サバゲでよく見かける電動ガンといえば「M4」と「AK」。
実銃でも世界の2大アサルトライフルといわれるほど数多く使われ、写真もよく目にします。
サバゲはミリタリー要素が多く、そういったスタイルでゲームをしている人も多いでしょう。となると、実際のミリタリーシーンではM4やAKがどんな感じで使われているのか気になりませんか?
そこで今回は「ミリタリーっぽく雰囲気あるカスタマイズ」というテーマで画像を探してみました。
いつものように「これが絶対!」とはいいませんが、実際の使用状況を参考にカスタムやオプションパーツを盛れば、リアリティのある仕上がりになると思います。
M4カービンの場合
まず、M4カービンとは米軍仕様のAR(AR-15)のこと。
基本的に14.5インチのブルバレルと伸縮式ストックを装備し、動作はセミオート/フルオート(一部3バースト)。5.56mm×45弾を使用します。
アメリカの民間市場では16インチバレル以下のライフルは所持に制限があるので、14.5インチの時点で民間では所持できないARなのです(所持は不可能ではありません)。
まずは米軍での基本ともいえる組み合わせがこんな感じでしょうか。
RASと呼ばれるレイルハンドガードに三角サイト、光学機器はトリジコンのACOG、ナイツ製のフォアグリップとレイルカバーを装着。リアサイトはARMS製のものをよく見かけます。
グリップはA2グリップ、ストックは6ポジションのものがお約束。レーザーデバイス(AN/PEQ-15)やライト(シュアファイヤなど)を装着している画像もよく見ます。
米軍ではM4に装着してもいいアクセサリは決まっており、各自が好き勝手なものを取り付けることはできません。
MAGPULのCTRストックの装着画像を見かけるのは、使用可能なアクセサリに含まれているからです。
なお、皆さん大好きであろうこういったカスタムARはミリタリーでは(たぶん)使われていません。
例えばKey-Modハンドガードは薄いので、米軍が定める強度を満たしていないという話を聞きます(対抗するM-LOKは米軍の規格を通るとか)。
最新のM4はめちゃくちゃ太いブルバレルになっているなど、強度や耐久性はかなり意識しているようです。
とにかく一般部隊のM4であれば、RAS付きのM4にACOGを乗せるだけでほぼ再現できるでしょう・・・あれ、意外に簡単かも?
また、特殊部隊ではそれこそさまざまにカスタマイズされたM4を使っているようで、最近ではHK416などもありますね。
こちらは紹介していくとキリがないので今回は割愛します。
なお、海兵隊のM16A4も似たような感じでOK。
ACOG、フォアグリップ(マガジンに近い位置につけるとそれっぽい)、レイルカバーが鉄板。ただ、バックアップリアサイトはあまり見かけず、キャリングハンドルをハンドガードの側面や下面にくっつけていることが多々あります。レーザーデバイスは陸軍とは違うタイプになります。
オペレーターや民間のタクティカル風であればカスタマイズの幅は広がります。
写真のように16インチバレルであれば民間っぽさが発揮されます。ハンドガードやストックは、それこそ何でもOKです。
本来はセミオートレシーバーの方がいいのですが、電動ガンでは(たぶん)モデル化されていないのでそこは諦めましょう。
AKシリーズの場合
AKで正規軍というとロシアなど旧東欧圏になり、装備などを揃えるのはちょっと苦労します。
しかし、世界中で使われているAKシリーズだけに、どんなスタイルでもNGということはありません。
少々極端ですがこれもアリといえばアリ。ただ、カスタマイズ要素はほとんどありません。
西側風の装備に合わせるのもいいですね。
むしろこの組み合わせの方がイメージしやすく、ゲームでも使いやすいかもしれません。このパターンであればカスタマイズもできます。
最近ではAK用のストックやハンドガードを見かけるので、M4ほどではありませんがいろいろカスタムできるようになっています。
やはりミリタリーだけでなく民間市場でも広く普及しているAR(M4)の方がカスタマイズの幅が広く、どんなスタイルにも合わせられます。
一方のAKはノーマルを基本としつつ、一部のタクティカルユースでカスタムされているというイメージがあります。
サバゲでは特にこだわらなくても十分楽しめますが、どうせならストーリーの見えるカスタム+スタイルでこだわってゲームするのもおもしろいと思います。
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