先週末にニュースになった兵庫県赤穂市で起きた山火事。
山林を70ヘクタール焼き、消火に14時間以上も要しました。
報道によれば、近くの住宅で行われたバーベキュー(BBQ)の炭火が山に捨てられたことが原因として、会社員の男性が逮捕されたのです。
けが人がでなかったことが不幸中の幸いですが、こうした不注意は誰しも起こしかねません。
まして、これから夏にかけては、BBQに最適の季節!
そんなワケで、安全で楽しいBBQをするために知っておきたい知識をご紹介しましょう。
で、見つけたのが日本バーベキュー協会(JBBQA)さんのWebサイト。
このWebサイトにある「バーベキューのマナー」に勘違いされがちな炭の処理方法に関して説明してくれています。
一部のアウトドア雑誌などで「BBQで残った炭は地面に埋めて帰りましょう」という、間違った指導をしていることを見かけます。アウトドアを紹介する人間ですら、そんな基本的な間違いを堂々と公表しているのが、日本のBBQ業界の現状なのです。
燃え残りの炭は、食物の残飯などと違い微生物に分解されにくい性質です。山に捨てられたビニールや空き缶などと同様、食物連鎖に乗って自然に帰るということはありませんので、環境破壊に直結するのです。炭は絶対に地中に埋めてはいけません!
それなら使い終わった炭はどう処理をすればいいのでしょうか?
その回答も日本バーベキュー協会さんでは教えてくれています。
それが「バーベキュー三種の神器」として紹介されている火消し壺です!
■温故知新でリサイクル。火消し壷が撤収のツボ
どんな名人でも料理の終わりと炭の燃えつきが一致するということはそうありません。炭は土に返らないから石炭や木炭として今も存在するわけですから、燃え残りの炭は本来、専用の捨て場で処理する必要があるわけです。しかし現実は、そういった環境のないところでバーベキューをやるケースが多い為、日本バーベキュー協会では、古来より日本で利用されてきた火消し壷の利用を推奨しています。
火消し壷は、酸素供給を止めて消化する為、消し炭を次回に再利用できるスグレモノです。チムニースターター同様に自然の摂理をうまく使った先人の知恵を、エコが叫ばれる現在こそ、大いに生かしたいものですね。
さらに日本バーベキュー協会さんから直々に教えて頂いた心得が、
■いったん火のついた炭はなかなか消えにくい。という概念を持つ
この「炭が消えたと思って」というのがこわくて、
炭は目で見て火が消えたと思っていても実はまだ中に火種が残っていることがあります。よって、もし火消壷がなかった場合、水をかけて消火をしがちなのですが、少しの水をかけたぐらいで消火をしたと思ってはいけないのです。バケツなどにたっぷり水を入れて、炭を1つずつ炭バサミで水に浸し、10分〰20分ぐらい水に浸しておく必要があります。
また、水のはったバケツに炭を入れるときに、灰ごとガサっと一気にバケツに入れてしまうのも危険です。
一気に火のついた炭や灰をいっしょくたにがさっといれると、水が急激に高温になり、熱湯がボンっと吹き出ます。
またその際、灰も一緒に入れると、灰が水の蓋をしてしまい、
これも、ボンっと熱湯が噴き出る水蒸気爆発のような現象を起しますので、バケツの水で炭を消化するときは、炭バサミで1つずつ、ゆっくり水に浸し、消火するのが大事です。
灰も、一気にいれず、すこしずつ、バケツの水に浸して消火します。そして、完全に消火した炭や灰は、その場に捨てるのではく、
家に持ち帰り、その地域のゴミの処理方法にしたがい、一般ごみとして処理してください。
ということです!
BBQは手軽で楽しいイメージがあるアウトドアレジャーではありますが、火を使うだけに安全管理やマナーの遵守は絶対に忘れてはいけません。(サバゲーとも相通ずるところがあります!)
安全とマナーを守って、楽しいBBQをして下さい!
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