本日より東京ビッグサイトにて開催される「第55回 全日本模型ホビーショー」。
東京マルイの気になる新作は速報でお知らせしましたが、今回はその新製品をちょっと詳しく紹介します。
両モデルとも気になっている人は多いのではないでしょうか?
次世代電動ガン HK416C CUSTOM ver.
次世代電動ガンの中でもずば抜けて人気の高いHK416に新しくショートバージョンが加わります。一般的なM4/AR系でありつつも、ショートバッファーを使用してスライドストック化されたHK416Cです。
ロワーのマーキングもHK416Cになっていました。
他にもスライドストック収納時のガタつきを抑えるリングが新設。
416系ならではのアンビセフティ/セレクターを装備しています。
スライドストックは3ポジション。
コンパクトなのに金属性なので意外と重さを感じます。
パッドプレートは小型ですが、肩付けの安定感は悪くありません。
416Cの最大の特徴が2way給電方式。
一般的な外付けのPEQなどにバッテリーを入れる場合はエジェクションポート側のサイドレイルが一部取り外せ、ここからケーブルを引き出せます。
HK416は一体型のハンドガードなので、このトラップドアは便利そうです。
そしてもう1つの給電方式がバッテリー収納式マガジン。
ミニバッテリーをマガジン内に収めるという新しい方式で、装弾数はリアルカウントの30発!
「マガジンの数だけバッテリーが要る!」
「接触端子の耐久性は?」
「ダンプポーチ内でショートしないの?」
などの疑問もありますが、サバゲではなくご家庭でイジって弄ぶ派にはうれしい機能ですね。
なお、給電経路の切り替えスイッチなどはありません。もし仮に外付けとマガジンの両方でつないでも、並列扱いになるのでトラブルは起きないようになっているそうです。
グリップはTDタイプ。
416DEVGRUと同じ握りやすいグリップです。
フラッシュハイダーは4プラグタイプ。
ショートバレルの416Cはマズルブラストがものすごいので、このような消炎特性に優れたフラッシュハイダーが装着されています。
なお、発売は2016年になってからということだそうです。
キャリーケースやバックパックにすっぽり収まるコンパクトな次世代416なので「これいいかも!」という人も多いと思います。
ハイサイクル電動ガン M4 PATRIOT HC
もう1つの新作もコンパクトなM4/AR系のパトリオットでした。
某映画で話題となったタイプとは違い、バッファーチューブのないピストルバージョンです。
グリップはTDタイプ。
トリガーガードもカスタムタイプが装着されていました。
コッキングレバーはここに。
左右両方に同型のものが設けられています。
HOP調節はここを引いてエジェクションポートを開閉させて行います。
大きめのフラッシュハイダーはアルミ切削によるもの。
アウターバレルもアルミ製。
ハンドガードがやや膨らんでいるのは、ここにミニバッテリーがすっぽり収まるからです。
コッキングレバーの新設によって従来のチャージングハンドルはありません。
スマートなカバーがついています。
ロワー後端にはスイベルも設けられています。
F/Rサイトはフリップアップ式。
コンパクトなだけでなく、たたんだ状態でもサイティングが可能。
オプションのドラムマガジンも発売予定!
同梱は190連タイプのショートマガジンですが、ハイサイクルの火力を活かすのであればこの1,200連ドラムマガジンはいかがでしょうか。
左右それぞれ600発+600発の左右独立式。
電池不要のゼンマイ方式で、左右それぞれにゼンマイがあります。
底部にある切り替えレバー。
矢印を回転させて左右それぞれからの給弾を選べます。
写真のタテの位置はどちらからも送られない安全装置的なポジションです。
このM4 PATRIOT HCも発売予定は2016年の早い時期とのこと。
ハイサイクル電動ガンといえばビギナー向きというイメージもありますが、セミオートのレスポンスがいいので、ベテランが使っても十分満足できる仕上がりになっているはずです。
先日、秋葉原で開催された東京マルイフェスティバルや静岡ホビーショーで発表された新製品もいくつか紹介しましょう。
M870 ウッドストックタイプ
上部レイルなし+フロントビーズサイトという「一般的なM870」をモデルアップしたもの。ウッドは塗装で非常に仕上げの良いものでした。
民間装備やゾンビ映画風な終末装備には最適な一丁です!
コンパクト電動ガン MP7A1 TAN COLOR ver,
単なるカラバリではなく、電動ハンドガン用のマイクロバッテリー用変換アダプタが付属します。
ガスブローバックハンドガン M9
まもなく発売される米軍仕様のM9。
ガスブローバックハンドガン GLOCK34
こちらは年内発売くらい?といわれるG34。
サイトラインの長いロングスライドで、最近ちょくちょくミリフォトに登場している注目のモデルです。
ガスブローバック M4A1 MWS
そろそろ涼しい時期にさしかかり、発売時期が心配されるガスブロM4。今回のバージョンは秋葉原でお披露目された新機構「Zシステム」を搭載した最終版とのこと。
電動ショットガン AA-12
こちらも話題の3発同時発射の電動ショットガンAA-12。
ガスブロM4と同じく年内には出すとのことですが、おそらくガスブロM4のあとになるのではないかと思われます。
今回はスリングスイベルがついていましたよ!
リアはバットプレートのすぐ上の位置に。
フロントはフロントサイトのポストに。
電動ガンも実銃もかなり重量のあるモデルなので、可搬性のいい上面に位置しているのでしょう。
もう1つ。AA-12のカスタムパーツが!
完全に試作品だそうですが、遠くない将来、こんな純正オプションパーツがリリースされるかも?
これでフォアグリップもライトもダットサイトも盛り放題だ!
他にも電動ガンからハンドガンまで全ラインナップが展示され、手に取って見られるものも多数ありました。
新製品を見に行くついでに、気になる既存品をチェックするのもいいですね。
東京マルイのブースは入り口を入ってすぐ左折して進んだ先にあります。
この週末の土日開催なので、気になる人はビッグサイトまでぜひ足を運んでみてください。
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