SHOTShow®2015会場内には数多くの銃器類が展示されていますが、今回はワタクシ乾が気になったショットガンをまとめてみました。中にはエアガン化されているものもありますが、その多くはモデル化されていません。
とりあえず、面白そうなものをピックアップしてみたので、アナタも「これは!」というものをチェックしてみてはいかがでしょうか。
Remington MCS
レミントンのタクティカルショットガン、R870 MCAのブリーチャーバージョン。東京マルイがモデル化していますが、これは細部がかなり違いました。
実銃でも製造時期によってアチコチ細部が変更されているそうなので、これはこれでOKらしいです。
Remington M870・R870シリーズ
ポンプアクションショットガンの代表格といえるM870には、多くのバリエーションがあります。民間バージョン(M870)からLEモデル(R870)まで多数あり、バレル長、素材や表面仕上げ、各部の素材などが相違点。
ことあるごとに記念モデルもリリースされるため、そのバリエーションは膨大です。
MOSSBERG M500/M590 FLEX
M870シリーズと双璧をなすのがモスバーグのM500、またはM590です。今回メインで展示されたのは「FLEXシリーズ」。
これはグリップ・ストック・フォアエンドが簡単に交換できるというモデルで、使用状況に合わせて自由に組み替えができるそうです。
Night Hawk Custom
タクティカルユースにおいて高い人気を誇るナイトホークカスタムのショットガン。
基本はM870かM500をベースにMagpul製パーツを組み込んだものですが、内部パーツの調整やチューンナップもバッチリ。
フォアエンドを引いてコッキングするだけで、ヌルっと滑らかに動く圧倒的なクオリティを体感できます。
ダークグレイ系のカスタムペイントもかっこいいですね。
CRYE SIX12
昨年のこの会場で突如として発表されたクライのショットガン。
ブルパップレイアウトのリボルビングショットガンで、写真はスタンドアロンタイプ。リロードはシリンダーごと外して交換する仕様です。
一部パーツの組み換えによってアンダーバレルショットガンとしての運用も可能。
シリンダーは3インチマグナム対応で通常のスラッグショットやバックショットも撃てるそうですが、市販化は未定だとか。
SRM ARMS 1212/1216
SRMがリリースするシリンダーマガジンを装備するセミオートショットガン。
写真上の1212は12ゲージの3発✕4列、下の1216は同じく12ゲージの4発✕4列。リロードはマガジン交換式でワンタッチというもの。
圧倒的な面制圧能力がウリだそうですよ。
DP-12 Double Barreled Pump Shotgun
開催2日めのまとめでも紹介したポンプアクション式のダブルバレルショットガンで、チューブマガジンの装弾数は8発✕2列。
近未来的なボディは厚みがあって大柄なので、エアガン化したら電動メカボックスでもスッポリ入りそうです。
今回展示されていたのはブラックモデルだけでしたが、DEやFGなども追加されるかもしれません。
UTS15
前回のSHOTShowでも展示されたトルコ製のUTS15。
7発×2列マガジンのポンプアクションでグリップやセフティがAR準拠なのがポイントでしょうか。
パルスライフルっぽいデザインが好評のようです。
BERETTA 1300シリーズ
ショットガンの名門、ベレッタの最新セミオートモデルが1300シリーズ。特徴は何といっても圧倒的な軽さで、sショートバレルモデルの重さは2kg台。手に取るとエアガンかと思うほどでした。
そして単に軽いだけでなくリコイル軽減機構もあるので反動もマイルドだとか。実写性能もピカイチといわれています。
Perazzi SET OF 4
4丁で2000〜4000万円という、ペラッチの超高級ショットガンのセット。
貴族な方々がオーダーして、従者に持たせてハンティングを行うためのショットガンです。機関部全面に入った精緻なエングレービングはもちろん、トリガーシステムも特徴的。サイドバイサイドでもホリゾンタルでも1トリガーで撃ち分けることができます。
SAIGA 3Gun Competition Shotgun
イズマッシュのサイガを競技用にチューニングしたショットガン。軽さとリコイル制御に特化したカスタマイズですね。
ボックスマガジン式のサイガは3ガンマッチなどで徐々にユーザーが増えているそうです。
Chiappa TRIPLE CROWN
こちらも速報でお伝えした3バレルの中折れ式ショットガン。
機構は1トリガーで順次発火させるのだとか。
サイドバイサイドの軽さにプラスワンの装弾数を加えた、イイトコどりのハイブリッドモデルといえます。
マズルにはチョークがつくので、スキーやトラップ、クレーにも対応できます。
日本の実銃オーナーの間でも人気出るんじゃないでしょうか。
こんなかんじで、会場内でちょっと気になったショットガンをまとめてみました。
アチラではショットガンは手軽に使える実用性の高い銃器という認識があり、それだけにイロイロなモデルがラインナップされているんだなーと思った次第です。
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