先日の第一弾をご覧になったさばなび読者の中には「そんなの知ってるし、つーかすでに持ってるし」なんていう方もいらっしゃるのでは?まだまだあります、ミリタリーウォッチまとめ第二弾お届けします!
【VICTORINOX】
アウトドア好きの人にはマストアイテム、ツールナイフの超有名ブランド「VICTORINOX(ビクトリノックス)」。十字マークのロゴを見ればピンとくる方も多いはず。実は1989年から時計事業に進出しており2002年から「ビクトリノックス・スイスアーミー」ブランドとして世界的に展開。写真は最初に発表した「オリジナル」シリーズが20年ぶりにリニューアル、軍の4つのフィールドを代表するユニークなカラーコンセプトが特徴です。
→VICTRORINOX JAPAN
【VOSTOK】
アメリカ・スイスが主流のミリタリーウォッチですが、はい!来ましたロシアメイド。安価なミリタリー風腕時計やダイバーズウォッチを得意とする「VOSTOK(ボストーク)」。「コマンダスキー」(写真上)が圧倒的に有名ですが、ヨーロッパ向け「VOSTOK EUROPE」(写真下)のこのごついフォルムと重量感もすばらしいですね。寒冷地のパリダカともいえるEXPEDITION TROPHY(16900kmを14日間で制覇するラリー)の公式モデルにも採用され極限の地でも耐えられるよう設計されてきているというさすがのロシア仕様。
→ボストーク公式サイト(英語/ロシア語)
→ボストークヨーロッパ公式サイト
【ORIS】
日付を専用の針で示す『ポインターデイト』や1000m防水のダイバーズウォッチ、大型のりゅうずを採用した『ビッグクラウン』(写真)など、他社とは異なったデザイン・技術を用いた製品を多数有する「ORIS(オリス)」。モータースポーツやダイビング、航空、ミュージシャンなどさまざまなパートナーシップ(提携)による製品づくりにも力を注いでいる。創業当時から腕時計専門という珍しいスイスの企業。
→ORIS公式ウェブサイト
【FORTIS】
ラテン語で「強い」を意味するスイスの時計メーカー「FORTIS(フォルティス)」。装飾性を排した実用的なデザインに特徴で、ミール宇宙ステーション計画の宇宙飛行士標準装備器具に認定され、大気圏外で着用が許されているのはオメガ社のスピードマスター・プロフェッショナルと同社の時計のみという本物の実績あり!写真は「BS-42 コスモノート デイデイト」。
→フォルティス公式サイト
【TUTIMA】
主に軍用のクロノグラフを作っているドイツのメーカー「TUTIMA(チュチマ)」。現在でもNATO軍やドイツ空軍の基本装備品として採用されています。ミリタリーウォッチの原点と言える「フリーガ・クロノグラフ」をはじめとしてスイスと肩を並べる技術を有する老舗ブランド。写真はミリタリーラインの「ミリタリークロノグラフ T」。
→TUTIMA公式サイト
【Laco】
1920年代創業のドイツのブランド「LACO(ラコ)」。このシンプルさ!厳しい品質管理のもとパイロット向けに作られたのが始まりで、現在は手巻き時計・自動巻き時計でも大成功。パイロット・ネイビー・ヴィンテージ・スクワードなど多彩なラインナップ。
→LACO公式サイト
【MARVIN】
1850年創業と歴史は古いものの、本格的な日本上陸は2009年というまだ若いスイスブランド「MARVIN(マーヴィン)」。120年間で700万本を生産、革命家チェ・ゲバラも愛用し、彼の父親にも時計を贈り、現在はそれがチェ・ゲバラ博物館に収められているのだとか。写真は「マーヴィン ローブ」シリーズ。
→MARVIN公式サイト
【 CWC (Cabot Watch Company)】
1972年創業、イギリスのH.M.Forcesと30年にわたり契約を交わしている「CWC (Cabot Watch Company, カボットウォッチカンパニー)」。写真はイギリス兵士の実話を描いた「マーヴェリック・ワン」の作者デイビッド・ブラックリー推薦の時計、「ローヤルマリーンズ SBS ダイバーズウォッチ」。その他にもパイロット・サービス、ダイバーズのラインもあり。
→cwcwatch.com
【SQUALE】
珍しいイタリア・ミラノ発のブランド「SQUALE(スクワーレ)」。世界初の1000mダイバーズ・ウォッチを開発したのを皮切りに、その堅牢製をミリタリーが見逃す筈も無く、イタリア空軍、イタリア海軍、パラシュート部隊にも供給していた実績はダイバーズ・ウォッチのパイオニア。伝説のダイバー、ジャック・マイヨールが1970年伊豆半島沖で76mを記録した時につけていたのもこの会社のもの。どちらも英語ですが商品一覧はこちらのサイトから見れます。
→squale.ch
→squale.de
【MATWATCHES】
フランス語で陸・海・空(MER, AIR, TERRE)の頭文字を取った「MATWATCHES(マットウォッチズ)」。納入先はSWAT、大統領SP、フランス空軍、地雷・爆弾処理班(!)など、エクストリームな環境に身を置くプロを満足させています。黒を基調としたソリッドなデザイン。いいですねー。
→matwatches.com(フランス語)
第二弾のラインナップもそれぞれのポリシーを感じる優秀作品ばかり。なんと奥深い世界・・・でもまだまだ終わりませんよ、第三弾につづく!