SHOTSHOW 2014リポート! その33:低価格で斜め上のラインナップ!TAURUS(トーラス)編 

ひと昔前までは、あまたのコピーメーカーの1つだったブラジルのTAURUS(トーラスあるいはタウルス)。しかし、最近ではオリジナルのモデルが増え、ちゃんとした銃器メーカーとして認知されるようになりました。
とはいえ、相変わらずビミョーなモデルや変わった銃がけっこうあります。
いや、こういったモデルを開発して商品化してしまうバイタリティは大したもの。そして全体的に価格も安いのです。
今回はかなり大きなブースで出展していたTAURUSをまとめてみました。

◎TAURUS編
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
今回の新製品「85View」。いきなり最初から写真を撮り忘れましたスイマセン。
38SPLを5発装弾する小型リボルバーでバレルは1インチ! サイドプレートはクリアの樹脂製! 本体フレームはシルバー以外にピンク(真っ赤)なカラーバリエーションもあります。やはり女性向けのオシャレなモデルなんでしょうか?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
価格はカタログでは350ドルとかなり安いですが、Webを見ると599ドルとなってます。どっち?

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
トーラスといえばハイパワーリボルバー。それを代表する「RagingBill」です。
口径は454カスールで5連発、2.5インチモデル。
写真のようにツインラッチで巨大なシリンダーをロックします。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
これくらい余裕持ったシリンダーでないと454カスールのパワーに耐えられないらしく、ほぼ同直径の45ロングコルトなら余裕で撃てます。
ちなみに、ハンマー下部の黒い穴はセキュリティロック用のキーホール。
価格は1054ドルとTAURUSの中ではちょっと高め。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
こちらは同じくRagingBullの44マグナムバージョン(8 3/8インチ)。
44マグナム版はシリンダーが6連発になり、ブルバレルなので重さは約1.8kgとかなりヘビーです。
弾が切れたらフルスイングで投げつけると1人くらい倒せると思います。
価格は799ドル。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
410ショットシェルを撃てる「Model4510(6.5インチモデル)」。
他にも454カスールや45ロングコルトも発射可能。ロングシリンダーのおかげで6.5インチバレルが短く見えます。左右だけ変倍かけた写真のようだw
価格は653ドル。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
珍しいポリマーフレームリボルバーの「Model605」。樹脂製のメインフレームが意味もなくSFチックなデザインで、その代わりシリンダーとインナーバレルがステンレス製です。
357マグナムまたは38SPLの5連発でバレルは2インチ、重さは560gとさすがに軽量。
しかもファイバーオプティックサイトを装備するなどコンセプトがイマイチ分かりませんw
価格は471ドル。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
9mmショートを使う「Model738」。
樹脂フレームで装弾数は6+1発のコンパクトキャリーですね。
このモデルは特に「Made in USA」ということを強調していました。
価格は254ドルとお手頃価格。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
さすがにスライドは薄く、全然かさばりません。
ただ、スライドストップレバーが小さくて重く、主要ターゲットであろう女性ではたぶん解除できないと思います。スライドを引くのも指掛かりが少ないので大変でした。
ちなみに、ピンクやホワイトのフレームを備えたモデルもありましたよ。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
TAURUSも1911を作っています。モデル名もそのまま「Model1911」。
通常モデルの他にレイル付きや9mmバージョンなど7種類ほどのバリエーションがありました。
写真のブルーフィッシュ、45ACPのモデルで684ドルと、各社1911の中でもかなりお買い得。
しかもアンビセフティやビーバーテイル、ステンレス製スプリングガイドやNOVAKサイトが装備されていてこの価格です。
動作感は特に悪くなく、イジるための素材としても、またそのまま使うにも決して悪くはないデキなんじゃないでしょうか。

 

他にも9mmピストルカービンの「CT9」などもありましたが、フロア一面に並べられた数多くのハンドガン、特にリボルバーが印象的。エアガンであるのはマルシンのRagingBullかクラウンのPT111くらいでしょうか。
ちょっと変わったものとかエアガンで欲しいかも?と思いました。

そしてTAURUSといえば「Jessie Duff」さん!
4
チームトーラスの女性で世界チャンピオンです。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=vyc4R6Ysgnw[/youtube]

美人なだけでなくめちゃくちゃ速いですね!
665
TAURUSを語るならはずせないお方です。
ちょっと注目ですよ。

Jessie Duff公式サイト

[amazonjs asin=”B003807X90″ locale=”JP” title=”TAURUS RAGING BULL maxi 8 Xカートリッジ仕様 B-HW 6.5インチ (18歳以上ガスリボルバー)”]

乾 宗一郎

東京都生まれ。親の影響で幼少時よりモデルガンに親しんで育つ。装備品よりは銃器類の方に明るく、民間ARとオールドリボルバー、SFプロップガンが専門分野。ここ数年はガスブローバックのARカスタマイズにハマっている。好きな映画は『エイリアン2』、好きなモビルスーツは「トールギス」。サバゲはエアガンカスタムのフィールドテストとして嗜む程度。

投稿者記事

  1. 【実銃ネタ】ハンドガードが溶けるほど撃ち込みたい! AR15は何発で燃えるのか?

    2018-01-26

  2. 【実銃ネタ】ナイツのSR-15 E3 MOD2は新しいガスブロックを装備していた!【マニア向け】

    2018-01-25

  3. 【実銃ネタ】Crye Precisionのショットガン「SIX12」の公式ムービーがシュールすぎてネタにしか見えない件。

    2018-01-24

  4. 【Youtube】60秒で分かるアクション映画! 「エイリアン2」編が見事にまとまっている件。

    2018-01-12

関連記事

  1. 【フィールドレビュー】人気の都市型フィールド「バトルシティ」は初心者から上級者までとことん楽しめるフィールド!!

    2014-10-16

  2. 【アップル受難】iPhoneやiPadを次々と穴だらけに! YouTubeチャンネル「FullMag」の耐久実験動画

    2015-12-04

  3. 【製品情報】デザインも!性能も!価格も!サバゲ専用設計の「I.C.U. TACTICAM」登場!

    2016-02-01

  4. 【エアガンレビュー】小型軽量 究極のアタッカーウェポン、ARESの新作、M4 CQC 【強力短小】

    2013-09-26





RSS さばなび

アーカイブ

ページ上部へ戻る