デモを兼ねた先日のゲームイベントも大盛況だった注目のサバゲー用位置共有アプリ「SVGMAP」ですが、Androidユーザーお待ちかねのAndroid用β版がついにリリースされました!
そんなわけで、さばなびでも何度かご紹介してきたSVGMAPについて、ここで改めておさらいしてみたいと思います。
SVGMAPは、コードネームとアイコンのみでカンタンに登録できるサバゲー用位置共有アプリです。自分の現在地やフラッグの位置、仲間の位置やステータス情報などをマップ上で共有することで、これまでにない形での連携やプレイスタイルを可能にしてくれます。
基本的な機能は
●自分と仲間の位置をフィールドマップ上で共有
●仲間の状態をアイコンで確認。応援が欲しい時には救援サイン(画面点滅と振動)を送信
●目標までの距離を測定。自分と仲間の位置も座標(x:y)で確認
●目標マーカーや索敵マーカー(遭遇した敵のおおよその位置)を共有
●フラッグ、障害物等の位置表示
●ゲーム時間のカウントダウン表示
などがあります。
例えば、全身ギリースーツで目視だとどこにいるかわかりにくい味方や敵(設定次第で表示可能)の居場所も、「SVGMAP」さえあれば把握することができるワケです!
画面をタップする索敵機能を使い、味方に敵の位置を教えたりするなんてことが出来るのです!
SVGMAPを使った遊び方
リリースされたばかりのアプリなので、こう使えばもっと面白い遊び方ができるんじゃないか? という面でまだまだ可能性があるSVGMAP。
そこで、今回のデモゲームで行われたり、予定されたゲーム形式を紹介していきましょう。
●エリア制圧戦(30~60分想定)
SVGMAP設定
→味方のみ位置共有(aパターン)
→敵味方を区別して位置共有(bパターン)
フィールド内のフラッグを全て占領したら勝利。時間切れの場合は占領数で判定。司令部がSVGMAPを利用して戦況を把握し、各小隊長に攻撃指示を出します。無線を用意すればより戦略的な戦いができそう。
敵の位置も把握できるbパターンならよりスピーディーな展開が予想されます。
●プレデター戦(20分想定)
SVGMAP設定→プレデター役はプレイヤー全員の位置を把握、プレイヤー側は1名(特殊能力者という設定)だけプレデターの位置を把握できる。
このゲームではプレデター役(1~3名などプレイヤー側より少数)対プレイヤー(多数)によるハンディキャップ戦。プレデターの殲滅でプレイヤー側の勝利。逆にプレデターにより全滅させられたらプレイヤーの敗北。プレデターの位置が分かる特殊能力者役をいかに守るのかがキモになるかも。
※今回のデモゲームでは、プレデーター役は無敵で、時間内にプレイヤー側が逃げ切れるか、全滅させるかが勝敗ポイントとなりました。
●フォックスハント(20分想定)
SVGMAP設定→キツネ、プレイヤーを区別して位置共有
やり方は何パターンかありますが、キツネのみプレイヤー側の位置を把握できるという(aパターン)、キツネもプレイヤーも互いに位置を把握できる(bパターン)の2パターンが分かりやすいと思います。aパターンなら、通常よりもキツネは逃げやすく、待ち伏せもしやすいゲームになるでしょう。bパターンだと隠れてやり過ごそうとするキツネなら圧倒的に不利ですが、常に動き回るような人がキツネになれば裏をかかれてしまうことも!?
●殲滅戦(30分想定)
SVGMAP設定→敵味方を区別して位置共有
互いに友軍の位置情報しか分からない状況でのゲーム。アプリの基本機能であるエマージェンシーボタンなどが重宝しそうですね。オーソドックスなゲーム形式なので、アプリの影響による変化が良くわかると思います。
●メディック戦(30分想定)
SVGMAP設定→敵味方を区別して位置共有(メディックはリーダーにして特定可能)
「SVGMAP」の基本機能にヒットされたことを味方に伝える「デッド」表示ボタンがあるので、それが生きてくるゲームです。メディックは1名でも複数でもいいですが、メディック役が司令塔となり、プレイヤーをいかに統率するかが勝敗のカギです。大量キルして、敵側のメディックをあえておびき出すなんて作戦もできちゃうでしょう。
●大将討ち戦(30分想定)
SVGMAP設定→敵同士のリーダーのみ位置共有
大将同士の読み合いがカギを握ります。プレイヤーは位置を共有しないため個々の能力も重要ですが、大将の作戦次第で勝敗に大きく影響が出そうです。今回のデモゲームでは、両軍の大将のみならず副将も位置共有していたので、副将を陽動に使うなんていう駆け引きもできていました。
●フラッグ戦
SVGMAP設定→味方のみ位置共有
殲滅戦と同じく、スタンダードなゲームほどSVGMAPを使った時の変化が良くわかると思います。まずはこのゲームでSVGMAPを使った連携に慣れるといいかも。
SVGMAPの設定を「味方のみ位置共有」にするのか、「敵味方を区別して位置共有」にするのかだけでもかなり違いがあると思います。色々なバリエーションを試してみたいですね。
今後について
7月17日現在、オフィシャルマップとして登録されているフィールドは
〔埼玉〕
デザートストーム川越
〔千葉〕
東京サバゲパーク
yaNex
SEALs
CIMAX
PARADOX
VISION【β版】
NO.9【β版】
〔岐阜〕
ヘッドクォーターズ東海【β版】
〔京都〕
COMBATZONE KYOTO【β版】
〔大阪〕
CQB FIELD BUDDY【β版】
〔奈良〕
BUSHMASTER
の12フィールド。今後はSVGMAPの開発元であるタグベース代表の菅野氏によると、今後は協力者を募って対応するような形も考えているそうです。
アプリの現行バージョンは1.03。これまでの主な変更点は
・iPadに完全対応
・MAP画面上で、リーダーと一般ユーザのポインタ表示を区別するように変更
・MAP画面上で、ユーザ一覧から特定ユーザをタップした時に、ポインタを矢印で示すように変更
・ステータスをHIT状態に変更した時、マップ上にドクロマークが残る機能をカット
・簡易マップ登録画面に「現在地にスクロール」機能を追加
・グループ詳細 > メンバー追加 > コードNOから検索内で専用キーボードを追加
・レーティングを17歳以上から12歳以上に変更
といったところ。アプリが公開されてからまだ2カ月弱ですが、待望のAndroid用β版もリリースされるなど着実に進化を遂げています。有料版も含め、これからも要注目のアプリです。
協力:SVGMAP(タグベース)
アプリ名:『SVGMAP』
公式サイト:http://svg-map.jp/
iOS版ダウンロード
Android版ダウンロード
[amazonjs asin=”B007SLTT4W” locale=”JP” title=”サバイバルゲームに最適!!ギリースーツ【ミリタリー スナイパー 狙撃主 ハンター】◇FS-Gillie-Suit”]