今回は16世紀に作られた最古のリボルバーをご紹介します!
世界最古の拳銃はドイツのニュルンベルクの武器職人によって1597年に作られました。 構造は上の写真のようなフリントロックタイプです。
フリントロックとは
大まかな仕掛けはマッチロック式(火縄銃)と変わりない。大きく違うのは次の3点である。
・撃鉄(hammerまたはcock)の先端に火縄ではなくフリント(燧石)が取り付けられている
・火蓋(pan cover)と当たり金(striking surface, striking steel)を兼ねたL字型のフリズン(frizzen)がある
・フリズンを閉じるバネがある
wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E5%BC%8F
世界最古のリボルバーはフリントロックの亜種であるスナップハンスロック式を採用し、装弾数は8発。フリントロックとの違いは当たり金と火蓋が独立している点であること。
自動で火蓋を開く機構があるため比較的精緻で高価ではありますが、火皿をしっかりと閉じることができるため暴発(隣のチャンバーへの飛び火)の危険性が低く、イギリスやロシアなどで特に普及したそうです。
ピストルはパイプを意味するチェコ語のpistalが由来で火薬は中国で9世紀にはすでに発明されていましたが、ヨーロッパで火薬武器が登場するのは1400年代になってからのこと。
1400年代には大砲が存在していましたが安全性に乏しく、その騒音もあいまって「武器としての火薬拳銃」の登場が出遅れたようです。
世界最古の拳銃はゲオルク·フォン·ライヒバイン(1593-1667)が所有。デンマーク・ノルウェーの軍事強化を目的に導入されたそうです。
厨二病風に言うと
漆黒の深淵より蘇りしPistols and revolvers。刻(とき)の洗練を受け、遥か彼方より紡がれる太古の鼓動を今再び紐解かん…
わりと上手に書けたと思うのですがいかがでしょうか?w
それにしても、リボルバーは最初からリボルバーなんですねぇ。
グリップの下部が極太なのは、弾丸を撃ち尽くしたらここでひっぱたくためなんでしょうか。
■参考サイト
http://www.ww2f.com/topic/50196-1597-snaplock-revolver/
http://www.maihaugen.no/en/Top-menu/Knowledge/Collections/Historical-object-collection/Weapons-collections/Pistols-and-revolvers/
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