本日、2015年1月11日は、陸上自衛隊の中でも屈指の精鋭部隊であり、日本で唯一の落下傘部隊として知られている「第1空挺団」の恒例行事・降下訓練始めが行われました。
ミリタリー好きの方なら、実際に現地で見たという方もいたかと思いますが、取材に出向いたさばなび編集部の度肝を抜いた車両が今回の訓練に登場したのでご紹介しましょう。
昨年の降下訓練始めでは、最新鋭の10式戦車(ひとまるしきせんしゃ)が初登場したことで、度肝を抜かれたワケですが、今年はまたちょっと違ったベクトルで度肝を抜く車両が登場したのです!
それがコチラ!
えっ!?
車両なんてなくない?
枯れ草を積んだバリケードじゃないの?
そう思う方がいてもムリはありません。
なんとこれが走ったのです!しかも爆走!
写真だけでは伝わりにくいので、動画もご確認下さい!
※10秒ちょっとの短い動画です
[youtube]http://youtu.be/PeUXv3bqOLQ[/youtube]
その姿は、まるでモップ!
陸自風に名付けるなら「15式自走モップ」といったところでしょうか?(笑)
当然これだけ盛りつけられると、前が見えないので走っている時は、戦車の車長よろしく上から前方を確認する隊員さんがいたほど。
例年、この降下訓練始めに参加する車両の中には、ちょっとした草木がデコレーション(擬装用ですけどね)されているのですが、
今年はその本気度がハンパなかった!
停まっていると、よもやこれが車両だとはとても思えません。
ちなみにマスコミ席近くにいた隊員さんに、訓練後に「あの車両のベースは何ですかね?」と質問したところ、
「あそこまで本気だと、僕もちょっと分からないですね(笑)」という答えが返ってきました。
そして、おそらく↓この写真で前に写っているのではないか?と個人的な見解もつけ加えてくれました。
この演習場の植生を熟知した隊員さんたちの本気の擬装技術であり、会場に訪れた多くの一般客に向けた”本気のオモテナシ”だったのかもしれません。
「降下訓練始め」レポートはまだまだ続きます!
撮影:永野まさる、さばなび編集部
[amazonjs asin=”B00IO9PBPS” locale=”JP” title=”iRobot Roomba トップグレードモデル ルンバ 880″]