今回のSHOT Show®2015で、最も注目されていたメーカーの1つがWAR SPORT INDUSTRIES。
繊細な加工による精密なARを作るメーカーで、主要シリーズは「LVOA」。最近ではクリス・コスタが使っている写真をよく見かけます。CQBサイズのバレルでも異様に集弾するらしく、ロングスコープを装着した写真が多いですね。
そして今回がShotShow初出展、というか大手のショーで公開されること自体初だとか。アメリカでも実際に展示されるのか?この目で見られるかも?と大きな期待が集まっていたわけです。
LVOA-S
LVOAといえばこれ!めり込みマズルスタイル。バレルは11.75インチでハンドガードはそれにピッタリ合わせたサイズになっています。
表面処理はフォリエッジグリーンのセラコート、しかも赤外線特性のあるステルス仕様!
これが特徴的なマズル部です。
オリジナルのTOP HAT COMPと呼ばれるマズルデバイスを装備し(最近はバトルコンプじゃありません!)、発射ガスをハンドガード内側に叩きつけてリコイルを打ち消します。同時に、ハンドガード内側に吹き抜けたガスでヤケドしないよう、先端付近のクーリングホールが塞がれているのがポイント(遮熱板ではなく穴自体が空いていない)。
TOP HAT COMPには吹き戻し防止用のリングがあり、ヨコから見るとシルクハットのようなシルエットになっています。
サイトはマグプルのMBUS-PROでした。
ステルス仕様のセラコートはカッサカサのつや消し。
NVで見た時に少しでも目立たないようグリーンにしているそうです。
あ、よく見るとアンビセレクターは60度タイプが装着されていますね。
ちなみに、コンプリートガンの値段は3300ドルほどするらしいですよ。
LVOA-SP
バレルは上記のLVOA-Sと同じですが、ストックがショートバッファーになったピストルバージョン。
SIGのSB-15アームブレースによってかなりコンパクトになっています。
GPR-E
LVOAとは違う一般的なバレル+ハンドガードのAR。ただし、各部のパーツや仕上げはLVOAとほぼ同じクオリティだそうです。
価格は若干お安くなって1750ドル前後。
TOP HAT COMPとは違うGP COMP。
全周にガスポートが開いており、リコイル制御に優れるそうです。
レシーバーの刻印はこれ。
ロービジのセラコートではなく、ハードアナダイズド仕上げです。
「LVOA、みんな注目よ!」
このおねえさんがいろいろと詳しく説明してくれて、私イヌイはLVOAについてすごく詳しくなりました。ありがとうございます。
エアガン好きとしては大注目のカスタムARなので、どこかからばっちり再現されたライセンスモデルが出てほしいですね。
そういえば、KRYTACが正規ライセンスをゲットしたという話はどうなったのかな?
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