【エアガンカスタム】5分でできる!クリプテックっぽい?お手軽迷彩塗装のススメ!【オリジナルペイント】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
いつ頃からでしょうか。黄土色のアクセサリーパーツや塗装を見かけるようになったのは。
最初は違和感バリバリでしたが、今ではすっかりおなじみ、というかむしろ黒一色のライフルに違和感を感じることも・・・。

AR系などポリマーパーツが普及した昨今、素材の成型色で色を表現できますが、それでもオリジナル塗装のカッコよさは惹かれますね!
現地で応急的に仕上げたものや、そこそこの手間をかけてそれっぽく塗ったものなど。

というわけで今回は、筆者がよく行っている簡易迷彩の方法を紹介します。
簡易というくらいなので手間がかからず仕上がりもまぁまぁ。ここ数年よく見かけるクリプテックっぽい仕上がりです。
興味がある人はぜひ挑戦してみてください!

素材はMFTのバトルリンク・ミニマリストストック。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
サンドカラーのものを使うので、下地塗装はいりません。
このままスプレーを吹いちゃいますよ。

使用資材
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
下地処理(脱脂)用のパーツクリーナーとウェス。
マスキングテープは塗りたくないところをカバーします。
そしてスプレー缶。模型用のラッカー系が使いやすいでしょう。
最後にメッシュスカーフの切れ端か100均の洗濯ネット。
クリプテック風塗装にはこれが必須です。

まず最初にマスキング
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
今回はバットプレート部を黒いまま残したかったので、マスキングテープとガムテープで覆っておきました。
裏を塗る時にひっくり返す場合は、このテープ部を持つとラクですよ。

脱脂作業は念入りに。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
パーツクリーナーやシンナーを染み込ませた布で表面を拭き取りましょう。
いうまでもありませんが、拭いた面は素手で触らないよう注意して下さい。

使うスプレーはこれ(タミヤカラーの場合)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
好みもありますが、この3色があればとりあえずそれっぽく仕上がるはず。
下地のサフェーサーや仕上げのフラットコートは不要です。

では、スプレーしていきます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
最初はオリーブドラブ2でグリーンの太い線を入れます。
あまり深く考えず、ナナメの線をズビっと入れていく感覚でいいでしょう。この色は濃い目に吹きますが、スプレー缶を近めの位置(20cmくらい)でさっと動かして、表面で塗料が垂れないように注意して下さい。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
この段階のイメージ。だいたいこんな感じでOK。ちょっとテカって見えますが、完全に乾燥すればツヤは収まります。
また、この段階でオリーブドラブと同様に木甲板色を吹いておいても構いません。

お次はメッシュスカーフを被せましょう。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
くぼみの部分が浮きやすいので、シワを入れるようにして密着させます。
そうしたら今度は木甲板色を、先に塗ったオリーブドラブを挟むように細く、そして薄く吹きます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
かなり白っぽい色合いなのでびっくりしますが大丈夫。オリーブドラブを塗りつぶしてしまわないよう注意して下さい。
吹いて数分で乾燥するので今度はダークアースをスプレー。全体的にムラムラになるよう粗く、色の固まりを置くように吹きます。
ある程度塗れたら、ひっくり返して反対側も同様に。

垂直面も忘れずに塗りましょう。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
左右の面からオリーブドラブのラインが続くように意識するとキレイに仕上がります。
コツは「まだもうちょっと塗っていない部分がある」状態でやめること。

最終調整。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ネットを外して、全体にうすーくダークアースを吹いて色味を整えます。
この時注意しないと、全体がダークアース一色になってしまうので、本当に軽く、離れた位置からシュ、シュッ!とかすかにスプレーして下さい。
ここで塗り過ぎたら台ナシですよ!

これで数分待って乾いたら完成!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
マスキングテープをはがせばできあがりです。
完全に乾くとツヤも落ち着いて色味も揃っているはず。塗った直後は「あれ?」というケースも多いですが、そこでアセって補修せず、とりあえず乾くまで待ってみましょう。

電動ガンにつけてみました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ほうほう、これは予想以上にいい感じに!
一見してクリプテックパターンに見えますよね?

で、構えてポーズをキメてみました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
特にARのストックは細身ながら目立つので、いいアクセントになります。

資材さえ揃えば作業時間は5分ほど。サバゲ当日のセフティの片すみでもできてしまうレベルです。
もし失敗したり気に入らなければ、パーツクリーナーやシンナーで拭き取ればほぼリカバリー可能。完全に除去するのはムリですが、どうせまた塗り直しちゃうのなら問題ありませんよね。

皆さんも意外と簡単にできるメッシュを使ったスプレー塗装、ぜひお試し下さい。

[amazonjs asin=”B00R95B9NG” locale=”JP” title=”SHENKEL(シェンケル)ネックスカーフ マンドレイク”]

乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

投稿者記事

  1. 【実銃ネタ】ハンドガードが溶けるほど撃ち込みたい! AR15は何発で燃えるのか?

    2018-01-26

  2. 【実銃ネタ】ナイツのSR-15 E3 MOD2は新しいガスブロックを装備していた!【マニア向け】

    2018-01-25

  3. 【実銃ネタ】Crye Precisionのショットガン「SIX12」の公式ムービーがシュールすぎてネタにしか見えない件。

    2018-01-24

  4. 【Youtube】60秒で分かるアクション映画! 「エイリアン2」編が見事にまとまっている件。

    2018-01-12

関連記事

  1. 小ネタから裏話まで!「ジャンクハンター吉田のアクション映画再評価」~エディ・マーフィ編その3

    2015-05-24

  2. 【連載】サバゲ復帰への道Part.1 10年前に使っていた電動ガンとサバゲ装備を発掘してみる

    2017-09-04

  3. 小ネタから裏話まで!「ジャンクハンター吉田のアクション映画再評価」~シルヴェスター・スタローン編 その2

    2015-07-31

  4. 【連載】もと女性自衛官アヤベの「ここだけの話」その13~犬以下だったわたしたち?

    2015-07-22





RSS さばなび

アーカイブ

ページ上部へ戻る