7月に入り、いよいよ夏本番!
炎天下、装備を着込んで重いガンをもって走るサバゲー。アドレナリンの出過ぎで多少の体調不良に気づかなかったり、気づかない振りをしたりといったこともあるかもしれません。
以前熱中症予防対策についてはお伝えしましたが、今回は熱中症の初期症状と、熱中症かな?と思った時にできる応急処置について確認しておきましょう。
熱中症の初期症状について
くらくらめまいがする、立ちくらみがする、顔が熱くほてる感じがする
ちょっと走りすぎたかな?寝不足かな?と見過ごしがちですがめまいや顔のほてりは熱中症のサイン。
頭痛、体のだるさや吐き気
体に力がはいらないような感じがしたり、頭がガンガンするなどの症状に注意しましょう。
汗がとまった、または汗がとまらない
真夏なのに全く汗をかかない、逆にダラダラと汗が止まらないなど発汗の異常も熱中症の初期症状。
筋肉がけいれんしたり、手足がつったりする
これも「久しぶりに運動したからな〜」と安易にとらえず、熱中症を疑いましょう。
体温が高い、皮膚が熱い・カサカサしている
体が熱をもっていたり、皮膚が熱をもっていたら要注意。
その他、腹痛、皮膚や唇のしびれ、頭がぼーっとする、のどが乾いて仕方がないなどいつもと違う体調の異変に気づいたらまずは熱中症の応急手当をしましょう。
熱中症の応急手当
涼しいところに移動して休む
夏場のサバゲーフィールド、なかなか涼しいところがありませんよね。
フィールド事務所などがあれば事情を話してそこで休ませてもらう、車で来場している場合や知り合いの車を使わせてもらえる場合はエンジンをかけてクーラーを効かせ、シートを倒して休むなどの方法で対処しましょう。
装備を外して衣服を緩める
プレートキャリアやチェストリグ、ベルトなどの装備は全て外しましょう。
パンツのボタンを外す、上着を脱ぐなどしてなるべく風通しのよいスタイルに。
体を冷やす
濡らしたタオルで体を拭いたり、冷却スプレーなどを使用したりして体を冷やします。首や足の付け根、脇の下など太い血管がある場所を冷やすのも効果的です。同時にウチワやタオルなどであおいで体の表面を冷やしていきましょう。
水分と塩分を補給する
少しずつ、水分と塩分を補給しましょう。スポーツドリンクも良いですが、経口保水液が市販されていますのでサバゲーに行くときはお守り代わりに持っておくとよいと思います。
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こんなときは救急車!
意識がもうろうとしている
引きつけやけいれんを起こした
正常なやり取りができない
ふらついてまっすぐ歩けない
水分補給がうまくできない
などの症状が見られた場合は躊躇せず119番!!
救急車を待つ間、応急手当を続けることで症状の悪化を防げるそうです。意識がはっきりしなかったり嘔吐の症状がある場合、自力で水分補給ができない場合は嘔吐物が気道につまる危険性があるので無理矢理水分を飲ませることはせず救急車の到着を待ちましょう。
熱中症は命にかかわることもある症状です。これくらい大丈夫だろうと思っているうちに急激に症状が悪化することもあるので自分の体調はもちろんのこと、周りで具合の悪そうな人がいないかどうかにも気を配りたいですね。
特に気温が上がる昼過ぎ〜夕方は熱中症発生を警戒が必要です。
まずは予防をしっかりする、それでも熱中症になってしまったかな?と思ったときは正しい知識で対処してくださいね。
自分の体調と相談しながら楽しい夏サバゲーを!
【参考サイト】
healthクリック-知っておこう!熱中症の予防と応急処置
気づこう熱中症
高齢者の熱中症
*当記事に記載した熱中症に関する内容は一般的な情報です。全てのケースが当てはまることを保証するものではありません。体調の異変を感じたら個人の判断で医療機関を受診してください。
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