サバゲで使う電動ガンは、全くメンテナンスしないと耐久性が落ちることがあります。
もちろんそれなりの技術がないのに不用意な分解はご法度ですが、外装をカスタマイズしたり日常のメンテを行う時などはそれなりの工具が必要になります。
以前に今さら聞けない!電動ガンメンテナンス講座・・・まず揃えたい必要な道具編という記事をアップしましたが、今回はその続編として、ちょっとだけ上級者向けの「あれば便利な工具」をまとめてみました。
切る・削る工具
ダイヤモンドソウ
人工ダイヤを蒸着させた刃を持つ糸ノコ。ステンレスだろうとガラスだろうとゴリゴリ切れるので、工具箱にあるとイザという時に助かるでしょう。
ただし、ダイヤ刃は耐久性があまりないので多用するとすぐ切れなくなります。
ダイヤモンドヤスリ
上記のダイヤモンド刃と同じしくみの棒ヤスリ。
やっぱり硬いスチールでも削れる一方、多用するとダイヤが取れてツルツルになりがちなのは同じ。ここぞ!という場面で使うようにしたいですね。
パイプカッター
パイプ状の素材を潰さず垂直にカットできる工具。
安いと数百円で買え、インナーバレルをツメたりする時などに便利ですが、切断後に切り口を整える必要があります。
写真は格安な樹脂ボディのものですが、あまり切れ味が良くないので切れるまで何回もグリグリ回す必要があります。
締める・緩める工具
細口モンキーレンチ
小型のモンキーレンチですが、挟む部分が薄くなっているのがポイント。
バレルナットやフラッシュハイダーを締め込む時に便利です。
コインドライバー
幅広で厚口のスタビドライバーで、水道栓用ともいわれるタイプ。写真のように先端が半円状になっているのが特徴です。
光学機器のマウントを締めたりハンドガードの固定ネジを緩めたりと、あれば必ず使う場面に遭遇します。
六角レンチ(インチサイズ)
海外製のスコープマウントなどではごくまれにインチネジが使われていることがあります。これを強引にミリ工具でトルクを掛けて回すと大変なことに・・・。
写真のような小さいサイズでいいのでセットのインチレンチは工具箱に入れておきましょう。
六角レンチ(携帯用)
よく使うサイズがまとまっているので日常のメンテでも重宝しますが、卓上作業よりもフィールドに持っていくのに便利です。
使う機会はあまりないかもしれませんが、ぜひ小物入れに忍ばせておきましょう。もしかしたら仲間から感謝されるかも?
先端はナナメでも回せるボールポイントタイプがオススメです。
アーマーレンチ
エアガン用や実銃用がありますが、要するにAR専用の特殊工具です。特にバレルナットを回すのに必須。
ARをカスタマイズする時はぜひ用意しておきたい工具・・・というかトレポンやガスブロユーザーならもう持っていますよね?
保管する道具
パーツトレー
外したネジなどをまとめておける容器です。写真は100均の調理器具のコーナーにあったもの。ぶっちゃけ紙箱でもお菓子の缶でもいいのですが、それなりのサイズのものが使いやすいです。
場合によっては両面テープを使って、どの部分のネジか分かるように仕分けておくのもいいでしょう。
また。隅っこに強力な磁石を貼っておけば、トレー全体でネジをくっつくようにすることもできます。
ハンダ・結線関係の工具
マジックハンド
ハンダ作業で威力を発揮するもので、2Pコネクタの結線などこれがないとエライ苦労します。
バラエティショップや電子工作ショップなどで500円位で購入できます。
コテ先クリーナー
ハンダゴテの先端は常にクリーンにしておく必要がありますが、単なるスポンジよりも写真のようなスチールウール系がオススメ。この便利さは1回使うと身に沁みて分かりますよ。
こんなかんじで「なくても何とかなるかもしれないけれど、もしあったら劇的に作業がスムーズになる工具」をまとめてみました。
電動ガンやガスブロをチョコチョコといじっている人ならば、「あぁ、これいいかも」と思ったものもあるはず。なにもウン千円もするようなハイエンドなモノは必要ありません。ホームセンターなどに行った時に、ちょっとだけ探してみると、難儀していた作業が一発で解消できる便利工具が見つかるかもしれませんよ。
ぜひお試しを。
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