米国国防総省高等研究計画局(DARPA)から歩兵用ULTRA-Visヘッドアップディスプレイの発表がありました!
ULTRA-Visヘッドアップディスプレイはペンタゴンで展示された研究プログラムの一つとして12 カッティング エッジ DARPA のデモ ・ デーに発表されました。
The Urban Leader Tactical Response, Awareness and Visualization (ULTRA-Vis) プログラムはフィールドでの兵士が見た景色にフルカラーのグラフィック図像をオーバーレイするというもの。
相手の位置と方向追跡システムを装備し、軽く低消費電力のホログラフィックシースルーディスプレイがセットされ、 ULTRA-Visのシステムを使用することで兵士には見えない場合でも、車両や航空機の位置などを視覚化します。
さらに兵士にナビゲーション経路、警告など戦術的情報を送ることも可能。
DARPA demos ULTRA-Vis, a heads-up display helmet system (2:24)
[youtube]http://youtu.be/N_1kNBNxTc8[/youtube]
最近ではグーグルグラスのような小型化された通信デバイスが次々と発表されていますが、小型化とはいえヘッドアップディスプレイに組み込むというのは偉業。頭部への負荷を考えるならばさらなる小型化が望まれますが、未来の戦術システムとしてなくてはならないものになっていきそうですね。
まさにSF。
■DARPA
http://www.darpa.mil/default.aspx
■参考サイト
http://www.popularairsoft.com/darpa-unveils-ultra-vis-infantry-heads-display
http://www.stripes.com/new-device-would-give-soldiers-a-heads-up-on-battlefield-threats-1.284629
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