本日9月5日(土)と明日6日(日)に、秋葉原のベルサールで開催されている「東京マルイフェスティバル」。
期待の新製品であるM4ガスブロやAA-12が見られる、撃てる!というイベント。
その初日5日の様子をご覧下さい!
ガスブローバック M4A1 MWS
発売が待ち遠しいガスブロM4ですが、ついにリリース予定とのこと。
今回の話題は内部機構で「Z SYSTEM」というボルトキャッチ破損防止機構が発表されました。写真で見るとこんな感じ。
マガジンのフォロワーで押し上げられたボルトキャッチによってホールドオープンしますが、この時各パーツがショックアブソーバーのように動作して衝撃を吸収します。ボルトキャッチレバーとボルトの先端部は機構上噛み合っていません。
従来のガスブロARはボルトキャッチが摩耗しやすかったため、この機構によって大幅な耐久性アップが達成できたとか。
なお、激しいリコイルショックは健在。
この写真のようにいくら撮ってもブレてしまいますw
ボルトキャリアは分割タイプ。
不完全閉鎖でもテイクダウンでき、キャリアキーの部分は衝撃吸収のためスライドするそうです。
動作のキモとなるボルトキャリアだけに、相当入念な設計になっています。
ロワーレシーバー内部。
確実な動作と耐久性を優先させたため、オリジナル形状のハンマーやフルオートシア。金属製ボルトを受け止めるZ SYSTEMの動作パーツは厚みがあります。
なお、可変HOPの調整はテイクダウンして行う方式に変更されていました。
セラコート仕上げのレシーバー。
ロワーの刻印(コルトディフェンス)はレーザーではなく打刻によるものです。
パッケージはもうできてる?
残念ながらパーッケージ案の1つで決定したものではないのだとか。
一本モノのアウターバレルに入るインナーバレルは300mm前後あるとのこと。
気温による初速変化のあるガスブロで300mmの長さのインナーバレルということは、1発あたりのガス消費量が極めて少ない低燃費なユニットなのではないでしょうか?
うーむ、気になる!
「もうちょっとで発売します! 今回展示したモデルはほぼ製品版です」という言葉を信じれば、間もなくリリースの発表があるはず・・・。
価格は5~6万円くらいになるとのことでした。
電動ショットガン AA-12
発売タイミングはガスブロM4A1とほぼ同じ、どちらを先に出すかはまだ未定・・・という電動ショットガンAA-12。
今までにない多弾発射の電動ショットガンです。
独特の外観は先のホビーショーで発表されたものとほぼ同じ。
クリアモデルを見ると、ほんのちょっと違いがありました!
それはこのFETユニット!
AA-12には標準でFET基板が搭載されますが、こんなデザインになるそうです。
表面の文字をよく見ると「QUAD 2×2 FET CIRCUIT」と・・・。
そう、4石FETなのです!
もし破損しても暴走しないようになっているそうです。
FET搭載時に懸念される暴走トラブルが回避できるわけですね!
なお、このイベントの目玉であるAA-12は実射レンジもあり!
試射してみたところ10mちょい先まで3発のカタマリで直進、そこからフワッと広がって17m先のマンターゲットを面で当たるような印象でした(やや強めにHOPをかけたセッティング)。
初速はやや低めに感じましたが、これは自主規制的なものでしょうか?
90連のボックスマガジンはあっという間に撃ち尽くしてしまいます。
ドラムマガジンは現在開発中とのことでした。
ガスブローバック GLOCK34
今回のサプライズ新製品がこのGLOCK34。9mm仕様のロングスライドですが、単なるロングモデルではありません!
カスタムタイプのスライドストップレバー!
マグチェンジの操作性がアップします。
ロングマガジンキャッチボタンも装備。
ほんのわずかですが飛び出し量が増したタイプです。
リアサイトはアジャスタブルタイプを搭載。
長いサイトラインもあり、狙いやすい仕上がりになっていました。
あまり見慣れないロングスライドですが、最近のタクティカルシーンでチラホラ見かけるので要チェックなモデルになりそうです。
ガスショットガン M870 ウッドストックタイプ
好評のガスM870に木製ストックタイプが追加!
高品質な木目塗装は一見して本物のウッドに見えます。
そして単なるカラバリじゃありません。
ウッド仕様のフォアエンドは、じっくり見ても木製にしか見えない見事なペイント仕上げ。デザインもしっかり変えてきています。
そしてレイルのないフラットなレシーバー!
好みはありますが、やはりショットガンといえばこれではないでしょうか!
他にもシルバーメッキのチャンバーカバーなど「シンプルでベーシックなショットガン」を再現しています。
内部のメカニズムは定評あるM870Tacticalと同じなので動作面でも安心でしょう。
ガスブローバック U.S.M9
待望のM9が間もなく発売。可変HOP、デコッキング機構など最新のメカニズムが味わえる「米軍のベレッタ」です。
ただ、マガジンボトムは写真のようにフィンガーレスト付きのもの。米軍で使用しているM9はフィンガーレストのない板底マガジンなので、そこだけ何とかならないでしょうか?
製作中サンプル品
HK・USP(フルサイズ)とHK45Tactical。
特にサイレンサー装着可能なHK45は人気が出そう。
実射性能が高いUSPコンパクトのフルサイズバージョンであるUSPも期待が高まります。
LED PRO LIGHT
200ルーメンという明るさが特徴のプロライト。
明るいウエポンライトが全国のショップで手軽に買えるようになります。
既存の全機種もずらっと展示。
気になる機種があったら、ぜひ手に取ってじっくり見てみましょう!
開場直後はこの混雑!
一番人気は「AA-12の実射レンジ」でした。やはり気になるし撃ってみたいですよね!
なお、会場内にひそかにあった告知。
あくまで予定ですが、新作が発表されるそうですよ!
こんな感じで会場内で話題の新製品を中心に紹介してみました。
なお、このイベントは明日6日も開催されますので、気になる方はぜひ訪れてみてください!
■東京マルイフェスティバル
開催日:9月5日(土) 6日(日)
開催時間:10:00~17:00
場所:ベルサール秋葉原 1F
東京都千代田区外神田3-12-8
※JR「秋葉原駅」電気街口から徒歩4分
入場料:無料
主催:東京マルイ
[amazonjs asin=”B0108NZIU0″ locale=”JP” title=”月刊 Arms MAGAZINE (アームズマガジン) 2015年10月号”]