『007』といえば、いわずと知れたジェームズ・ボンドを主役とした人気スパイアクション映画シリーズです。
メジャー過ぎて、敬遠している人たちもいるかもしれませんが、現在、当たり前にあるスパイ(エージェント)映画というジャンルの源流の1つといっても過言ではありません。
そして映画シリーズにおける、6代目ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグになってからは、アクションが素晴らしい!ということでも、映画好きの間で高評価を得ています。
その『007』シリーズの最新作『SPECTRE』が、2015年11月に公開されることが発表されたわけですが、それに伴い、映画の魅力の1つでもある「ボンドカー」(ジェームズ・ボンドの劇中で乗るクルマ)も同時に発表されました。
【以下プレスリリース】
2014年12月4日、ゲイドン:
アストンマーティンは、映画007シリーズの制作会社として有名なイオン・プロダクションと共に、アストンマーティンDB10を公開しました。この極めて美しいスポーツカーは、パインウッド・スタジオで製作される007シリーズの新作に登場します。主人公のジェームズ・ボンドは、Spectreで再び英国のラグジュアリー・スポーツカー・ブランドであるアストンマーティンのハンドルを握ることになります。今回新たに公開されたボンド・カーは、アストンマーティンのデザイン&エンジニアリング・チームが、この映画専用に社内で製作しました。
アストンマーティン・チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン率いるデザイン・チームは、世界でもっとも有名な諜報員がドライブする究極のクルマを生み出すため、本映画で監督を務めるサム・メンデスと密接に作業を行いました。
007シリーズとのパートナーシップは、初代DB5に始まり、半世紀に渡って連綿と受け継がれてきました。50周年を記念して製作されたDB10ボンド・カーからは、アストンマーティンの未来のデザインの方向性を垣間見ることができます。
アストンマーティンCEOのDr.アンディ・パーマーは、次のように述べています。
「007シリーズとの協力関係が始まって50周年を迎える節目の年に、ジェームズ・ボンドのために製作されたこの素晴らしいスポーツカーをお披露目できることは、私たちにとって二重の喜びです。イオン・プロダクションと再び協力できることは、弊社のみならず、ジェームズ・ボンドと彼が運転するアストンマーティンを愛してやまない世界中のファンにとっても大きなニュースです。私は、この特別なプロジェクトを、コンセプトの段階から現実のものとしたゲイドンのチーム全員を大変誇りに思います。」新たなボンド・カーの製作台数は10台に厳しく制限され、アストンマーティンのゲイドン本社のデザイナー、エンジニア、そして高いスキルを備えた職人の手によって、開発・製作されました。Spectreは、2015年11月6日に一般公開される予定です。
ちなみに「ボンドカー」には、かつてトヨタの「2000GT」が採用されたことはあまりにも有名ですね。
※登場作品は『007は二度死ぬ』(1967年作品)
※厳密には日本の情報機関の所有なのでボンドカーではないという意見もある
なお、ボンドガールには、モニカ・ベルッチ、レア・セドゥの2人とのことです。
まだ、『007』シリーズを見たことがない人はまだまだ公開まで時間があるので、ショーン・コネリー時代の第1作『ドクター・ノオ』から現在のダニエル・クレイグ時代になった第23作『スカイフォール』まで見直してもいいかもしれません。
007公式Webサイト(英語):http://www.007.com/