Benelli(ベネリ)といえばハンティングショットガンで有名なイタリアのメーカー。現在はベレッタの傘下ですが、特にM1から始まるセミオートショットガンは一世を風靡しました。
最近ではM4がアメリカ海兵隊でも採用されるなど、ハンティングだけでなくコンバットショットガンとしても大きな存在感があります。
上から「M2 Tactical」、「M2 Practical Comfortec」、「M2 Comfortec」。
BenelliのM2は弾薬への適応性が高く、装薬の少ない樹脂製弾頭から強装弾のヘビースラッグまでキチンとセミオートで回転するのが好評だそうです。
上からおなじみの「M3」、「M3 Tactical」、「M3 Kromo」。M2よりレシーバーがひと回り大きくなり、ポンプアクションへの切り替え機能が付いたモデルです。
一時期はSWATなどで多用されましたが、最近では安価で確実性の高いポンプアクションのM870などにその座を譲ることも多いとか。大きく重く、そしてメンテナンスのコストがかかるらしいです。
上から「M4 Telescopic Stock」、「M4 Pistol Grip」、「M4 Desert Pistol Grip」。
上段のモデルはUSMCにM1014として約20,000丁が採用されました。
樹脂を多用したボディでゴーストリングサイトが標準で搭載されます。
Benelli社のラインナップの中核を担う伝統のセミオートショットガンが「Montefeltro」シリーズ。
10以上のバリエーションがあり、口径や素材、仕上げなどから好みのモデルを選べます。
上から「Raffaello」、「M2」、「Super Black Eagle2」。すべて左利き用です。
レギュラーラインナップでレフトハンダーを揃えているメーカーはあまりなく、サウスポーシューターに好評を博しているそうです。
上から「MR1 Telescopic Stock」、「MR1 Pistol Grip」、「MR1」。
ショットガンではなく口径は5.56mm。ポリマーを多用した軽量コンパクトなセミオートライフルです。バーミントハンティングやプリンキングに最適な手軽なライフルですが、ベレッタのCX4にちょっと似ている気がします。
あまり知られていませんが、Benelliはターゲットピストルも作っています。
ラインナップは32WC用の「MP90 32WC」と22LR用の「MP90」、「MP95」、エアピストルの「KITE」。
特にフリーピストル競技ではヘンメリーやシュタイヤーに匹敵する名門ブランドなんですよ。
ちなみにBenelliといえばインストラクターのTom Knappさんが有名。
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ものすごいテクニックでびっくりしますが、彼が使用しているのがBenelliのショットガンです。
地元のヨーロッパ開催のIWAだけあり、独立したブースを出展したBenelliですが、SHOTSHOW2014では影も形もなかったライフルやターゲットピストルまでしっかりとアピールしていました。特にターゲットピストルはなかなか実物を見られないので、来場者は興味津々で見入っていました。
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