2014年1月のショットショーで展示されていたEOTech(イオテック)の「X320」が発売開始になりました。
EOTechはミリタリー向けの光学機器など開発、販売しているL3の子会社で、レプリカのホログラフィックサイトはサバゲーでもファンが多いですね。
今回、発売開始されたのはサーマルカメラのX320です。
サーマルカメラとは温度差を色の変化によって可視化する装置で、こんな感じに見えます。
これならブッシュのなかに潜んでいるギリースーツのスナイパーも丸見えですね。
ナイトビジョンと何が違うの?ってところですが、ものすごく簡単にいうとナイトビジョンは、わずかな光を数万倍に増幅して見るもの。つまり完全な暗黒では見えません(そのため赤外線照射装置がついたモデルもある)。
いっぽうサーマルは「光ではなく熱を感知して映像化する」ため、真っ暗闇でも昼間でも見えます。
こちらの比較画像はスモークの中にいる人物を映したものですが、ナイトビジョンは見えないのに対し、サーマルはハッキリと確認できます。
◎X320のスペック
解像度:320×240ドット
倍率:×2 ×3 ×4
外部映像出力端子を搭載(USB端子も搭載)
単3形乾電池2本で最高6時間駆動
30Hzあるいは9Hzのいずれかで利用可能
価格は3,799ドル
いまや4Kが流行りの映像の世界で320×240ドットってショボイと思うかもしれませんが、従来の民生用サーマルカメラが280×180ドットぐらいなので、上記のスペックで3,799ドルは安いかも。
一度、サバゲーで使ってみたい!
■EOTech X320
http://www.eotechinc.com/thermal-vision-devices/model-x320xp
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