◎分解と調整
実銃と同じく3本のスプリングピンを抜くだけでここまで分解できます。
メカボックスはVer.3互換。ただし上部が膨らんでいるのはブローバック機能に対応のため。ピンクバージョンはブローバックしませんが、そのまま流用されています。トリガーはマイクロスイッチでした。
メインスプリングが外から抜けるので整備性は良好で、実際に分解してみましたが「アタリ」だったのかグリスが多すぎること以外は特に問題ありませんでした。なんか拍子抜けですw。
スプリングだけSHSのM90に交換しておきました。
インナーバレルは265mm、赤アルマイトのアルミ製。
精度はそこそこで普通にゲームで使うのなら十分でしょう。
HOPパッキンはHOPが2点支持+ノズル口が3点支持というもの。
触った限り固い印象はなかったため、今回はそのまま利用してみました。
◎実射テスト
今回も屋内ですがターゲットペーパーに撃ち込んでみました。
適正HOPに合わせると初速は87.6m/s、まずますです。
距離は約7mで、G&Gの0.2gバイオ弾を使用。
室温20℃、サイト調整を済ませてからの5発のグルーピングです。
予想より集まっており、デフォルトのHOPパッキンも悪さはしていないようです。
屋外では撃っていませんが、恐らく30mすぎくらいまで集弾すると思います。
そこから先は徐々に散らばり始める予感がありますが、40m程度までは狙って当てられる射程距離でしょう。
実売価格からすると信じられないレベルですね。
カスタムするとすれば、「モーターをマルイの1000に交換」「メカボックスを軽く調整」で十分でしょう。
本気で手を入れるのなら「チャンバーの交換」「HOPパッキンの交換」「スリット入りシリンダーの交換」「インナーバレルの交換」などが考えられます。
外装がピンクなので女性向け、あるいは傾いた方々専用のイロモノかと思いきや、なかなかどうしてちゃんと飛んで当たる銃です。しかも2.2kgと軽く、実売価格も1万円台ということで、誰がどう使っても十分以上の結果が出せるはず。いやむしろ、こんなフザけた銃でヒットを取られたりしたらw
いっそのこと外装カスタムとして、スワロフスキーでデコったり、シールをベタベタ貼って「痛銃」にするのもいいかもしれません。
そう考えると、このピンクのG36って、かなりオススメということになってしまいますねぇ。ポリマーガンの特徴を活かした裏ワザ的なカラーリングには素直に感心します。
いや、そのポリマーじゃねぇw
あ、黒いノーマルバージョンも発売されてますから、そこまで自分を捨てきれない人はそちらをどうぞw
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