ブルーインパルスは誰がなんといおうとカッコイイ!!!航空自衛隊浜松広報「エアーパーク」に行ってきたよ。【前編】

◆ブルーインパルスが見たい!

その一心で行ってきました静岡県。東京から片道250kmの道のり、駿河湾を横目にノンストップでひた走りつつ「思いつきでしかも日帰りで行く距離じゃないかも・・・」とちょっぴり後悔が頭をよぎりったりよぎらなかったりで茶畑を越えた頃、東名高速浜松西ICに到着!
ICからさらに約10分ほどの所に航空自衛隊浜松広報館「エアーパーク」が見えてきました。
エアーパークは航空自衛隊の装備や戦闘機を展示している広報施設ですが、その中にブルーインパルスの実機展示があるとのことなのです!
そりゃー全力で東名爆走しちゃいますよ。(あ、法定速度はぎりぎり守ってry)

早速、初代ブルー機のF-86Fブルーインパルスがお出迎え!
テンションあがりますなー!!小学生のように「うわーー!!」って駆け寄ってしまったのは内緒です。少年の心はいつになっても大切です。

館内は展示資料館展示格納庫に分かれています。
詳しい館内案内は公式HPよりご覧になれます。
お目当てのブルーインパルス実機は格納庫に展示してあるのですが、好きなおかずは最後までとっておくタイプなのでまずは順路通り資料館へレッツゴー!(レッツゴーなんて言う人今時あんまみないですけどね。)

 

◆資料館の展示を見学!ミリタリー好きにはたまらない・・・・

さて、前菜のつもりで足を踏み入れた航空自衛隊の資料館ですがこれが予想以上に見所しかなかった!!
入場してすぐ、XF-2モックアップと搭載ミサイルの展示。
F-2の原型機ですが戦闘機って意外とコンパクト!

対艦ミサイル対空ミサイル!!ゲームの世界でしか見ないものだと思っていたけど実際にモックを見るとカッコイイ半分、脅威半分でございます。
こんなの音速以上の速度で飛んできたらひとたまりもないなぁ・・・・。飛ばしたり飛ばされたりする事態が起きませんように!!!

パネル展示は量も質もかなり充実!
映像とともに航空自衛隊の活動が紹介されていて、どれもこれも興味深くて見入ってしまった・・・・。やっぱ自衛隊かっこいい。(感想が小学生レベルでごめんなさい。)

実際のサイズ比較がよくわかる1/32スケールの模型たち。
輸送機と戦闘機や練習機って結構なサイズ差があるんですね。と表向きなコメントを考えつつ実際は
「これ全部ほしいw ディ●ゴ●ティーニさんの『自衛隊モデル・コレクション』を全巻揃えるためには毎月のお小遣いをry」という計算ばかりしていました。

対空砲!!対空砲ですよ!! 正しくは対空機関砲VADS(ヴァルカン・エアー・ディフェンス・システム)ですよ! もうバトルフィールド4の世界!! これでヘリとか落とすんですよ!戦闘機は移動速度が早いから難しいけどね!!
・・・実際は基地防衛最後の砦として、コンピュータ制御で敵機を撃ち落とすスゴイやつです。防衛大事!

対空砲の操作席にはいろいろなスイッチがついております。
これ一人前に撃てるようになるまで結構大変なんだろうな・・・・。
HDDの録画予約で手こずる筆者には無理ゲーだろうな・・・・。

 

地上武器の展示もあります。
基地警備用の64式7.62mm小銃

そして指揮官・パイロットが自衛に使うSIGのP220
よ〜〜くみたら展示品はタナカのガスガンでしたw まぁ気になっちゃうんですよ。細かいところ見てごめんなさい。

 

◆航空自衛隊の装備は工夫がいっぱい!

以前りっくんらんどの記事で陸上自衛隊の装備を紹介させていただきましたが、エアーパークでは航空自衛隊の装備展示がありました。陸自が地上に特化した装備なら空自は空を飛び回ることに特化した装備です。

これは飛行服。飛行時に着用するもので上下のつなぎになっていて、万一の事故の際には燃えにくいように難燃性素材でできています。上に着ているベストはサバイバルジャケットといって、救急用品や救難用無線などパイロットの保身に必要なものが詰まっています。
そう考えると改めて危険な職業だと感じました・・・・。
安心して国民が頼れる自衛隊になるには相応の覚悟が必要なようです。尊敬!

ちなみに、飛行服の上にもう一枚耐G服というのを履いていて、飛行中に遠心力の影響でうけるさまざまな症状(視覚・聴覚の一時的な障害や失神など)を軽減するため、空気を送って加圧するようになっています。要するに締めあげて血液が片寄らないようにしちゃう服です。
エコノミー症候群予防靴下を思い出したけどそんな甘いもんじゃないな・・・・。Gで失神するってなにそれこわい。

強制開傘式背負型落下傘
ただのリュックサックに見えますが、これはガン・デプロイト・パラシュートと呼ばれ、脱出高度を感知すると自動的に火薬で傘が開くようになっているハイテクなパラシュート。

 

ちょっとレアなイラク復興支援派遣時の装備も展示されていましたよー。
砂漠用の野戦迷彩。砂が多い地域なのでゴーグルや防砂マスクなど対策している様子がよくわかります。

こちらはデザートカラーの飛行服。パッチが日本らしくて個人的に大好きです。w

 

予想以上に資料館展示が素晴らしく、まだまだお届けしたいものが沢山あるのですがキリがないのでこの辺で・・・・。
後編ではいよいよ実機展示がある格納庫と、車両展示の様子をお届けします!
お楽しみに!!!

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サトウ トミ

さばなび編集部女性ライター第一号。ゆるい記事から真面目な記事まで独自の視点で”サバイバル”を伝えていく。インタビューが生き甲斐で、サバゲーマー=人の魅力に興味津々なアラサー。サバゲー歴は3年程度だが最近のメインウエポンは専ら拡声器。

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