戦争映画やガンアクション映画をたくさん見ていると、「あれっ!? この人よく見るなぁ~」という役者さんに出くわします。
今回はそんな、軍人役や警官役によく起用されるシブ~い名バイプレイヤーをまとめてみました!
※顔はリンク先のWikipediaでご確認下さい。
まずは、『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹役で広く知られる、ロナルド・リー・アーメイ氏。
ロナルド・リー・アーメイ(Ronald Lee Ermey, 1944年3月24日 – )は、アメリカ海兵隊の軍人、俳優。ニックネームは「ガニー(Gunny)」(Gunnery Sergeant:一等軍曹の略称)海兵隊時代には教練指導官も務めた。身長は180cm。軍を退役後に映画『フルメタル・ジャケット』でのハートマン軍曹に代表されるような極めて居丈高な軍人・父親役を演じた。 ヒストリーチャンネルの番組Mail Call や、Lock N’ Loadの司会を務める。また、オーストリアの銃器メーカーであるグロック社のオフィシャル・スポークスマンでもある。 2002年5月、海兵隊司令官ジェームズ.L.ジョーンズ大将によって、一等軍曹(E-7)へと名誉昇進した。米海兵隊の歴史上、退役者が昇進したのは彼が初めてである。これによってニックネームの「ガニー」が事実となった。
(引用:Wikipedia)
ハートマン軍曹のイメージがあまりにも強烈ですが、『地獄の黙示録』や日本未公開の作品など、数多くの作品で軍人役を演じています。
また、アニメ『トイストリー』シリーズでも〝軍曹〟役で声の出演。実際に海兵隊の指導官だったという点もスゴイ。
『プラトーン』でのバーンズ軍曹役、シブ~いスナイパー映画『山猫は眠らない』での主演・トーマス・ベケット役など、戦争もの作品には欠かせない役者さんといえば、トム・ベレンジャー氏。
ミズーリ大学在学中に受験した『バージニア・ウルフなんかこわくない』の舞台オーディションに合格したことを機に俳優としての道を志すようになる。1970年代にニューヨークに移住しオフ・ブロードウェイで着実にキャリアを積み重ねる。下積み生活が長く続いたが1986年公開の映画『プラトーン』における冷酷な軍曹であるバーンズに扮した演技が作品と共に高い評価を受け、その年のアカデミー助演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞した。その後も、テレビドラマや映画で活躍。1990年代からはプロデューサーも務めている。
(引用:Wikipedia)
主演作も多いので、「バイプレイヤーとは失礼な!」という意見もあるかと思いますが、バーンズ軍曹役のインパクトが大きいので、入れさせてもらいました!
『メジャーリーグ』では、『プラトーン』で共演したチャーリー・シーンとバッテリーを組んでいます(ジェイク・テイラー捕手役)。
サミュエル・L・ジャクソン氏も、脇役というにはちょっと大物感がありますが、軍や警察特殊部隊の隊長役が似合う俳優さんです。
1988年公開の『星の王子 ニューヨークへ行く』に「マクドゥーウェル・ハンバーガー」への強盗役で出演し、以降『グッドフェローズ』や『パトリオット・ゲーム』、『ジュラシック・パーク』などの大作に脇役で出演する。 1994年公開の『パルプ・フィクション』の、聖書を読み上げる殺し屋ジュールス役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたことをきっかけに注目を集め、1998年の『ジャッキー・ブラウン』のオデール・ロビー役でベルリン国際映画祭男優賞を受賞など、以降も多数の映画で名脇役として活躍することとなる。
(引用:Wikipedia)
『S.W.A.T』『パトリオット・ゲーム』『英雄の条件』『閉ざされた森』と善と悪どちらも演じることができる威厳ある軍人役が多い役者さんです。
お次はSF作品ながら、実質的には戦争映画と変わらない内容の『スターシップ トゥルパーズ』でジーン・ラズチャック役など、常に怖いけど頼れる上官役をすることが多い、マイケル・アイアンサイド氏。
イングランド、アイルランド、スコットランドの血を引く5人兄弟のうちの一人[1]。 1970年代後半まではカナダの規模の小さい劇団の舞台で収入を得たり、インディーズ系の映画に幾つか主演していたが、デヴィッド・クローネンバーグ監督のメジャー代表作ともいえる『スキャナーズ』の主人公が当たり役となり、続く『面会時間』での狂気の演技で注目されてからは、カナダからハリウッドに活躍の場を移した。その後は、精神異常をきたしているかのような犯罪者や、強烈な悪役を主に演じたが、『マーダー・イン・スペース』の勇ましいクルー役、SFアクションTVシリーズ『V』でのハム役、トム・クルーズ主演の『トップガン』の教官役などでは、冷静で頼もしい脇役を務めた。1990年の『トータル・リコール』では、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーと渡り合い、バイプレイヤーの地位を不動のものとした。 1991年、異色ヒューマンドラマ『チェイン・ジャンクション』に主演。製作総指揮、脚本も兼ね製作サイドとしての手腕も発揮。1995年の西部劇ドラマ『デス・リベンジ』では、知的な存在感を残す。その後も渋い探偵や刑事、教師役に加え、コミカルな演技など幅を広めた。1997年の主演作『パニック・メーカー』では、愛する家族との日々を犠牲にしてまで仕事を選んだ過去を引きずるベテランFBI捜査官役を演じた。続く『スターシップ・トゥルーパーズ』では、キャスパー・ヴァン・ディーン扮する主人公たちを導く教師役を演じている。2000年代以降も、多くの作品に出演。
(引用:Wikipedia)
軍人役といっても、悪役が結構多いんですが、どの作品でもイイ味を出しているんですよね。
『トップガン』では、ジェスター役、『トータル・リコール』のリクター役、また最近の作品だと『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』では合衆国海軍司令官役で出ています。
個人的には『ダブルボーダー』の傭兵隊長がシブすぎて最高だと思います。
戦争映画の名バイプレイヤーというか、とにかくできる”軍人役”が多いエド・ハリス氏。
『ライトスタッフ』では元海兵隊パイロットのジョン・グレン役、『スターリングラード』で主役のヴァシリ・ザイツェフの敵役となったドイツ軍の狙撃兵学校教官のエルヴィン・ケーニッヒ少佐役をしたり、実力者を演じることが多い役者さんです。
俳優としての転機は1980年公開の『ボーダーライン』でチャールズ・ブロンソンと共演したことである。翌年の『ナイトライダーズ』ではバイクに乗ったアーサー王を演じた。1989年の『ジャックナイフ』でゴールデングローブ賞に初ノミネート。1995年の『アポロ13』ではゴールデングローブ賞、アカデミー賞にノミネートされたが、受賞には至らなかった。1998年『トゥルーマン・ショー』でゴールデングローブ賞 助演男優賞を受賞した。 2000年の『ポロック 2人だけのアトリエ』では監督も務め、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。2005年には『ヒストリー・オブ・バイオレンス』で全米映画批評家協会賞助演男優賞を受賞している。
(引用:Wikipedia)
『ザ・ロック』では海兵隊の伝説的英雄・フランシス・X・ハメル准将役を演じたり、『ファントム 開戦前夜』ではソ連の原子力潜水艦の艦長役など、やっぱり軍の実力者を演じています。
マイケル・ビーン氏も何かと軍人役が多い役者さんです。
アラバマ州出身。父は弁護士のドン・ビーンで母は看護婦のマーシャ・ビーン、弟と妹がいる。幼いころから演技に興味を持ち地方劇団に参加。アリゾナ大学の演技科に入学するが19歳で中退しLAに渡ってヴィンセント・チェイスを師事。 やがてモデルやCMの仕事を径て1978年に俳優デビューする。1984年にSF映画の古典的名作として知られるジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作『ターミネーター』でターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)と対決する未来からタイムスリップしてきた青年カイル・リース役を演じた。その後キャメロンの作品には、『エイリアン2』、『アビス』に出演した。
(引用:Wikipedia)
『エイリアン2』『アビス』『ネイビーシールズ』(※1990年作品)『ザ・ロック』など、話題作ではちょいちょい軍人役として登場。彼もまた精鋭役のオファーが多い役者さんです。
マニア的にはSEALs役者として有名ですね。
『プライベート・ライアン』でマイケル・ホーヴァス軍曹役、『ブラック・ホークダウン』のダニー・マクナイト中佐役のトム・サイズモア氏も軍人役が多い名バイプレイヤー。
ウェイン州立大学とテンプル大学で学び、卒業後にニューヨークに出る。 1989年、オリヴァー・ストーン監督の『7月4日に生まれて』で映画デビュー。続いてトニー・スコットの『トゥルー・ロマンス』やストーンの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』に出演、知られるようになる。特に1998年の『プライベート・ライアン』ではタフな軍曹を演じてその才能が注目された。のちに『ブラックホークダウン』にて理想的な兵士を演じたとまで称賛を浴びる。
(引用:Wikipedia)
他にも『パール・ハーバー』など、多数の作品で軍人役を演じています。
近年、戦争映画での出演が目立つのが、『ブラックホーク・ダウン』(※デルタの古参兵)や『ローン・サバイバー』(※少佐役)でも実にシブい役どころを演じた、エリック・バナ氏。
1993年からテレビ番組『Full Frontal』でアーノルド・シュワルツェネッガー、シルベスター・スタローン、トム・クルーズのなどの物真似で人気を博すようになる。1996年は『Eric』という自身の名前が付いたテレビ番組が放送され、翌年には『The Eric Bana Show』がスタートした。 1997年のオーストラリア映画『The Castle』で映画に初出演する。2000年の『チョッパー・リード 史上最凶の殺人鬼』でオーストラリア映画協会賞とストックホルム国際映画祭で主演男優賞を受賞し、国際的に注目を集める。2001年の『ブラックホーク・ダウン』でハリウッドに進出、2003年の『ハルク』でハリウッド初主演を果たす。
(引用:Wikipedia)
エリック・バナ氏も、いわゆる主演各の役者さんですが、脇役として起用されてもイイ味を出す俳優さんです。『ミュンヘン』ではモサドの暗殺チームのリーダー役を演じています。
続いては女優さんですが、兵士の役や特殊部隊役が多く、銃がとっても様になっているミシェル・ロドリゲス氏。
父親はプエルトリコ系、母親はドミニカ人。エキストラとして数本の映画に出演した後、350人の中から『ガールファイト』の主演に選ばれ、ボクシングに情熱を傾ける男勝りの主人公を演じて注目された。その後も、『ワイルドスピード』や『バイオハザード』、『S.W.A.T.』、『アバター』、テレビドラマ『LOST』などのヒット作にも出演している。
(引用:Wikipedia)
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』での合流する陸軍兵士役、『S.W.A.T』での特殊部隊員役、『アバター』での元海兵隊員役など、文字通り軍人女優さんです!
お盆休みは、家でゆっくりと戦争&戦争系アクション映画で、名バイプレイヤーたちの痺れる演技を見ながら過ごすのもいいかもしれません!
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