つい先日既成概念をぶっこわす、クレイジーな乗り物まとめでご紹介したこの「DTV Shredder」が日本上陸しました!一家に一台、気軽に乗り回す時代がやってきた!?以下詳細です。
2009年にデトロイトで開催された軍用車両カンファレンスで発表されて以来、オフロード用の一人乗りキャタピラ車として注目されてきた『DTV Shredder』が、いよいよ日本に上陸した。『DTV Shredder』はセグウェイをワイルドにしたような、あるいはスノーモービルを立ち乗り式にしたような、はたまた戦車を小型にしたようなユニークな乗り物だ。キャタピラ式であるため、あらゆるオフロードで乗りこなせるという。一度乗ったら、やみつきになる可能性は高い。
■ あらゆるオフロードを乗りこなす
『DTV Shredder』は、オフロードであれば険しい山道でも、雪上でも、砂の上でも力強く走る一人乗り用の“スポーツ車”という位置づけだ。立った姿勢でバランスを取りながらワイルドに乗りこなすのがスタイルである。
ハンドルが付いたスタンド部分を畳めば、車のトランクにも入るコンパクトさで、レジャーに持ち運ぶことも可能だ。それこそ山や海、砂丘など、オフロードを楽しめる環境があればどこでも楽しめそうだ。
開発はカナダのメーカーBPG WERKSで、軍事用にも開発が進められており、無人用も開発されているという。また、『DTV Shredder』はレジャーやスポーツだけでなく、災害時の瓦礫のなかでも機動力を発揮できるため、荷台などを牽引することで、救出や救援物資の運搬用としても利用できる。
搭載エンジンは196ccで4ストロークの14馬力。最高速度は時速40km。ハンドルは折りたためるが、重量が125kgあるので、一人では車に乗せることは困難だろう。ちなみに『DTV Shredder』は公道は走れないので注意が必要だ。ただし、災害時は例外が認められるらしい。
■ 日本での販売も好調
2014年にBPG WERKS社の日本での総代理店となったトライクファクトリージャパン(http://www.scooter.co.jp)によれば、2015年から『DTV Shredder』の日本での販売を開始している。しかし、2014年モデルは既に完売し、次回入荷予定は2月20日頃になるという人気振りだ。また、日本では、日本仕様を販売しているということなので、デザインやスペックには注意が必要だ。
『DTV Shredder』でオフロードを走ることが新しいスポーツとなりそうな気配だが、ワイルド過ぎる乗り物なので、くれぐれも安全には注意してほしいところだ。