ひと昔前までは、あまたのコピーメーカーの1つだったブラジルのTAURUS(トーラスあるいはタウルス)。しかし、最近ではオリジナルのモデルが増え、ちゃんとした銃器メーカーとして認知されるようになりました。
とはいえ、相変わらずビミョーなモデルや変わった銃がけっこうあります。
いや、こういったモデルを開発して商品化してしまうバイタリティは大したもの。そして全体的に価格も安いのです。
今回はかなり大きなブースで出展していたTAURUSをまとめてみました。
◎TAURUS編
今回の新製品「85View」。いきなり最初から写真を撮り忘れましたスイマセン。
38SPLを5発装弾する小型リボルバーでバレルは1インチ! サイドプレートはクリアの樹脂製! 本体フレームはシルバー以外にピンク(真っ赤)なカラーバリエーションもあります。やはり女性向けのオシャレなモデルなんでしょうか?
価格はカタログでは350ドルとかなり安いですが、Webを見ると599ドルとなってます。どっち?
トーラスといえばハイパワーリボルバー。それを代表する「RagingBill」です。
口径は454カスールで5連発、2.5インチモデル。
写真のようにツインラッチで巨大なシリンダーをロックします。
これくらい余裕持ったシリンダーでないと454カスールのパワーに耐えられないらしく、ほぼ同直径の45ロングコルトなら余裕で撃てます。
ちなみに、ハンマー下部の黒い穴はセキュリティロック用のキーホール。
価格は1054ドルとTAURUSの中ではちょっと高め。
こちらは同じくRagingBullの44マグナムバージョン(8 3/8インチ)。
44マグナム版はシリンダーが6連発になり、ブルバレルなので重さは約1.8kgとかなりヘビーです。
弾が切れたらフルスイングで投げつけると1人くらい倒せると思います。
価格は799ドル。
410ショットシェルを撃てる「Model4510(6.5インチモデル)」。
他にも454カスールや45ロングコルトも発射可能。ロングシリンダーのおかげで6.5インチバレルが短く見えます。左右だけ変倍かけた写真のようだw
価格は653ドル。
珍しいポリマーフレームリボルバーの「Model605」。樹脂製のメインフレームが意味もなくSFチックなデザインで、その代わりシリンダーとインナーバレルがステンレス製です。
357マグナムまたは38SPLの5連発でバレルは2インチ、重さは560gとさすがに軽量。
しかもファイバーオプティックサイトを装備するなどコンセプトがイマイチ分かりませんw
価格は471ドル。
9mmショートを使う「Model738」。
樹脂フレームで装弾数は6+1発のコンパクトキャリーですね。
このモデルは特に「Made in USA」ということを強調していました。
価格は254ドルとお手頃価格。
さすがにスライドは薄く、全然かさばりません。
ただ、スライドストップレバーが小さくて重く、主要ターゲットであろう女性ではたぶん解除できないと思います。スライドを引くのも指掛かりが少ないので大変でした。
ちなみに、ピンクやホワイトのフレームを備えたモデルもありましたよ。
TAURUSも1911を作っています。モデル名もそのまま「Model1911」。
通常モデルの他にレイル付きや9mmバージョンなど7種類ほどのバリエーションがありました。
写真のブルーフィッシュ、45ACPのモデルで684ドルと、各社1911の中でもかなりお買い得。
しかもアンビセフティやビーバーテイル、ステンレス製スプリングガイドやNOVAKサイトが装備されていてこの価格です。
動作感は特に悪くなく、イジるための素材としても、またそのまま使うにも決して悪くはないデキなんじゃないでしょうか。
他にも9mmピストルカービンの「CT9」などもありましたが、フロア一面に並べられた数多くのハンドガン、特にリボルバーが印象的。エアガンであるのはマルシンのRagingBullかクラウンのPT111くらいでしょうか。
ちょっと変わったものとかエアガンで欲しいかも?と思いました。
そしてTAURUSといえば「Jessie Duff」さん!
チームトーラスの女性で世界チャンピオンです。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=vyc4R6Ysgnw[/youtube]
美人なだけでなくめちゃくちゃ速いですね!
TAURUSを語るならはずせないお方です。
ちょっと注目ですよ。
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