今回のIWA2015リポートは、旧東側諸国のライフルメーカーをまとめてみました。
もちろん、中心となるのはAKシリーズ・・・のはずだったのですが、民間向けのIWAのためかそれほどなかったという・・・。
その代わり、それなりに興味深いものを撮ってきました!
ぜひどうぞ!
KALASHNIKOV
ロシアの一大武器メーカーのカラシニコフグループ。
イズマッシュやバイカルといったブランドを持ち、幅広いラインナップを展開しています。
SAIGA9/SAIGA-MK
民間用のAKはすべてSAIGAブランドになっています。
上は9mm×19仕様のピストルカービン、下は7.62×39mm仕様。どちらもセミオートモデルです。
SAIGA08/SAIGA04
上は5.45×39mmで10発マガジン、下は5.56×45mm仕様で16連マガジン。
各国の弾丸に対応した幅広いラインナップが特徴になっています。
SAIGA410/SAIGA20K
上段は410ショットシェル、下段は20Gのセミオートショットガン。
これらも同じくSAIGAのファミリーネームでまとめられています。
ハンティングライフル各種
これらはBaikal(バイカル)ブランドのライフル。7.62×39mmや7.62×51mmなど多くの弾頭に対応したバリエーションがありました。
REPEATING AIR RIFLE MP-514K
まるでSFガンのようなプリチャージ式のエアライフル。4.5mm弾対応で装弾数は8または10発。重さは2.8kgと意外とズッシリしています。
この外装の電動ガンとかぜひほしいと思いました。
NORINCO
中国きっての兵器メーカーがNORINCO。
小火器だけでなく野砲や装甲車両、艦船やミサイルまで製造する総合兵器メーカーです。
LR4 7.62mm
7.62×51mmを撃ち出すボルトアクションスナイパーライフル。
樹脂製ストックに上面レイルなど流行りの要素をしっかり盛り込んでいます。
NPS1897/NSJS12
おぉ、ウィンチェスタータイプのレピーターショットガン!
短いレシーバーや飛び出るボルトもそのまんま再現しています。
下はブローニングあたりをモチーフにした縦二連ショットガンのようです。
NSG-50/NCSLR5
両方とも50口径のアンチマテリアルライフル。弾丸は12.7×108mmでボルトアクションです。
当たり前ですが信じられないくらい重かったです。
ハンドガン各種
なんかどこかで見たことあるようなデザインのハンドガンが・・・
CSA(CZECH SMALL ARMS)
vz61(スコーピオン)とvz58(AK系)を多数ラインナップするCSA。
主要モデルは数種類ですが、対応弾薬が多くバリエーションは豊富です。
Sa vz61(9mm)
9mmのゴム弾専用のvz61。
訓練用あるいは暴徒鎮圧用で、外観は9×18mmや380ACP仕様とほぼ変わりません。写真のようなシースルーの樹脂マガジンが標準で装着されています。
Sa vz61(7.65mm)
こちらはトラディショナルな7.65mm仕様。
写真は30連の樹脂マガジンですが、オプションで見慣れた20連スチールマガジンも用意されているそうです。
Sa vz58シリーズ
チェコ製AKことvz58のバリエーションもいっぱい。
vz58はAKシリーズというよりは、独自構造で弾丸だけ同じでほとんど別の銃といえます(マガジンさえ違うとか・・・)。
通常のセミオートモデルに加え、手動のボルトアクションも用意しています。
Sa vz58 SPORTER COMPACT
なんかスカスカなvz58・・・ではなく、単にレシーバーカバーを外してあるだけ。
AKとは違うガスピストンやボルトの形状がよく分かりますね。
使用弾薬は7.62×39mmです。
今回、KALASHNIKOVやNORINCOは去年とほとんど同じラインナップでしたが、チェコのvz58を初めて見られました。実際に手にとってみると、シルエットだけAKで中身はまったく別物だと実感しました。
いやー、AKの世界は奥が深すぎます。
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