実銃はもちろんエアガンでも、ハンドガンはグリップを交換するだけでずいぶんと印象が変わります。
そこでモデルガンの時代からカスタムグリップを取り付けたり、実銃のグリップに交換したりとさまざまなカスタムがありました。
しかし、古い銃はパーツがもう廃盤だったり、そもそもそんな社外品は発売されたこともなかったりという・・・。
というわけで、DIYでお手軽に自分好みのグリップを作ってみましょう。
今回はマルシンのスタームルガーMk1(社外サイレンサーつき)をモデルとして、自作改造のグリップを紹介します。
ハンドガン本体からグリッププレートを取り外します。
スタームルガーのポイントであるメダリオンを取り外すのも忘れないように。
ノーマルのグリッププレートはナナメにチェッカリングが入っているのでまずは平らにします。
削り取ってツルツルにするのは大変なので、エポキシパテやポリパテを使って、平らになるよう凹凸を埋めていきます。
パテが乾燥したら紙やすりで平滑化。
次に、作りたいグリップに適したカッティングシートを用意します。
今回はホームセンターで入手したフローリング用の木目調カッティングシートを使用しました。グリップに使うサイズであれば数百円で購入できます。
まずはカッティングシートをグリップより大きめに切り出し、木目の方向を決めたら裏紙を剥がしてグリップに貼ります。
おおざっぱに貼ったら、ドライヤーで曲面から熱してカッティングシートを柔らかくし、歪まないように押し付けて貼っていきます。
貼り付け終わったら、ドライヤーを当ててしっかりと固着させましょう。
はみ出した部分は、ギリギリに切り取らず、1cmほど大きめに残してに裏側に巻き込むようにしておくのがオススメ。
再度ドライヤーを当てて完成。
多少の凹凸は残りますが、写真のようにナナメに光を当てないとわかりません。
なお、メダリオンやビス穴はカッターなどで軽く切れ目を入れ、ゆっくりとネジを締めましょう。
これで加工前とは雰囲気がずいぶんと変わりました。
木目調のシートを使う時は、できるだけ暗い色調のものを選ぶのがカッコよく仕上げるコツです。
カッティングシートはホームセンターやカー用品店などで購入でき、最近では立体加工のカーボン調カッティングシートなどもあります。クラシックなイメージなら木目調、シャープさを演出したいのならカーボンプリントなどがオススメです。
ぜひお気に入りの1丁をカッコよくドレスアップしてみませんか?
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