元MAGPULの人気インストラクターだったハーレイさんが興したタクティカルサービス会社のHaley Strategic。 その経験を活かした使いやすくて実戦的な装備品やアクセサリをラインナップしており、日本でも高い人気があります。
さばなびでもシンプルなD3チェストリグをレビューしましたが、今回は最近発売された「INCOG RIFLE BAG」を紹介します。
Haley StrategicのWebサイト
外観はやや小ぶりなライフルケースといったところ。 カラーは濃い目のグレーグリーン。レンジャーグリーンとアーバングレーの中間といった色合いです。
サイズは31×10×3インチ。PELICANの1700ケースの中にすっぽり入るそうです。
上下面には衝撃保護用のスポンジを内蔵。薄手なのにあたりが柔らかく保護性能はそれなりにありそうです（マチの面には入っていません）。
内部には4本のベルクロループがあり、ライフルを固定するバンドがあります。
実際にメジャーを当ててみると、長辺の内寸は80cmジャストでした。
しっかり縫い付けられたベルクロループと両面ベルクロのバンドは使いやすいです。
ためしに14.5インチバレルのM4を入れてみると・・・。
まさにジャストサイズ！ 測ったようにピッタリです。
ではもう1つ。 14.5インチバレル＋ロングハイダーで16インチサイズのカスタムARを入れてみると・・・
ピチピチで余裕は一切ナシ。多少盛り上がりますがジッパーは問題なく開閉できました。このようにARなら16インチバレルまで入れることができましたが、16インチバレル＋長めのハイダーだとギリギリ閉まらないかもしれません。
ケースの開閉はジッパー、しかも上下二段のダブルジッパー式。
Go-Bagのように上下ジッパーは連動していません。
内側にはメッシュポケットを装備。
メーカーいわく「フル装備のD3チェストリグが入るよ」とのことで、入れてみたら本当にピッタリ。
そしてこのポケットは外側のジッパーとつながっていて・・・
外のジッパーを1周させるとメッシュポケットのマチを広げられますが、このジッパーからは出し入れはできません。
側面の取っ手は厚手のゴムパッドつき。
パンパンに詰め込んで重くなっても手に食い込んだりしません。
表面のベルクロにはおなじみのドラゴンフライが。
ひと目でHaley Strategic製と分かりますね。
ケース背面にはショルダーストラップが隠されています。
対人比較のカット。
モデルは150cm級の小柄な女性ですが、そこまで巨大なガンバッグに見えません・・・よね？
一般的な成人男性なら苦労せず可搬できると思われます。
上の写真のように、本気で詰め込めばかなりの量を収納できるようですが、サバゲーなら電動ガン1丁とBB弾、マガジン、バッテリーあたりが入れば十分、加えてグローブやチェストリグも入って万々歳！といったところでしょうか。
空いているベルクロスペースにハンドガンを入れるのも余裕ですよ。
それでいて一見ライフルバッグに見えないのがうれしいですね。今回の写真を撮っている時に周囲の何人かに聞いてみましたが「キーボードケース？」という意見が多かったです。
また、ショルダーストラップは薄手ですが、取っ手のデキが非常に秀逸。かなり詰め込んで重くなっても握りやすかったです。電車やバスなどでフィールドへ向かう人には非常にありがたい仕様といえます。
公式の紹介動画もぜひご覧下さい。
HALEY STRATEGIC INCOG RIFLE BAG
[youtube]http://youtu.be/XYb7c6Vq1Xc[/youtube]
結論としては、ライフルケースとしては非常に優秀で、ちょっと高めですが性能的には文句なくオススメできます。今現在、わりと旬なアイテムですし。
ただし、18インチのSPRや20インチのM16A2などは入りません。実質、M4カービン専用と考えていいので、中に入れるエアガンのサイズにだけは十分注意して下さい。
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