【コラム】クリスマスイブの夜、36歳独身男子がサバゲーの定例会に行ったら出会いや癒やし、そしてイイことはあるのか?

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皆さん、メリークリスマス!
素敵なクリスマスは過ごせていますか?

街中にはカップルとクリスマスソングが溢れ、望む望まないにかかわらずイヤでもクリスマスを実感させられます。
そんな中、さばなび編集部ではあるプロジェクト(大げさww)が発足しました。

「よく映画なんかで、クリスマスイブの夜に思わぬ場所で、思わぬ出会いがあったりするじゃん。そんでもって小さな奇跡とか起きちゃったりしてさぁ。それってサバゲーでもあるのかなぁ? じゃっ、取材好きの横須賀くん、クリスマスサバゲーの記事、よろしくね!」

編集部内でクリスマスの話で盛り上がっていたら、まさかのムチャ振り。
とはいえ、確かにイブの夜には小さな奇跡が起きる気もする(映画好きなロマンチッカーw)。
そんなワケで、行ってきました!
12月24日のASOBIBA横浜桜木町店さんで行われた「フリー参加戦」に!
いわば定例会です。

ASOBIBA横浜桜木町店さんの入口に貼られたポスターを見ると、キュートでセクシーなサバゲー女子も写っているし、イブの夜にこんな素敵な子たちとお近づきになれたらいい思い出になるなぁ…。
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ただし、今回体験するのは、私ではありません。
職業意識が高いのでww、公私混同しないためにも適任者を探してきました!

36歳・独身・婚活&彼女募集中の山田武士さん
003サバゲー歴は今回が2回目(1回目もココ、ASOBIBA横浜桜木町店さんだったとのこと)。
山田さんは、都内のメーカー勤務で、華奢に見えても実は元ラガーマン趣味のパンクバンドではドラムスを担当し、体を張ったパフォーマンスで笑い(音楽ではなく…)を届けているとのこと。
ちなみに、ワタクシ、横須賀の古くからの友人でもあります。

イブの夜にもかかわらず!?大盛況!

この日の「フリー参加戦」は、18時から開始。都内勤務の山田さんがASOBIBA横浜桜木町店さんに到着したのは19時を少しまわった所でした。

同意書に記入を済ませて、参加料の3,000円(4.0h利用/2014年12月24日現在)と、フルレンタルセット(電動ハンドガン・マガジン・BBローダー・迷彩服・マスク・シュマグ・手袋)代の3,500円(2014年12月24日現在)を合わせた6,500円を支払いました。
004フルセットを着こなすとこんな感じ!
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さてここで気になるのが他の参加者の方々。
そもそもクリスマスイブにサバゲーをする人なんているのでしょうか?

いらっしゃいました~!
大学生らしき男女混成の6人組(女性2名/男性4名)男女ペアの方が2組常連さんっぽい男性が4名、そして我々を含めればその数、16名!
この日はレンタル装備をフルセットで利用している方が多かったので、山田さんもとっても溶け込んでいました(迷彩だけに…)。
006素敵な出会いをチラつかせて、誘ったので山田さんは若干残念そうです。

「女の子だけのグループもいるっていってなかった?」

と不満そうにしていたので、

「女の子だけのグループもいるかもっていったんだよ」

と誠意を持って反論。
とはいえ、カップルや男女グループということは、この時点で山田さん「恋のはじまり」的な出会いの期待値は限りなく0に…。

場の雰囲気としては、山田さんが来た時にはまる1時間、ゲームを一緒にしてきただけあってか、他の方々はフレンドリーな会話が弾む、和やかな感じ。
山田さんも、その和やかな空気を敏感に感じ取り、最初のゲームでフィールドインすると、初対面のチームメイトたちに「よろしくお願いしますっ!」と元気な挨拶。
007皆さんも「よろしくお願いします!」と気持ちのいい挨拶を返してくれました。
サバゲーフィールドのこうした気持ちのいいコミュニケーションって、ほんとホッコリしますね。

イブの夜に素敵な出会いをわずかながらも期待していた山田さんでしたが、元々、女性に対して積極的にアプローチするタイプではありません。まして男性と一緒に来ている女性にアグレッシブに話かけるようなヤボなことはしない好漢。
そんなワケで、山田さんは、出会いや女性へのアピールよりも、サバゲーをただひたすら楽しむことへシフトチェンジ。
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ゲーム開始早々、仁王立ちで威嚇射撃する山田さん
付き合いは長いですが、一緒にサバゲーをするのは私も初めて。
友人の意外な大胆さを垣間見た気がしました。
毎回、これをやっていたら、後のゲームでわずか5歩でヒットされる憂き目に…(笑)。
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そんなこんなで2ゲーム目には山田さんが人生初のヒットを達成し、さらに3ゲーム目にもヒットを達成。
出会いの神様にはほほえんではもらえませんでしたが、サバゲーの神様は少しだけほほえんでくれたのかも!?
010ちなみに私が「女の子を守ったり、頼もしいとこを見せられた?」と冗談半分に尋ねると、

「1回だけ、味方の女の子を………撃ったよ。こっちも撃たれて相打ち。運命感じてくれないかな~(笑)」

まさかのフレンドリーファイアー!
前に出ているとそういうこともあります。
どぶろっくのネタなみの都合のいい展開を妄想する山田さん

照明を落とすとクリスマスムードが一気に加速!?

フリー参加戦が中盤にさしかかった頃、フィールドのスタッフさんから「次は照明落としてやりましょう!」というクリスマスムードたっぷりな(!?)提案。

こういう薄暗い中だと、ドキドキ感も高まるので、もしフリーの女性が来ていれば出会いが生まれていたかもしれません。もしかしてだけど…(笑)。
011山田さん、暗くなったらまた仁王立ちでの威嚇射撃を開始。
男らしい。

赤や緑の照明が、クリスマスムードを盛り上げます!
013途中サンタのコスプレをしたスタッフさんも参加!
ASOBIBA横浜桜木町店さん、クリスマスムードの演出に余念がありません。
※ただしサンタコスプレのスタッフさんは男性

そしてイイ感じにチーム内のコミュニケーションが取れてきたなぁというタイミングで、1度目のチームシャッフル。山田さんもイイ感じにサバゲーに慣れてきたので、女性たちに勇姿を見せられそう。
もしかしたら「あのイイ動きをする山田さんに、私の友達のフリーの女の子を紹介しようかな?」と思ってくれる人もいるかもしれません。
が、山田さんが振り分けられたチームは全員メーーーーンズ!
014みなさん、とってもナイスガイでした。
恋人と2人で過ごすだけがクリスマスじゃないですからね!
「ナイスガイに囲まれて、白熱のゲームを楽しむのだって熱いじゃねぇか!」
と、山田さんのガッツポーズが言っているかのようでした(実際には言っていません)。
さすがはパンクロッカーです。

さらに2度目のチームシャッフルでは、私とチームがバラバラに。
フィールドインする時の後ろ姿には心なしか哀愁が…。
015それでもヒットを取るなどチームに貢献。
最終的に、この日のゲームでトータル4ヒット(うち1回はフレンドリーファイアー)を取った山田さん
「はじめてのサバゲーでは、ヒットを取るとかそんな余裕はなかったけど今日はすごく落ち着いて楽しめたよ!」と大喜びでした。
私も山田さんをサポートしてフラッグを取らせてあげたい!などと内心では思っていましたが、そんなサポートができるほどうまくはないですし、すぐに前に出たくなってくるのでゲーム中は私の方が早く退場するパターンがほとんどでした…(ちゃんと仕事しろ!)。

そしてこの日のラストゲーム直前には、参加者全員で記念撮影!
※早めに帰られた方もいたのでフルメンバーではありません。
016山田さんも、孤独なクリスマスを新たな仲間たちと、にぎやかに、そして熱く過ごせて満足そうな笑顔です(私の想像ですが…)。

しかし、当初の大目標だった「恋の始まり的な素敵な出会い」を果たせず、少々物足りなそうな山田さんは貪欲でした。
受付に置かれていた1,000円で1回引けて、豪華賞品が当たるチャンスがあるスピードくじに目を付けます。
017いざ運だめし!

018が、
まさかの5等!(※一番下のアタリ/ハズレなし)
019ちなみにASOBIBAグループでの「レンタルorフリー参加戦1,000円OFF券」
実は5等でも十分にうれしいので、山田さんの目も輝いていました。
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【総括】
クリスマスイブとはいえ、平日のど真ん中。そんな日程にもかかわらず、サバゲーを楽しんでいる人が多くてビックリ。山田さんには、出会いをチラつかせて今回の企画に誘ったものの、そもそもASOBIBA横浜桜木町店さんは、特に“クリスマスイベント”をうたっていたワケではないですし、いわゆるサバゲー合コンでもないので、映画のようなロマンチックな出会いはおきませんでした。そしてスピードクジでも小さな奇跡は起きずじまい。
でも、参加者の皆さんが楽しそうに、「またサバゲーしたい!」と口にしながら「今日はお疲れさま~またどこかのフィールドで!」と気持ちよく帰って行く姿を見ていると、ちゃんと小さな奇跡は起きていたんだなぁと思いますほんの数時間前に会った人に、心からのお疲れ様と、おおらかな再会の約束をできるのって、「なんかいいなぁ」と思います。

ちなみに山田さん、帰り際に反省会をかねて食事をしたところ、「俺、銃、買おうと思うわ。ASOBIBA横浜桜木町店さんにあった銃とかいいなぁ」
021※編集部註 ちなみに↑この銃(シャイタックM200!)。
022↑こんなに大きな銃なので初めてのマイ銃にはちょっと…という感じです。
※モデル:西山野園美

新たな趣味に目覚め、どっぷりハマりそうな気配にいち友人としては、”婚期が伸びるのではないか”と一抹の不安を感じています…(笑)。

協力:ASOBIBA 横浜桜木町店
フィールドレビュー: 1 / 2
スペシャルサンクス:12月24日 フリー参加戦 参加者の皆様

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横須賀 敦史

1978年生まれ。酒(ウィスキー&ラム)とプロレスとバカ映画をこよなく愛す中年男子。サバゲーでは、ついつい前に出たくなり、わりとソッコーでヒットされてしまうのであまり戦力にならない。記者歴は丸13年(2014年現在)で、撮影と執筆担当。取材に行くのが三度の飯と同じくらい好き。学生時代は戦場カメラマンになりたかったが、「サバゲーを撮る」という、とっても安全かつピースフルな形で夢を叶えた。

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