類上はピストルということに。バレルを含めた全体的な精度には自信があるためか、このサイズでライフルスコープを装着しています。
他ではあまり見ない組み合わせなので、エアガンで再現したらちょっとおもしろいかもしれません。
なお、LVOAは民間用のセミオートレシーバーにもフルオートのマーキングが入っていました(ハッタリ?)。
PWS MK212
フルCNC加工のアッパー・ロワー備えるMK.2シリーズのコンプリートARで、バレル長は12.75インチ。写真は上がライフルで下がピストルバージョン。
ツルッとしたKey-Modハンドガードはもちろん、独特なデザインのMK.2レシーバーが特徴です。
Lancer Systems L15
マッチガンで知られるランサーですが、最近ではタクティカルモデルもラインナップしています。
写真のL15は大型マグウェルやチューブタイプのハンドガードといったマッチガン要素に加え、FABディフェンスのマガジンストックなどで仕上げてありました。上部レイルまでオプション扱いという潔い仕様です。
STAG ARMS Model3T/3G
民間ARの雄、STAG ARMSの新製品。
特徴的なハンドガードはKey-ModやM-LOKではありませんが、軽くて握り心地のいいものでした。
BUSHMASTER XM15 Tactical Carbine
レミントングループの一角を占めるブッシュマスターは、さまざまなタイプのARをラインナップしています。
このXM15はタクティカルシリーズの1つで、細身のハンドガード(15インチ)+16インチバレルという仕様。ハヤリのスタイルをしっかり押さえていますね。
Christensen Arms VTAC-15
フルカーボンのKey-Modハンドガードを備えたタクティカルモデルがVTAC-15。文字どおりVIKING TACTICALとのコラボモデルになります。
レシーバーは上下とも7075CNC、コンピュータによる削り出し加工と職人による手作業を組み合わせた超高級ライフル!
なお、このほどリリースされた市販版とはストックなどが違っています。
LWRC M6 IC-PDW
ガスピストンの高級ARクローンとして知られるLWRCが発表したPDWモデル。モノリスティックアッパー+ガスピストンシステムはそのままに、ショートバッファーや8.5インチバレルで小型化を図っています。
昨今、目にする機会が増えたワイヤーストックですが、劇的にショート化できるので今後も採用例は増えていくと思われます。
今回紹介したARを見ると、いずれもオプションレイルに対応した細身のハンドガードを備えているのが分かります。数年前は民間モデルなのに4面レイルというハンドガードが主流でしたが、実際に使うには軽い方がいいということなのでしょうか。
また、MAGPUL製のパーツを装着したモデルが多かったのも印象に残りました。
特にグリップ(MOE-SLやK2)とアイアンサイト(MBUS-PRO)は、申し合わせたかのように各社のデモガンが装着していて・・・。
もし最新の民間ARを目指してカスタムするのであれば、このあたりを意識しておくと、かなりそれっぽくなると思います。
まぁ、その前にフルオートシアピンのないセミオートロワーが発売されないかなーと常々思っているのですがw
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