サバゲで大事なのはエアガンよりも顔面の保護具で、特にゴーグルは何より大事。今さらですが、さばなび的には「ちゃんとストラップの付いたゴーグル」を強く推奨します。
ただ、個人的にはシューティングレンジで試射するくらいならシューティンググラスでもいいのではと思います。ちょっとしたシューティンググラスであれば、サングラスとしても使えますし。
そこで今回は、「サバゲで使う」よりも「日常で使う」を重視して、人気のOAKLEY(オークリー)のアイウェアを紹介してみます。
OAKLEY SIのWebサイト
高価だけど性能がよく、交換レンズなどの入手が容易、軍や警察などでも使われているとミリタリー好きにとってはナカナカ気になるブランドですよね。
その中でも特にSI(STANDARD ISSUE)という軍や政府関係専用ラインの製品をまとめてみました。SIモデルは一部が日本でも正規販売店で入手でき、基本的に市販モデルと作りは同じ。SIフレームに市販モデルのレンズをつけることもできます。
↓今では絶版となったJULIET(XMETAL)+BLACK Iridiumの組み合わせです。
なお、OAKLEYのすべてのレンズは耐衝撃性の高いポリカーボネイト製で、至近距離からのBB弾ぐらいではヒビも入りません(散弾も止めるそうです)。また、光学的な歪みがほぼゼロに抑えられているのもOAKLEYのレンズのポイントです。
もう1つ。ゴム状のノーズピース(鼻あて)やイヤーソック(耳にかかる部分のすべり止め)は、水分で滑りにくくなる特殊素材(アンオブタニウム)でできています。定期的な交換は必要ですが、これがスポーツ選手に愛用者が多い理由。
つまり、高品質なレンズと激しく動いてもズレにくいフレームといった利点があるわけです。そんなOAKLEYの軍用・LE用モデルの代表的なモデルは以下の通りです。
SI Ballistic Eyewear 3.0
まずはSI専用モデルのBallistic3.0。色違いの市販モデルはありません。写真はマルチカムのフレームですが、他にも黒やダークブロンズなどがあります。
顔の側面まで回り込む大柄なレンズで、視界の広さと防御力は別格です。また、テンプルの端にある穴には専用ストラップを接続可能。こうするとゴーグルになるのでサバゲでも安心して使えるでしょう。
SI M2 Frame
従来からあったMFrameの改良版がM2 Frame。フレーム部が一般的なモデルに近くスマートになっています。
Ballisticモデル並の大型レンズが特徴で、よりシンプルで軽いフレームには定評があります。
SI Radar Path
野球選手やマラソンランナーなどのアスリートからの支持が高いRadar Path。上記のM Frameと普通のスポーツサングラスの中間的なデザインです。
大きめのノーズパッドとイヤーソック、上下左右に広い視界で装着感はかなり◎。スポーツ用ならこれがオススメでしょう。メジャーリーグのイチローがここ数年使っているのはこれの専用品。
そしてさばなびイチオシのゼロ師匠愛用のグラスもこれっぽいです。
SI Half Jacket 2.0
OAKLEYのスポーツモデルの中で最もお求めやすい価格なのがHalf Jacket。2012年にバージョンアップして2.0になっています。
廉価版とはいえレンズは完全にOAKLEY品質。軽くてシンプルなフレームもあって「これ」と指名買いするユーザーも多いようです。また、全体的に小柄なので女性にもよく似合いますね。
SI Half Jacket 2.0 XL
上記HalfJacketのレンズ違いでフレームは同じもの。上下に長く下端が張り出した形状のレンズです。
鼻が高い人はこっちのレンズの方が頬とのスキマが埋まるのでオススメ。逆に頬のお肉が多めな人はレンズがほっぺたに乗ってしまうので気をつけましょうw
さばなびのフィールドレビューでモデルさんのオデコに乗っているのはこの旧型(民間用)です。
SI Flak Jacket
Half Jacketよりワンランク上のモデルがFlak Jacket。フレーム上端がHalf Jacketより余裕があり、彫りが深い人にジャストフィット。レンズもHalf Jacketより大きめです。スポーツモデルのメインとなるのがこのFlak Jacketといえます。
ハーレーさんはよくこれを使っていますね。
シルバーフレームの民間モデルの方ですけど。
SI Flak Jacket XLJ
こちらもFlakJacketのレンズ違い。写真はタンカラーですがブラックモデルもあります。
これはかなり彫りが深い顔立ちでないとジャストフィットしないと思います。
SI Straight Jacket
ハーフリムじゃなく全周にフレームがあるStraight Jacket。レンズ脇はグッとえぐられていますが、レンズ自体がかなりのカーブを描いているので目尻のあたりにスキマができる心配はありません。現行のOAKLEYのラインナップの中でも古くからあるベストセラーモデルです。
SI Gascan
一部の米軍兵士が着用した写真が出まわったことで人気となったGascan。左右の視界が狭い、顔の形を選ぶという点はありますが、似合う人にはとことん似合うというクセの強いモデルです。他にブラックフレームもあるので、気になった人はぜひチャレンジしてみてください。
ただ、ノーズピースやイヤーソックがないので汗をかくと若干ズレることがあります。
SI Split Jacket
フレーム下部がヒンジでガバっと開いて簡単にレンズ交換ができるのがSplit Jacket。日中は透過率の低いダークなレンズを使い、夕方以降や屋内では明るいレンズに取り替えるなど使用状況を選びません。レンズ自体も若干大柄でカーブが強めで視界も良好。筆者も愛用しています。
オプションでストラップとガスケット(内側に貼り付ける隙間埋めのスポンジ)があり、ほぼゴーグルのようにすることも可能。これならサバゲでも使えますね。
他にもSIラインのモデルはありますが、よく見かけるのはこんな感じでしょうか。
市販品と同じモデルは眉間の部分にOAKLEYのロゴがあるかないかの違いくらいしかないのですが、そんな細かいところにこだわるのもまた一興。
サバゲで使えるモデルは限られてしまいますが、どのモデルも高性能で使いやすいので日常でも普通に活用できるでしょう。
ちなみに、OAKLEYは1個買うとハマっていくつも買い続けてしまう中毒性がありますw
決して安いものではないのでそこだけはご注意下さい。
また、OAKLEYはレンズのバリエーションが豊富なのがウリの1つですが、オススメのレンズはまた改めて紹介する予定です。
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