【新フィールドレビュー】名古屋駅から25分+α!愛知県瀬戸市の屋外市街地フィールド「C・R・A」に行ってきた!

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2015年1月10日にオープンした愛知県瀬戸市屋外市街地フィールド「C・R・A」(Combat Ready Aichi)さん。
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愛知県瀬戸市といえば、「瀬戸物」という言葉があるように陶器が有名な街であり、2005年に開催された国際博覧会「愛・地球博」が開催された場所の1つです。
東海エリア外の人に説明するなら、名古屋駅から地下鉄(名古屋市営地下鉄東山線)で30分以内でいける立地にあります。

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地デジの中継局がフィールドの目印!

これまで愛知県では、一定のサバゲー人口はあったものの、屋外の有料フィールドとなると隣県の岐阜や静岡まで行く必要がありました。

東京の人が千葉や埼玉にサバゲーに行ったり、大阪の人が奈良や京都にサバゲーをしに行っているようなイメージが近いかもしれません。

そんな中、もっと気軽に、なんの気兼ねもなく野外でサバゲーを楽しめる環境を提供したいと思い、作ったのが今回紹介する「C・R・A」さんです。
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フィールドは最大50対50の対戦も可能な市街地フィールド。
適正人数に関しては40対40といったところでしょうか。
地形は平坦で、バリケードも多いので、初心者でも遊びやすいフィールドと言えます。
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基本コンセプトは、「どんな遊び方でも提供できる自由でフレンドリーなフィールド」。
実際、フィールドの設営時には総勢70人ものボランティアが集まり、それぞれの職能や知識を活かして手伝ってくれたそうです。

フィールドの細かな仕様やゲームをする上での細かな配慮、メンテナンス面でのバックアップなどに関しては、中京地区でエアガンのカスタムやサバゲーフィールドのプロデュースを手がけるGUN SMITH GOEMONさんに依頼。GOEMONさんは今後フィールドに常駐し、来場者のちょっとしたエアガントラブルの対応をしてくれたり、エアガン選びやカスタムの相談にものってくれるとか!
これは初心者は安心してあそびにいけるニクイ心遣いですね!

随所に遊びココロが溢れるフィールド

フィールドの大きな特徴としては、大小さまざまな構造物やバリケードの数々。
特に注目ポイントとなるのは、セーフティを背にして入り口側から見て左側にある、大きな2つの構造物。

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セーフティ側にある1つめの構造物

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奥側にある2つめの構造物

いずれも2層式の建物で、1F内部は住居風に仕上げられつつ、CQBを想定した凝った作りになっていました。

CQB要素も取り込まれている

CQB要素も取り込まれている

奥側にある構造物の内部

奥側にある構造物の内部

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少人数で貸し切った時なら、ここだけ使って特殊部隊VS武装組織を想定したゲームも楽しめそうな雰囲気。

他にも、市街地を想定していることもあり、フィールド内にはクルマの修理工場風の建物や、ガンショップ風の建物などもあります。

クルマの修理工場風構造物の内部

クルマの修理工場風構造物の内部

そしてクラッシュしたクルマやバイクが随所に配置されていて、非日常感をしっかりと味わえます。
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フィールドのセンター付近には小高い丘と、その麓には川を見立てた溝もあります。

センター付近の丘&砦

センター付近の丘&砦

川を見立てた溝には橋もかけられている

川を見立てた溝には橋もかけられている

センター付近に設置されている橋

センター付近に設置されている橋

1層式の建物の内部も単に四角に囲うだけでなく、内部にも衝立を作ることで、一筋縄では攻略できないニクいけど、楽しそうな作りになっています。そして建造物は簡単に移動できるそうですので、ちょこちょこ配置を変えることで何度行っても楽しめるフィールドに!
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他にも遊び心のある小物も多数ありました!

たこつぼ!

たこつぼ!

自家製人力車!

自家製人力車!

配置されているクルマもカギがかかっていないのでバリケードとしても使用可能

配置されているクルマもカギがかかっていないのでバリケードとしても使用可能

周囲に民家がない立地なので、夜戦もワイワイと思いっきり楽しめるそうです。

セーフティも充実かつ快適!
まだまだオープンしたばかりで整備中の箇所もありますが、随所に参加者の利便性を考慮した設備がありました。
その中でも特に目を引いたのが、無風状態で使用できる最大100mのシューティングレンジ。

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ほぼ無風状態で使用できる100mのシューティングレンジ

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一部整備中で、現在は80mですが、これだけの長さがあるシューティングレンジは滅多にお目にかかれません。ちなみに吹雪の日に、このレンジの中だけ雪が垂直に落ちたそうです。野外なのに完全無風をきちんと確認しているそうですよ!
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複数のレーンがあるので、定例会での弾速チェックもスムーズでしょう。

また、女性の参加者が増えつつあることも考慮して、男女別のトイレと、女性用更衣室を完備。

男子禁制の女子更衣室&トイレ

男子禁制の女子更衣室&トイレ

ご丁寧にこんな看板も!ちなみに奥を見るとしれっとクレイモアがww

ご丁寧にこんな看板も!ちなみに奥を見るとしれっとクレイモアがww

1から4まで番号が振られた4つの屋根付きセーフティがあります。
定例会などなら、グループごとにセーフティを分けたり、初心者の人をかためて交流ができるような配慮をしているとか。
人数が増えれば、増設も可能だそうです。
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駐車場は現段階で50台近く止められます。
今後、第二、第三駐車場も完備予定で、完成の暁には最大100台以上止められるようになるといいます。
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今後はさらにエアガンのカスタムショップもオープン予定。

カスタムショップの予定地

カスタムショップの予定地

そんな感じでとっても魅力的なC・R・Aさんなのです。
ちなみに取材中にお話を伺っていて、ナイスアイディア!と思ったのが、定例会でのゾンビ行為対策。

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ゾンビ退治の際に出動する特殊部隊専用車(笑)。自走可能

各フィールド、およびゲームの主催者の悩みの種だと思いますが、C・R・Aさんではゾンビ行為をリアルに「ゾンビ」と考えて対処するとのこと。
ゾンビはゾンビだから「死ぬまで撃つ!」「文句を言ってもゾンビに言葉は通じない」。そういう認識のもと、あまりにゾンビが大量発生した時には、「特殊部隊が来て一斉射撃で殲滅させます!」と、定例会開始前にアナウンス。
茶目っ気のあるこの対応もあってか、未だ特殊部隊の出動はないそうです。

「ゾンビが死ぬまで撃つことをやめない」特殊部隊の皆さん(笑)

「ゾンビが死ぬまで撃つことをやめない」特殊部隊の皆さん(笑)

ゾンビ行為をめぐっては、どうしてもピリピリした空気になることも時にはありますが、こうした世界観を壊さないウイットに富んだ注意の仕方は素敵!

気をつけよう!という意識を芽生えさせますし、仮にゾンビ行為を目の当たりにしても「あの人はゾンビだから仕方ない」と思えば、自然と口元もほころんできます。

今後さらに、フィールドの作り込みを進めて行くそうですよ。現在も定例会などでは茶番劇などが自然発生して盛り上がったり、イベント終了後にはナーフで遊んだり、お客さんもスタッフもかなりノリがいいフィールドです。これからもなるべく多くの人に遊んでもらえて、愛されるフィールドを目指して行きたいとのことでした。

今回の取材でお世話になったCRAのスタッフの皆さん

今回の取材でお世話になったCRAのスタッフの皆さん

協力:「C・R・A」(Combat Ready Aichi)関係者の皆さん

フィールド:「C・R・A」(Combat Ready Aichi)
所在地:愛知県瀬戸市南菱野町503
URL:http://combat-ready-aichi.com
〈利用料金〉
定例会(9:00〜15:00/18:00〜24:00):男性:3,000円/女性:2,000円
貸切:平日10名まで/30,000円※10名以上は1人追加ごとに3,000円
土曜20名まで/60,000円※20名以上は1人追加ごとに3,000円
*その他詳細はURLをご確認ください
〈アクセス〉
お車をご利用の方

  • 東名高速自動車道 名古屋ICから約5km 約20分
  • 東海環状自動車道 瀬戸赤津ICから約6.3km 約30分
  • 第二環状自動車道 引山ICから約6.2km 約30分
  • 名古屋瀬戸道路  長久手ICから約2.8km 約10分

公共交通機関をご利用の方

  • 藤が丘駅より瀬戸駅前 岩作経由で 山の田 停留所 より徒歩5分
  • 瀬戸駅より藤が丘駅経由で 山の田 停留所 より徒歩5分

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横須賀 敦史

1978年生まれ。酒(ウィスキー&ラム)とプロレスとバカ映画をこよなく愛す中年男子。サバゲーでは、ついつい前に出たくなり、わりとソッコーでヒットされてしまうのであまり戦力にならない。記者歴は丸13年(2014年現在)で、撮影と執筆担当。取材に行くのが三度の飯と同じくらい好き。学生時代は戦場カメラマンになりたかったが、「サバゲーを撮る」という、とっても安全かつピースフルな形で夢を叶えた。

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