iPhone5から採用されたLightning(ライトニング)コネクタですが、指す方向も間違えることもなく、スムーズに抜き差しできる事から、使い勝手は非常に向上しました。
しかし、そのLightningケーブルですが、非常に壊れやすい事でも有名です。
故障の原因が単純に「Apple社純正ではないから」と思いがちではありますが、実際の所では純正品を利用した場合でも、長期間もつ物とそうでない物が報告されています。
今回はiPhoneやiPadで採用されているLightningケーブルについて「正常に使用出来て、頑丈で壊れにくい長期間使える」物の選び方を紹介します。サバゲーで1日外出する時など、充電ケーブルは必須ですよね!
【純正品と非純正品、認証品を知る】
Lightningケーブルには、大きく分けて以下の3種類存在します。
●Apple社の製品に同梱される、または純正アクセサリとして販売されている商品
●Apple社以外の会社から販売されている商品
●Apple社以外の会社から販売されている、かつ認証プログラムに沿った公認の商品
上記から分かると思いますが、Apple社が販売している物の他に「公認」「非公認」のケーブルが存在しています。
それはApple社の認証精度「Made for iPhone/iPad(MFi)」のライセンスプログラムに基づいて認証されたか、そうでないか表します。
※このマークがMFi。認証商品はパッケージには必ず表記されています。
【MFiの有無で何が違うの?】
MFiで認証されたLightningケーブルは、Appleが定めた性能基準を満たしている事から充電や同期などが正常に利用可能であることを保証するマークであり、信頼性が高く安心して使用する事ができます。
安い物でも1,000円前後、またはそれ以上の値段で販売されています。
[amazonjs asin=”B00K4VQZCM” locale=”JP” title=”【Apple認証 (Made for iPhone取得)】 Anker ライトニングUSBケーブル iPhone / iPad / iPod用 コンパクト端子 (ホワイト 0.9m)”]※MFi記載のLightningケーブル例
一方、MFiのないLightningケーブルの場合は警告メッセージが出る、正常に充電・同期ができないなどの問題が生じる場合があります。
また、正常に充電や同期が出来ている場合でもデバイス・ソフトウェア・アップデートにより利用不可になる事もあります。
しかし、比較的安価に購入することが可能です。
※MFiの記載がないLightningケーブルを挿入した際に表示される警告例
[amazonjs asin=”B00BHR5SFW” locale=”JP” title=”HanyeTech製 Lightning USBケーブル iOS8.1.1対応 iPhone6 iPhone6 Plus iPhone5 ipad mini ipad4 ipod iPodnano7 iPadAir iPad5など同期・充電対応【品質志向】”]※MFi非記載のLightningケーブル例
MFiの有無で商品を比較しても、見た目こと大きな違いはありませんが価格に差があるのが分かります。
MFiの方はライセンス料金も含まれていると思いますが、ただ高いだけでなく内部ケーブルの素材の違い等も値段に関係している場合があります。
高品質なケーブルの場合は素材が腐食しにくい、断線しにくいなど、長期間の使用に適しています。
【MFiだからと言って安心するのはまだ早い】
MFiはあくまでも動作に関しての保証マークであり、物理的な保証ではない為、Lightningケーブルを購入する際は、商品の売りや個性に着目する必要があります。
[amazonjs asin=”B00OUO8TJQ” locale=”JP” title=”Apple認証 MFi取得 超高耐久タイプ ライトニングケーブル 1M (100cm) iPhone6/6 Plus/5/5S/5C ライトニング USBケーブル Made for iPhone取得 lightning iOS8 ios8.1 充電 コード 充電器”]こちらのLightningケーブルの様に「超高耐久」または「耐断線」「タフネス」など、断線を防止するような設計のケーブルがあります。
[amazonjs asin=”B009SYZ8OC” locale=”JP” title=”Amazonベーシック Apple認証 (Made for iPhone取得) iPhone5、5c、5s、6、6PLUS用 ライトニングUSBケーブル 約90cm ブラック”]商品名にその様な記載が無くても、AmazonベーシックのMFi Lightningケーブルの場合は「ケーブルは太く、品質も良好」とのレビューや口コミもあります。
【使い方を見直す】
いくらタフネスなLightningケーブルを入手したとしても使用方法が今まで通りでは、まだ安心できません。使用方法を見直しましょう。
故障の原因の多くは「充電中の利用」だそうです。
充電中に利用する場合は、何らかの拍子にケーブルを引っ張ってしまうなど負荷をかけてしまいます。そうすると、ケーブル内部やヘッド部分とケーブル部分の繋ぎ目の断線原因に繋がりやすくなります。
回避方法としては、可能な限り充電しながらの操作を避ける、またはケーブルを引っ張らない程度のゆとりのある長さのLightningケーブルを使用する事です。
【まとめ】
値段や使用方法、頻度に関しても様々なので「コレがオススメ」というLightningケーブルの紹介は非常に難しいです。そこで、2通りの考え方を説明します。
●安心安全で、長期間使いたい人は!
MFiの表記があり「高品質」「耐断線」「金メッキピン採用」などが明記された物を選ぶ。持ち歩く場合が多い方は「絡み防止」や用途に応じたケーブルの長さを確かめて最適な物を選びましょう。
また、充電アダプタに関しても純正アダプタまたは信頼性が高く評判の良い物を利用する事で安心して長期間使用できます。●低コストを選ぶ人は!
MFiは高くて手が出せない…という方は激安ケーブルを使い捨てレベルで使用するという考えもあります。最近では100円ショップにて充電対応ケーブルが販売されていたり、Amazonでも100円以下で購入できる物もあります。断線する前提で数本購入してもMFiより安く済む場合もあります。
また、ミルスペックなガチガチのケースなどを装着している場合、充電コネクタ部分のヘッドが干渉してささらない恐れがありますので、本体のLightningコネクタ周辺のゆとりの確認、ヘッド大きさに関して表記がないかの確認をするなど注意が必要です。
上記を踏まえて、ご自身にあったLightningケーブルを探してみてはいかがでしょうか?
【注意】MFiの無いケーブルを利用する事で何らかの不具合、または本体が故障する事がある様です。筆者としては可能な限りMFiのケーブルをオススメいたします。
純正を謳っているケーブル、MFiを模倣しているケーブルも存在する可能性がありますので、Apple社公式の「Lightningコネクタアクセサリの偽装品または模倣品を識別する」を確認するのも一つの手ですね。
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