数多の才能が現れ、しのぎを削る芸能界はさながら「サバイバルフィールド」。そんな場所に身ひとつで勝負する猛者たちに話を聞く！ 第１回はプライベートでサバイバルゲームをたしなむ高木あずさちゃん。タレントのかたわら、アイドル活動も始めた彼女の“サバイバル術”とは？
弟の影響でサバゲーに目覚めた“ブラコン”の姉
「2人弟がいるんですけど、一番下の弟が小さいころからミリタリーが大好きで。今高校生なんですけど、ずっと『やろう』と誘われていたので、姉弟そろって始めたのが3年前です。すごく仲が良いんですよ。家の中では常に一緒にいるくらい」
そんな堅い絆から、以前から弟さんの影響で“プロモデラー”としても名を馳せていたあずさちゃんだけに、サバゲーに“ドハマり”するのにそう時間はかからなかったとか。
「本格的に始めたのは3年くらい前ですかね。（言い出しっぺの）弟は、自室が『武器庫か！』と思うくらいいっぱい装備を持っているんですよ。で、友だちをぞろぞろ連れてきて、武器商人ばりに貸し与えるんです。私もその輪に加わって、弟から武器を借りて参戦します。そしてお姉ちゃんの責任として、クルマを出してあげるんですよ」
主な活躍フィールドは千葉県。最初は借りてばかりいたものの、レンタル装備だけでは物足りなくなる。なにせ、顔と肌はタレントにとって命なのだから！
「装備品にはこだわるようになりましたね。とくに顔に傷が付くとマネージャーさんに怒られるので、フルフェイスのガスマスクタイプをしています。あと指に被弾するとめちゃくちゃ痛いじゃないですか。だからテクニクスのグローブを買いました。ただ武器は相変わらず弟に任せています。メンテナンスもしっかりやらせています（笑）」
装備はあくまで“実践重視”。プレイスタイルは自由形
「うちの弟は好きなだけあってかなり重装備でやっています。私も当初はブーツを買ってみたりしたんですけど、ちょっとオーバーかなと思って最近はトレランシューズに切り替えています」
服装に良い意味でこだわらない一方、プレイスタイルは“じっくり見極める”とか。
「たとえば午前中のゲームは捨てて、フィールドや相手の動きの傾向を見極める時間にして、敵側のスタミナが切れてきた午後から果敢に攻める…みたいな作戦を立てますね。もちろん2人の弟と一緒に。チームワークは相当良い方ですよ。それだけにスパイ戦（味方に相手のスパイを忍ばせるゲーム）で弟がスパイだとわかったゲームのときは、ショックでしたね。今でも引きずっています」
仕事の上では新たな展開！「おっPサンバ」って？
そもそもサバゲーに精を出していたのも、一時期仕事がヒマだったかららしい。とはいえ今年の頭から、少し風向きが変わってきたとか。
「3月に家でごろごろしていたら、マネージャーさんから連絡が来て。『浅草サンバカーニバルに出たくない？』って。それで軽い気持ちでOKしたら、こういう企画になったんですよ」
こういう企画とは、ラテンな格好で歌って踊るアイドルグループ「おっPサンバ」のこと。あずさちゃんに加え、青山智美ちゃんと白川未奈ちゃんという現役グラドル3人で結成されたグループだ。
「浅草のみならず、ワールドカップなどにいろいろ便乗して活動していこうということで（笑）」
さらにこの冬はクリスマスや忘年会＆新年会にも“便乗”。2ndシングルとなる『サンバクース／お疲れサンバ!!』が発売中なのだ。
「なんでもサンバつけたら行けるんじゃないかという実感を感じています。クリスマスカラーの羽をつけて踊っているんですけど、紅白だから縁起がいいので、シーズンオフでも使っていけるんですよね。だから新年会や飲み会で騒ぎたいときに、ぜひこの曲を活用してほしいと思っています」
実にたくましいお答え。
「なんでも挑戦してみることが大切だと思っています。『やったことないからやらない』なんてもったいないし、何か発見や成長があるかもしれませんからね。だからサバゲーについても、男女問わず、ちょっとやってみるといいんじゃないかと思うんですよ」
東京都生まれ。タレント。2014年にアイドルグループ「おっPサンバ」としてもデビュー。2ndシングル『サンバクロース／お疲れサンバ!!』は大好評発売中！ 趣味はゴルフ、バドミントン、釣り、プラモデル
[youtube]http://youtu.be/c7ZGJZUXJoU[/youtube]
[youtube]http://youtu.be/8G7WETDwSCI[/youtube]
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