【第53回静岡ホビーショー】東京マルイの「M&P9」はかなりよいデキ! 欲しい人は予約必須!

今回のホビーショーで発表されるであろうマルイの新製品の中で、最も期待値が高かったのはこの「S&W M&P9」だったかもしれません。
制作発表から2~3年が経過しており、まだかまだかと待ち構えていた人も多いはず。何を隠そう筆者もその1人です。

そんな期待されていた東京マルイのM&P9ですが、展示されたものは予想以上にスバラシイものでした。その高い完成度をじっくりと紹介しましょう。
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正確にはM&Pのフルサイズ、9mm×19仕様で4.25インチバレル、そしてアンビセフティレバーモデル!
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M&Pは本来セフティレバーがないのがデフォルトで、「マニュアルセフティがないと使わないよ」という人のためにセフティレバー付きモデルが(ほぼ)全モデルに用意されています。しかし、アンビセフティモデルはあまり見かけないので、実銃ではわりとレアなのかもしれません。
そしてM&Pといえば握りやすいグリップ!
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後部上端が切れ上がったグリップで、かなりのハイグリップが可能。同時に左右もうまく絞り込まれています。
それでも手に合わない時は、付属の交換式バックストラップを使いましょう。
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本体装着のMに加え、SとLが付属します。交換は実銃と同じくワンタッチでした。

中折れ式のセフティトリガーも特徴の1つ。
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慣れないと引きにくそうですが、セフティ解除の段階までは軽く動作。撃発動作に入るとやや重くなります。
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とはいえストロークも長くなくスムーズなトリガープル。ハイグリップと相まって、実に撃ちやすいです。

ほぼ確定という内部も見せてもらいました。
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ここまでできているので安心ですw

サイトは3点ホワイトドット。
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特にリアサイトはセレーション+ドットというちょっと凝ったもの。かなり狙いやすいサイトでした。

HOPはアウターバレル横のダイヤルで調整します。
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ローディングインジケーターも再現!
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ダミーですが、これがあるとずいぶん雰囲気がよくなります。
ちなみにエキストラクターのインジケーターは再現されていません。これをやるとスライド側面が大きく切り欠かれるので耐久性の面から難しいのでしょう。

気になるスライドの刻印はシャープに再現されていました。
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M&P9とM&P40は刻印の違いだけなので、そのうちバリエーションで出たりしないかなぁw

動作面ではスライドストップノッチの補強部はこうなってました。
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インナーの金属部が引っかかるようになっています。

そしてこれもポイント!OLYMPUS DIGITAL CAMERA
本体に差し込まれているピンが、単なる棒ではなく割りピン状になっています。これは実銃もそうなのでありがたいところ。ずいぶんと雰囲気が変わりますよ。
また、マガジンキャッチボタンは左右の組み換えが可能とのことでした。

グリップ下部の刻印も気になるところなのでちょっと比較してみました。
12 これはマルイのもの。
13 実銃はこれ。全く同じですね。

全体的に見て細部までよく作りこまれた完成度の高いガンだと思います。
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握りやすいグリップと引きやすいトリガー、各レバーもよく考えられており、さすが実銃の高い評価はダテじゃありません。もちろんエアガンにもそれがうまく引き継がれています。

そして気になる動作はこんな感じ。ちょっと短めですが動画を撮ってみました。
2014年静岡ホビーショー 東京マルイ新製品GBBハンドガン S&W M&P9作動動画
[youtube]http://youtu.be/gqov_opZsFU[/youtube]
これだけの動きについて来られるのは大したもの。スライドの動きが異様に早いのは15mmという大径シリンダーのおかげといえるでしょう。
あ、装弾数は25発だそうです。

業者招待日では手に取れたり動作確認ができたので、その高い完成度をじっくり堪能できました(一般公開日はどうなるかわかりません)。「夏頃には発売できそう」ということなので、ぜひ期待して待ちましょう!
そして今後のバリエーションとして、刻印が違うだけのM&P40、DEカラーフレームモデルなどは簡単に出せそうですね。こんな感じとか。
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そういった面からもいろいろと期待してしまうモデルです。
一般公開日に行く人は、ぜひじっくり見てみて下さい!

 

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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