IWA2014リポート~その44:その他のガンメーカーのまとめ編

さて今回は、今まで紹介しきれなかったガンメーカーのブースをまとめて紹介します。特にヨーロッパのメーカーがメインとなりますが、アメリカや南米のメーカーも入れてあります。そして各ブースで目立っていたガンをセレクトしてあるので、その他メーカーのダイジェスト的に見ていただければ幸いです。

ではどうぞ!

 

Steyr Mannlicher
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オーストリアのSteyr Mannlicher(スタイヤマリンヒャー)は今年が創立150周年となるメモリアルイヤー。古くから存在する歴史ある名門メーカーです。

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おなじみAUGのシビリアンモデルが「AUG Z」。口径は5.56mm×45ですがマズルデバイスがなくセミオートオンリーという仕様です。

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高性能ボルトアクションライフルの「SSG」。各国の警察を中心に一部の軍でも使用されています。
写真は最新のバリエーションである「SSG CARBON」。その名の通りサムホール兼ボルトガイドを備えた軽量なカーボン製ストックが装着されています。

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同じくSSGの50口径バージョン「SSG 08 Bush Camo」。50BMGを使用する単発式の対装甲ライフルです。

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ハンドガンの「M-A1」。9mm×19弾を15発装填できるポリマーフレームオートです。グリップの後部付け根が極限までえぐってあり、手首を前に傾けた状態で撃つのが特徴。バリエーションとして40S&W、357SIGを使うモデルもあります。

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150周年を記念したモデルが「SM12 150JAHRE STEYR MANNLICHER」。150年だけに150丁限定です。
各部にエングレーブが入れられ口径は300WnMagでした。マガジンは脱着式のようですね。

 

KELTEC
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ブルパップショトガンで有名なアメリカのメーカーがKELTEC。写真の「KSG」は同社の代表作です。
上段2列チューブのブルパップポンプアクション方式で、装弾数は6+6+1発。左右のマガジンチューブに別々の弾薬を入れておく使い方が便利だそうです。kel02-2
同じくKSGのロングバレルモデルもあります。
といっても、標準モデルですでに18.5インチのバレル長があるそうなので、一部のハンター向けのモデルでしょうか。

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308winを撃ち出す「RFB」。写真の「Carbine」でもバレルは18インチあり、ブルパップの特性からコンパクトなライフルです。

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分類でいえばピストルカービンとなる「SUB-2000」。9mm×19または40S&Wを収めたマガジンをグリップに装填します。ただ、本体はトリガー上部のヒンジで2つに折りたたみが可能。ストックもスライド式で携帯性を重視した軽量なモデルです。

 

KRISS ARMS
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スイスのKRISS ARMSは独特の機構のVectorが知られています。
今回はKRYTACも同じブースに展示とあり非常に賑わっていました。
写真は標準モデルの「SBR」。5.5または6.5インチバレルで口径は45CAPになります。

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ピストル仕様の「SDP」。ただし重さは2.5kgもあります。

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16インチのカービンモデルが「CRB」。写真はAR用ストックが付いた「CRB Enhanced」です。

 

MAUSER
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ボルトアクションライフルの元祖ともいえるMAUSER(マウザー)は、1811年に設立された王立ライフル工場まで遡る名門中の名門メーカー。ただ、現在はアメリカのSIGARMSの傘下になり、狩猟用ライフルの生産を行っています。
上の写真のようなカスタムオーダーのデコレーションモデルを数多くラインナップしているのも特徴です。

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最新のモデルが「M03」。308Win、30-06、8x57IS、9.3×62、300WinMag、8x68S、338BlaserMagと多くの口径に対応した大口径ハンティングライフルです。
写真はマズルデバイスが特徴的な308Win仕様。

 

Perazzi
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ショットガンのロールスロイスともいわれるイタリアのPerazzi。口径違いの4丁セットが有名で、ヨーロッパの王侯貴族が買うか、メダリスト級のオリンピック選手が使う銃です。
上の写真の「EXTRA SUPER」は12、20、28、410番の2連ショットガンのセットで、お値段は299,890ユーロ(約4,290万円)!

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こちらはエントリーモデルの「MXシリーズ」。セットではなくバラ売りです。
125万円~230万円と同社の中では最も廉価なお買得モデルとなってます。

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高級ブランドなので純正アパレルも高品質なものが揃っていました。
お値段はそれほど高くありません。日本からもこのサイトで海外通販できるようです。


Sabatti
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Perazziと並び称されるイタリアの名門銃器メーカーがSabatti(サバッティ)。
ブースには競技用上下ニ連や狩猟用サイドバイサイドまで各種のラインナップが手に取れるよう展示されていました。


SAUER
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かつてのSauer&SohnSIGに吸収合併されてしまいましたが、SAUER(ザゥワー)の名前でブランドとして残っています。
写真はものすごいエングレーブが施されたスペシャルモデルの「S303」。7×64、308Win、30-06、8x57IS、9,3×62、300WinMag、338WinMagに対応したセミオートモデルです。がよく見るとストックには・・・sau002
かつてのSAUERのポケットピストルを収納! もちろん一品物で各部を仕上げた職人の名前が入るオーダーメイドカスタムモデルになります。

 

TAURUS
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ブラジルの総合銃器メーカーであるTAURUS(トーラス)。
写真はSHOTSHOWで発表された女性向け超小型リボルバーの「85View」。シースルーサイドパネルを備え38SPLを5発装弾できる1インチリボルバーです。ちなみにフレームは見ての通りチェリーピンク。

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410ショットシェルを使うリボルバーが「Model4510」。そのピストルカービンモデルが展示されていました。バレル長は18インチ、カタログには載っていないので特注のカスタムモデルでしょうか。

 

こんな感じでリポートしていなかったメーカーを(軽くですが)まとめてみました。
やはりIWAは民間用のハンティングライフルが多く、ミリタリーやLE用といった特殊なモデルはあまり展示されてはいませんがその数は圧倒的。SHOTSHOWと並び称されるIWAはやっぱりすごい!というのが正直な感想です。

 

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乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

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