【陸自/総火演】「ガルパン」ブームも関係あるけど単純に戦車っていいよね!74式&90式&10式戦車の名シーンまとめ【動画あり】

DSC_2453今週末、8月24日に本番を迎える、陸上自衛隊の実弾演習イベント「富士総合火力演習」。
これまでに2回レポートをしてきましたが(第一弾記事第二弾記事)、今回は、皆さんお待ちかねの戦車特集をしていきましょう!

まずは、古き良き戦車っぽい丸みのあるフォルムをした74式戦車からいきましょう!
※読み方は「ナナヨン」

【74式戦車】
IMG_0232
乗員:4人
重量:約38トン
全長:約9.4m
全高:約2.3m
全幅:約3.2m
※装備品展示の際に置かれていた案内板による諸元

74式戦車は61式戦車の後継として開発された、第2世代主力戦車に分類される戦車。部隊内での愛称は「ナナヨン」。三菱重工業が開発を担当した。105mmライフル砲を装備し、油気圧サスペンションにより車体を前後左右に傾ける姿勢制御機能を備え、射撃管制装置にレーザー測距儀や弾道計算コンピューターを搭載するなど、61式の開発された時点では実現できなかった内部機器の電子化も行われている。軽量化のため内部容積を減らして小型化している。配備開始から装甲増加などの大幅な改修は行われていないが、新たな砲弾への対応能力が付与され戦闘力を向上させている。■Wikipedia

そんな74式戦車の砲撃シーンを見てみましょう!

[youtube]http://youtu.be/Slut4JSQLPs[/youtube]

DSC_2388最新式の10式も魅力的ではありますが、この戦車らしい丸みを帯びた砲塔もまた味がありますね。
IMG_8920実に絵になります!

最近ではすっかり少なくくなってしまいましたが、赤外線投光器付きの74式戦車も見かけることができました。戦術的な面はさておき、見た目的にはこの赤外線投光器が付いている方がカッコイイなぁと思うのは、私だけでしょうか?
IMG_0864

お次が、74式戦車の後継機に当たる90式戦車です!
※読み方は「キューマル」

【90式戦車】
IMG_0243乗員:4人
重量:約50トン
全長:約9.8m
全高:約2.3m
全幅:約3.4m
※装備品展示の際に置かれていた案内板による諸元

着上陸侵攻してくるソビエト連邦軍の機甲部隊に対抗することを開発目標としており、世界の第3世代戦車トップクラスに比肩する性能を有すると考えられている。
製造は、車体と砲塔を三菱重工業、120mm滑腔砲を日本製鋼所が担当し、1990年(平成2年)度から2009年(平成21年)度までに61式戦車の全てと74式戦車の一部を更新するために341輌が調達された。価格は1輌あたり約8億円である。
120mm滑腔砲と高度な射撃管制装置により高い射撃能力を持つ。西側諸国の第3世代主力戦車では初となる自動装填装置を採用しており、乗員は装填手が削減され3名となっている。装甲には複合素材が用いられ、正面防御力は世界最高水準と評価されている。
Wikipedia

昨今の戦車のトレンドである四角ばったフォルムが特徴の90式戦車。
[youtube]http://youtu.be/33co0GgiRfQ[/youtube]

最近では、世界最高クラスの性能を誇る10式戦車に話題をもっていかれていますが、90式戦車だって、同世代の戦車の中では世界に誇れる性能を有しています。
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走行しながらの砲撃だってできるんです!
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急制動だってお手の物!
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そして最後は、世界最高クラスの機動性と命中精度を誇る陸上自衛隊のMBT(主力戦車)、10式戦車です!
※読み方は「ヒトマル」

【10式戦車】
DSC_2582 乗員:3人
重量:約44トン
全長:約9.4m
全高:約2.3m
全幅:約3.2m
※装備品展示の際に置かれていた案内板による諸元

陸上自衛隊の最新国産主力戦車であり、自衛隊では第3世代主力戦車であった先代の90式戦車を上回る、第4世代主力戦車と定義している。開発は防衛省技術研究本部、試作・生産は三菱重工業が担当した。戦闘力の総合化、火力・機動力・防護力の向上、小型・軽量化などを達成し、2009年(平成21年)12月に「10式戦車」と命名された。主砲には日本製鋼所の国産44口径120mm滑腔砲(軽量高腔圧砲身)を備え、新型の国産徹甲弾の使用により貫徹力を向上させている。また、90式と同様に自動装填装置を採用し、乗員は車長・砲手・操縦士の3名である。小型・軽量化と応答性・敏捷性の向上のため、水冷4サイクルV型8気筒ディーゼルエンジンと油圧機械式無段階自動変速操向機(HMT)を組み合わせた動力装置(パワーパック)を搭載する。また、全国的な配備・運用のために車体を小型軽量化したことで重量は約44トンに抑えられており、さらに着脱が容易なモジュール型装甲を実装している。
Wikipedia

まずはミリタリー好きの間では、かなりの語り草となった機動性から見ていきましょう!
[youtube]http://youtu.be/XEWVbjXe5b0[/youtube]

キャタピラながら70km/hでの走行が可能。
DSC_2082グリグリとドリフトしながら走行するシーンは相当アガリます。
DSC_2094パワフルかつスピーディ!
DSC_2109急制動時にはサスペンションが利いて浮き上がったり、沈み込むのが何ともイカしています。
写真は後進時に急制動した瞬間です。

今度は、砲撃シーンを見てみましょう。
[youtube]http://youtu.be/n53fN4dDL-I[/youtube]
急旋回中に主砲を発射しても、キッチリと目標に当ててくる命中精度はいつ見ても驚かされます。
下の写真でキャタピラが跳ね上げているドロと砲炎が同時に写っているところに注目です。
DSC_2089ホント、スゴいです!
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戦車は、やはり総火演の華!
写真でも動画でも伝えきれないのが、砲撃時の爆音と衝撃波。
まだ体験したことがない人には、ぜひとも体験して欲しいです。

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横須賀 敦史

1978年生まれ。酒(ウィスキー&ラム)とプロレスとバカ映画をこよなく愛す中年男子。サバゲーでは、ついつい前に出たくなり、わりとソッコーでヒットされてしまうのであまり戦力にならない。記者歴は丸13年(2014年現在)で、撮影と執筆担当。取材に行くのが三度の飯と同じくらい好き。学生時代は戦場カメラマンになりたかったが、「サバゲーを撮る」という、とっても安全かつピースフルな形で夢を叶えた。

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