この冬注目の戦車映画といえば、ブラッド・ピット主演の『フューリー』!
これまでにも何度かさばなびでも紹介してきましたが、このたびメイキング画像と監督のコメントが新たに解禁となったのでご紹介します!
[youtube]http://youtu.be/ThIdOOaytB8?list=UUnGUSGZylLplD3xMf0KVMFA[/youtube]
徹底的にリアリティを追求し、現存する本物の米・シャーマン戦車と独・ティーガー戦車を使用した迫力の戦闘シーンが見どころの本作。
この度、主演ブラッド・ピットとデヴィッド・エアー監督が戦車の前で映るメイキング写真が新たに解禁となりました。
軍服に身を包み風格すら感じられるブラッド・ピットの背後には、テーブルで何やら話し合う兵士たちの姿と共に、泥や錆にまみれた重厚感漂う本物の戦車が配置されています。シーンについて語り合う二人の熱い意気込みと共に、現場の緊張感が伝わってくる1枚です。
第二次世界大戦中の本物の武器や戦車を使用し、徹底的にリアリティを追求した本作について、自身も元海軍という経歴を持つデヴィッド・エアー監督はこう話します。
「間違いなく、(本物の武器や戦車が使われているのは)この映画の一番のポイントだ。当時の本物の戦車を使用できたことは、本当に素晴らしかった。ヨーロッパ中から集めたんだ。コレクターたちは喜んで自分たちの戦車をかしてくれた。また粘り強い交渉の結果、世界に現存する7台のうち、イギリスのボーンビントン戦車博物館にある、唯一の稼働状態にあるティーガー戦車を、今回使用することができた。もちろん今までフィルムに収められたことはない貴重なものだ。本物のシャーマン戦車と本物のティーガー戦車の戦闘シーンは、突風も爆破もすごかった。一生モノの経験ができたよ。」
さらに、プロダクション・デザイナーのアンドリュー・メンジースは戦車の内部にまでも、本物の部品を使用したこだわりを語っています。
「戦車の内部を垣間見ると、画鋲で留めた写真や、誰かの血が飛び散っている。それを見て、5人がその狭い空間で寄り添い、毎日を生き抜いていることを知り圧倒されるんだ。」
また、本作で主演のウォーダディーを演じるブラッド・ピットが出演に至った経緯について、監督はこう振り返ります。
「ピットは、脚本を読み出演を自ら熱望した。即決だったよ。」
ブラッド・ピットが脚本に惚れ込み、並々ならぬ情熱で挑んだ背景には、デヴィッド・エアー監督の、当時の戦場をありのまま伝えるためにこだわり抜いた、リアリティの追求と熱い思いがあったのです。
とのこと。
スゲー!まさか本物の戦車だとは思いませんでした。
リリースでも触れられているデヴィッド・エアー監督の経歴ですが、Wikipedia情報では、アメリカ海軍時代は潜水艦乗りをしていたとか。
『U-571』『トレーニングデイ』『S.W.A.T』『エンド・オブ・ウォッチ』など、熱い男達の映画の数々に携わってきた、デヴィッド・エアー監督だけに『フューリー』もとてつもなく期待が持てます。
<ストーリー>
1945年ヨーロッパ戦線。連合軍がドイツに侵攻を進める中、【激しい怒り】を意味する“フューリー”と名付けられたシャーマン戦車に乗る、5人の米兵がいた。繰り返される戦闘の果て、300人ものドイツ軍に包囲された彼らは、無謀にも立ち向かう決意をする。一瞬一瞬に命を懸けた極限状況の中、彼らは何に“怒り”を抱き、戦い続けたのか―。何故、死をも意味する戦いに自ら挑んだのか―。そして、彼らの覚悟の果てに待つ運命とは―。臨場感溢れる迫力の映像と、魂を揺さぶる感動で贈る戦車アクション超大作。
監督:デヴィッド・エアー
出演:ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル
配給:KADOKAWA
©Norman Licensing, LLC 2014
公式サイト:fury-movie.jp
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