夏場のサバゲって本当に暑いですよね。
当然といえば当然なのですが、気温が高い中をフル装備で走り回るとトンデモなく汗をかきます。
さばなびでは何度か熱中症対策の記事を書いていますが、今回は暑さを和らげて快適にすごせる高機能シャツを紹介します。
そもそも高機能シャツとは、汗をかいてもすぐ乾く、薄手で伸縮性のあるスポーツ用のシャツ。元々はサーフィン用のラッシュガードが原型といわれています。最近では中高生の部活やアマチュアスポーツでも広く普及していますね。
有名な製品はアンダーアーマー、SKINSあたりですが、他にも多くのスポーツ用品メーカーから発売されています。
ちなみに、サバゲで使うにはちょっとキツめでピタッと密着する「コンプレッションタイプ」のアンダーシャツがオススメ。肌に密着している方が効率よく汗を発散できるからです。
ただし、涼しいからといってこのシャツだけでサバゲをやるのはやめておきましょう。
肌が圧縮されているので、BB弾が当たると赤いアザになって素肌以上のダメージを受けてしまいます。
今回は高機能シャツの「なんか涼しい!」という感覚を計測して数値化してみました。
撮影にはiPhone用のサーマルカメラ「FLIR ONE」を使用してシャツ表面の温度を計測。モデルは気温27度の屋外を10分ほど歩きまわった直後の状態です。
まずこれが通常のコットン製のTシャツ。
細身のシルエットで七分袖。
胸部中央の表面温度は31.2度となり、中はやや汗ばんでいる状態。オレンジ色の部分はどこもほぼ30度あると思ってください。
次にアンダーアーマーのヒートギアに着替えて1分後の状態。
コンプレッションほどキツくはないシルエットの半袖です。
同じく胸部中央の表面温度は29.8度。
わずかに温度が低いのは、汗の吸収・発散による気化熱で温度が下がったためで、これが「涼しい」と感じる理由です。
なお、全体的に紫色の部分が多い点も表面温度が低くなっている証拠といえます。
数値にしたらわずかな温度差ですが、このまま時間が経つほど表面温度は下がります。つまり、朝からずっとこのシャツを着てゲームをしていれば、消耗する体力もかなり違ってくるわけです。
そして抗菌・防臭機能もあるので汗臭くなったりすることもなく、本当に暑い時は、背中などにバシャバシャ水をかけると超快適。しかもあっという間に乾きます。
これは↑やり過ぎですがw
ハッキリいってサバゲだけで使うのはもったいなく、夏場は日常生活でもガンガン使いたいほど便利で快適です。
ただし注意点もあります。
とにかく素肌以上に汗を発散させるので、サバゲなど炎天下で動きまわると脱水症状になることも。何しろかいた汗を片っ端から、半ば強制的に吸い上げて発散させるのです。いうまでもありませんがこまめに水分を補給しましょう。
コットン製のTシャツは肌触りがよく着やすいですが、いったん汗を吸い込むとなかなか乾きません。筆者は季節を問わず、この手の高機能シャツを日常から愛用していてもう手放せなくなっています。
「もう使っているよ!」という人も多いと思いますが、もしまだ未経験の人は、夏に備えて今から導入してみてはいかがでしょうか。
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