週末にサバゲに行きたいけど丸1日は予定が空いていない…。
高ストレス社会をサバイバルし続ける現代人に贈る、
サバゲに行けなくてもストレスを発散できそうな
オススメ映画紹介コーナー!
1本目は、トム・ハーディが名優ゲイリー・オールドマンと共演するサスペンス・ミステリー『チャイルド44 森に消えた子供たち』です。
【あらすじ】
1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たちの変死体が次々と発見される。年齢は9歳から14歳、全裸で胃は摘出され、山間にもかかわらず死因は溺死。だが、“殺人は国家が掲げる思想に反する”ため、すべて事故として処理される。秘密警察の捜査官レオは親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出す。捜査が進むほどに、国家に行く手を阻まれ、さらに、愛する妻にも不当な容疑が。真実が容易に歪められるこの国で、レオは真犯人に辿り着けるのか──?
[youtube]https://youtu.be/rRVma_dCeGI[/youtube]
「このミステリーがすごい!」2009年版海外編第1位に輝いたトム・ロブ・スミスの『チャイルド44』が原作。スターリン独裁政権下のソ連の内幕を暴いた原作本は、ロシアで発禁処分を受けたそうです。製作リドリー・スコット、メガホンを取ったのは『デンジャラス・ラン』で監督を務めたダニエル・エスピノーサです。
ちなみに、トム・ハーディは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から3週連続で主演映画が公開! 凄いですね。
公開日:2015年7月3日(金)
公式サイト:http://child44.gaga.ne.jp/
2本目は、大ヒットした『アベンジャーズ』(2012年)の続編
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』です!
【あらすじ】
絶対絶命のアベンジャーズに残された最後の武器―それは、「愛する人を守りたい」という熱い思いだけ…。アイアンマンこと“戦う実業家”トニー・スタークが開発した<ウルトロン計画>――それは、人工知能による完璧な平和維持システム。しかし、進化と増殖を続けるウルトロンが選択した“究極の平和”とは、地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消することだった…。世界中の都市を襲う人類滅亡の脅威に、最強チーム“アベンジャーズ”が再び結集。絶体絶命の彼らに残された最後の武器は、「愛する人を守りたい」という熱い思いだけ…。
[youtube]https://youtu.be/e4D1Tisy6ls[/youtube]
公開7週間で世界歴代興行収入ランキング第5位にランクインするなど、全世界で大ヒットしている『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』がようやく日本公開! 待ちくたびれたという人も多いんじゃないでしょうか。
新たなヒーローとして双子の姉弟であるスカーレット・ウィッチとクイックシルバーが参戦します。監督・脚本は前作と同じくジョス・ウェドン。前作同様各キャラクターに見せ場がある王道な展開のようなので、これは期待が高まります!
公開日:2015年7月4日(土)
公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers.html
3本目は、スキー・バカンスにやってきた家族がある事件をきっかけに家庭崩壊の危機を迎えるという『フレンチアルプスで起きたこと』です。
【あらすじ】
陽光きらめくフレンチアルプスで、家族4人の楽しいバカンス…
のはずが、家庭崩壊の危機!?
フランスの高級リゾートにスキー・バカンスにやってきたスウェーデン人一家。
スマートなビジネスマンのトマス、美しい妻エバ、愛らしい娘のヴェラと息子のハリー。普段仕事に忙しいトマスは、たまに取った休暇で高級リゾートを奮発し、ここぞとばかり家族サービスに精を出す。バカンス2日目。たっぷりとスキーを楽しみ、陽が輝く絶景のテラスレストランで昼食をとっている最中、いきなり爆発音が鳴り響き、彼らの目の前の斜面で雪崩が発生する。それはスキー場の安全確保のため、人工的に起こした雪崩であった。トマスや他のスキー客たちは、ダイナミックな光景に面白がってカメラを向けるが、エバは何かがおかしいことに気づく。果たして、雪崩は予想外に勢いを増し、テラスめがけて向かってきた。
真っ白な雪の煙がだんだんと晴れていく。幸い大事には至らず、人々は再び笑いと活気を取り戻すが、雪崩の瞬間、トマスが見せた“期待はずれの行動”は、エバと子供たちを大いにガッカリさせ、家族の間の空気がぎくしゃくし始める。エバは雪崩が起きた時のトマスの行動を問いただすが、トマスはエバと異なる主張を繰り広げ、次第に夫婦仲にも暗雲が立ちこめてくる。今までの結婚生活に疑問を抱きはじめるエバ、反抗的な態度をみせる子供たち。そして「理想のパパ」の座を取り戻そうと必死にあがくトマス。
バカンスは5日間。残された時間の中で、バラバラになった家族の心は、再びひとつに戻る事ができるのか─?
[youtube]https://youtu.be/DgnGXc_3mao[/youtube]
2014年のカンヌ国際映画祭で絶賛されたという本作。絵に描いたように理想的な家族だったはずが、父親の見せたある行動が大きな波紋を巻き起こします。予告編を見ればわかることなので書いてしまいますが、どうやら家族を置いて逃げ出した模様です(笑)
監督は「予期せぬ事態に人がどう行動するのか」について以前から興味があり、それでこの映画を作ったとのこと。なんでも「ハイジャックや船の沈没といった大惨事の後に多くの生存者カップルは離婚している」なんて研究結果もあるそうです。いざという時にカッコ良く振る舞える人なんてそんなにいないですよね。
公開日:2015年7月4日(土)
公式サイト:http://www.magichour.co.jp/turist/
4本目は、60年代のインドネシアで行われた大虐殺を、被害者の側から描いたドキュメンタリー『ルック・オブ・サイレンス』です。
【あらすじ】
虐殺で兄を失った青年は、自ら加害者に会い、その罪を直接問いかけた。
静かな衝撃の中に、50年間沈黙を強いられた母と子の想いが溢れ出す――。
虐殺で兄が殺害された後、その弟として誕生した青年アディ。彼の老いた母は、加害者たちが今も権力者として同じ村に暮らしているため、半世紀もの間、亡き我が子への想いを胸の奥に封じ込め、アディにも多くを語らずにいた。2003年、アディはジョシュア・オッペンハイマー監督が撮影した、加害者たちへのインタビュー映像を目にし、彼らが兄を殺した様子を誇らしげに語るさまに、強い衝撃を受ける。
「殺された兄や、今も怯えながら暮らす母のため、彼らに罪を認めさせたい―――」 そう願い続けたアディは、2012年に監督に再会すると、自ら加害者のもとを訪れることを提案。しかし、今も権力者である加害者たちに、被害者家族が正面から対峙することはあまりに危険だ。眼鏡技師として働くアディは、加害者たちに「無料の視力検査」を行いながら、徐々にその罪に迫る。加害者たちの言葉から浮かび上がるのは、“責任なき悪”のメカニズム。さらには、母も知らなかった事実が明らかにされてゆくのだった。半世紀もの間、恐怖によって“沈黙”を強いられてきた被害者たちの想いが、いま溢れ出す…。
[youtube]https://youtu.be/IUchqC8dutM[/youtube]
昨年日本でも公開された『アクト・オブ・キリング』は虐殺の実行者たちに過去の殺人を再現させるという前代未聞のドキュメンタリーでしたが、そのメガホンを取ったジョシュア・オッペンハイマー監督が、今度は被害者の側から加害者を見つめます。
「兄を、息子を殺した加害者は、今も同じ村の権力者であり、知人であり、時にはごく近い親戚でもある」という状況は想像を絶するものがあります。
公開日:2015年7月4日(土)
公式サイト:http://www.los-movie.com/
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