「レッドウイング作戦(タリバンのリーダーの狙撃を目的とした作戦)」で生き残った元SEALs隊員の手記を元に作成された映画 『ローン・サバイバー』。
久々にマニア好みの映画ということで好評なようですが、皆さんはご覧になりましたか?
その劇中で使われている銃器で目立っていたのが「Mk.12 SPR」。
18インチの専用ヘビーバレルを備える5.56mmのミッドレンジスナイパーライフルです。
ひと昔前は「5.56mmで狙撃?」という風潮がありましたが、最近では重量弾(SPR用のMk262など)を使うと600mまでは余裕で当てられるのだとか。民間のマッチでも中~遠距離のスコアは軒並みARが独占しているのが現状です。
そんなSPRのすごい動画があったので紹介します。
MK12 Special Purpose Rifle – RatedRR the Breakdown: Lone Surviver
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=_DjSJtzcof0[/youtube]
なにがスゴイって、ハイスピードカメラによるスロー映像がめちゃくちゃシャープなんです。
まずはプローンで数発撃ちます。
メタルターゲットにヒットした瞬間!
弾頭がキレイに弾けています。
そして銃口から出る瞬間もばっちり。
OPSハイダーがどのように発射炎を制御しているかがよく分かりますね。
機関部のエジェクトの瞬間も!
撃発から一拍おいてボルトキャリアが下がりだすのが確認できますよ。
その時の余剰ガスの排出や排莢された薬莢がデフレクターに当たる瞬間なども必見です。
もともとはナイツ製のアッパーだけ支給され、モスポールされていたM16A1のロワーをチューニングして組み合わせたともいわれているSPR。後期型はフルコンプリートで納入されたらしいです。
撮影機材の進化によって、今回のようなハイスピード動画が手軽に見られるというのはいいですね。この動画を見てから『ローン・サバイバー』を見ると、また違った印象があるかもしれません。
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