サバゲでショートマガジンの携帯に困ることはありませんか? ショートマガジンといってもピンとこないかもしれませんが、例えば7.62mm(308win)だとボルトアクションのL96やM40A5などがそうです。
左がVFC・SCAR-Hのマガジン、右がARESのMS700のマガジン。長さは半分です。
さばなびでは以前にARESのMS700のカスタマイズを紹介しましたが、これをサバゲで使用した時に予備マガジンの持ち運びでちょっと悩みました。装弾数は50発以上あるので予備はなくても問題ないはずですが、やはり心理的にも予備マガジンはぜひほしいところ。
そしてMS700のマガジンはスプリング給弾でストッパーが独特です。
前面から給弾を行うのでストッパーは上押し。適当なポーチに突っ込むと、これが押されてBB弾が吹き出してしまうのです。
というわけで、MS700のマガジンがぴったり収まるポーチを何とかします。
素材として使用するのは7.62mm用FastMag。レプリカなので2個セットで1500円くらいです。これなら失敗を恐れずガンガン切り刻めますね。
まず最初に大きさの確認から。
やはりそのまま入れると長さが余ってしまうので、これを程よく切り詰めます。
ではとりあえず分解しましょう。
輪ゴムのようなバンドを外すと前後にわかれます。
それでは・・・
ノコギリで切ります。
位置は上のゴムバンドがかかるフチの上あたりにしました。素材はゴムっぽい樹脂でノコギリでザクザク切れますし、カッターで何度もなぞるだけでパカっと切れます。
はい、切れました。時間は1か所あたり1分くらいです。
切断面のバリやカスは取り除いておきましょう。内側や角はナナメに面取りしておくと安心です。
ゴムバンドを戻してマガジンを入れてみると、おぉ、ぴったり!
内側のゴムのすべり止めも半分残っているので軽く振ってもマガジンが抜けたりしません。
しかし、このままだと背面のベルト通しがなくなって携帯できないので・・・
背面にベルクロのオス面を貼ってみました。使用したのは100均のテープ付きベルクロです。
これでボディアーマーのカマーバンド部に挟み込めます。右利きの人なら左わき腹のナナメ前あたりがいいですね。
また、前面にもベルクロのメス面を貼っておくと、カマーバンドのフラップ部(体の正面)に貼り付けることも可能です。
加工は単に切るだけなのでカスタムというのもおこがましいですが、その分手間はかからず5分もあればできる改造。信じられないくらい不器用な人でも(たぶん)大丈夫です。
今回はMS700のマガジンに合わせましたが、マルイのL96でもほぼこのまま使えるはず。ボルトアクションユーザーの人、もしもの時に備えて予備マガジンを携帯しおくというのはどうでしょうか。
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