今、ミリタリーファンや艦これファンから熱視線を集めている街・横須賀。
全5回に分けて紹介してきた【横須賀探訪】シリーズも今回が最終回となります。
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最後は、地元民にとっては馴染みがあるものの、観光で訪れる人たちには意外と見過ごされがちな中央公園をご紹介しましょう。
モデルはもちろん、やながわみほちゃん(※2014年4月1日より芸名がすべてひらがなに変わりました!)です!
この中央公園は、京浜急行線横須賀中央駅から徒歩15~20分ほどの高台(横須賀市深田台19)にあり、旧日本軍の演習砲台跡(米ヶ浜砲台跡)を利用してルくられた公園です。
明治24年(1891年)に竣工し、東京湾上に築かれた海堡と共に防衛の拠点として太平洋戦争終結まで秘密のベールに包まれたスポットだったとのこと。(※観光用冊子 スカップ6 「よこすか歴史散歩軍港の時代~現代」編参照)。
横須賀市がある三浦半島にはこうした首都・東京をはじめとする東京湾一帯の防衛のために設置された砲台が28か所もあったそうです。
公園としてオープンしたのは昭和45年(1970年)4月1日で、広さは3.8ヘクタール。サクラやウメ、カンツバキ、ジンチョウゲ、ツツジ、サツキ、サザンカ、アジサイなど1万本近い花木が植えられています。
起伏に富んだ遊歩道は、何も知らないと不思議に感じますが、砲台跡地の地形をそのまま使ったと知ると妙に納得できます。
公園に入って最初に目に入るのが、この船の艦首のようにも見えるコンクリート製のモニュメント
実は戦没者慰霊塔で、日清戦争から昭和20年の太平洋戦争終結までの市内出身者約4,000柱の写真や戒名札、戦地の土砂などが納められています。
そして公園のほぼ中央に象徴的にそびえるモニュメント。
こちらは平成4年(1992年)10月に核兵器廃絶と平和都市宣言の意思を内外に示すものとして、作られた平和モニュメントです。
横須賀市の平和への強い願いが感じられるモニュメントです。
そして特に説明板などがなかったので詳細は不明ですが、戦争遺構と思われる石造りの建造物もあります。
この日は偶然にも米海軍籍の訓練飛行中と思われるヘリコプターを目撃!
SH-60シーホークでしょうか?
こうした光景にさり気なく出くわせるのも横須賀の魅力だったりします。
公園には子供用の遊具施設もあるので子連れでも安心です。
終戦後の混乱期に横須賀米海軍基地司令官を4年間務め、横須賀の経済発展に大きく貢献したデッカー少将の胸像もこの中央公園にあります。元々は横須賀市役所前の公園にあったものを、公園地区の再開発に伴い平成7年(1995年)10月に移設されたそうです。
横須賀出身の歌人・島田修二氏の世界平和とすべての人の命を思って詠んだ歌が刻まれた石碑もあります。
ちなみに夜はちょっとひと気は少ないので、女性1人で行くことはオススメできないですが、夜景もキレイなことで地元では知られています。
【中央公園】
所在地:神奈川県横須賀市深田台19
入園料:無料
休園日:年中無休
開園時間:24時間
※駐車場は公園のすぐに下にある文化会館の有料駐車場が使えます。利用時間は7時30分~23時00分。利用料金は4時間までは300円で、1時間までは無料。4時間を越える場合は30分毎に200円加算。
いかがでしたでしょうか?
今回紹介したスポット以外にもまだまだ横須賀にはたくさんのミリタリー関連のスポットが点在しています。
その辺はまた機会を改めてご紹介できればと思います。
都心から1時間程度で来られる港町・横須賀。
皆さんも、ぜひ1度、行ってみてはいかがでしょうか?
モデル:やながわみほちゃん
(※2014年4月1日より芸名がすべてひらがなに変わりました!)
公式ブログ:みほの幸せのあしあと http://ameblo.jp/miho72655/
現在女優・タレントとして活動中のみほちゃん。
北千住の放送局・CROSS WAVE☆SENJUで、「柳河美穂と北メンコの夜」 というインターネット番組に出演中。毎月第二月曜日の21時00分~21時50分まで。
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