サバゲでは皆さんグローブしていますよね?
フィールドではいろいろなタイプを見かけますが、そのほとんどはスマホのタッチパネルに未対応。ゲーム中にスマホをイジるわけではありませんが、スタート前に写真を撮ったりはしたいもの。
でも、いちいちグローブを外して写真を撮って、そしてまた装着して・・・というのはちょっと面倒です。
「そんな写真は撮らないよ」という人でも、もし愛用のグローブがスマホ対応であれば、フィールドにスマホを持ち込んでしまうのでは?
今回紹介するのは「導電糸」といい、これを介するとスマホのタッチパネルが操作できるようになります。
しかし、単なる糸でどうやって・・・?
はい、針と糸でグローブの人差し指あたりにステッチを入れればいいのです!
不器用な人でも、それこそテキトーに縫い付けるだけでスマホ対応グローブができてしまいますよ。
今回ベースにするのはMechanixのORIGINALグローブ。
装着感や使い心地は文句のない一品ですが、スマホの操作はできません。
ラインナップには「ORIGINAL TOUCH」というタッチパネル対応モデルもありますが、どうせなら今使ってる「なじんだグローブ」に手を入れてみましょう。
これが導電糸。
細糸と太糸がありますが、今回試した限りでは細糸の方が使いやすいと感じました。
太糸はタコ糸くらいの太さがあるので、普通の縫い針には通りません。
一方の細糸は太めのミシン糸くらいの太さです。
使用する道具はこのくらい。
縫い針と糸切鋏は必須ですが、もし革製のグローブに縫い付ける場合は指ぬきが必要になります(今回は使いませんでした)。
ではさっそく縫い縫いしていきましょう!
とりあえず最初は「並縫い」で人差し指の腹のあたりをジグザグに針を進めました。
技術のある人であれば「本返し縫い」の方がよさそうです。
ちなみに、指先を縫う時の小ワザがこれ。
グローブの縫う指の中に「太めのペン」などを差し込んでおきましょう。
間違って指の甲側まで一緒に縫いつけてしまうことを防げます。
かなり大雑把ですがだいたいできました!
タテ→ヨコと十字に縫いましたが、もっと適当にナナメとかでも良かったかもしれません。
とりあえず完成!
かなりクセのついた糸だったので、ひと針ひと針じっくり縫い付けていかないと失敗しやすいかも?
ついでなので、もう片手の人差し指にも縫い付けてみました。
こちらは趣向を変えてぐちゃぐちゃと適当にお団子状態です。
まぁ、この方が糸が切れにくい・・・かも?
とりあえず両指ともにテストしてみると・・・
はい、問題なく反応してスマホが操作できました!
カメラのシャッターだって普通に押せます。
左右を比べるとこんな感じになりました
いくつか試してみたところ、
「右手人差し指」の
「できるだけ先端付近」に
「団子状に縫い付ける」のがベスト
と感じました。
よく考えたらスマホのタッチパネルを操作する時は、指の腹ではなく先っぽで操作しますよね。これを意識していれば、かなりテキトーに縫っても何とかなります。
作業時間は5分ほど、かかる費用も500円くらい・・・これで愛用のグローブがスマホ対応になるとしたら、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
これでゲーム中でも撮影できます! メールがきても返信できます!
ぜひお試しを。
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