SHOTSHOWでは開催前に事前告知として「こんなの出しますよ」というパターンがよくありますが、今回はそれで注目されていた銃があります。
そんな2つのオートマチックライフルがこれ。奇しくも両方ともブルパップ形式ですが、今までにない斬新なスタイルが話題となっていたのです。
◎DESERT TECH
ポリマーを多用した近未来的なフォルムが特徴的なDESERTTECHの「MDR」シリーズ。
5.56mmと7.62mmをモジュラー構造で組み換えて運用でき、それぞれバレルレングスも選べます。
ブルパップ方式の弱点ともいえるリアヘビー感を感じさせないグリップなど、いかにも最新ブルパップ!というつくりです。
7.62mm仕様の「MDR」。
このサイズながらバレルは16インチ、重さは4.8kg。
コンパクトですがバレルは民間用のSCAR17S(7.62mm)と同じ16インチ。
多少ずっしりきますが取り回しやすかったです。
こちらは5.56mm仕様の「MDR-C」。
10.5インチバレルで独特のフォアグリップが実に握りやすい!
ただ、マガジンとグリップが近いので、左右のスイッチングがやりにくいかも?
いや、そもそもブルパップは排莢方向の関係でスイッチングはやらない(できない)からいいのかな。
展示されていたのは原寸大のモックアップ。トリガーもボルトも動きませんでした。
もらったパンフでも印刷や内容にもミスがあり、相当ギリギリのタイミングで間に合わせて出展したようですw
DESERTTECHの従来品はこんな感じ。
ブルパップボルトアクションの「SRS-A1 COVERT」。
7.62mm~300win、338LMを撃ち出すのに全長は68~74cmとコンパクト。
ラインナップがほぼ全部ブルパップという変わったメーカーです。
◎KEL-TEC
マルチチュープラーショットガンでおなじみのKEL-TECからもポリマーブルパップライフルが登場。
5.56mmの「RDB」です。STANGマガジンを使う点は上記のMDRと同じですが特徴は排莢口。
マガジンの後方から下向きに排莢します!
このサイズながらバレルは17.4インチを確保。
ショートストロークのガスピストン方式です。
握りやすいフォアエンドや下面レイルで射撃・保持姿勢がラクになるとのこと。
マガジン後方のナナメ下へ排莢する安定性がキモになりそうですね。
パンフにはこんな分解図がでてました。
ボルトキャリア短いなぁw
本体はバランスよくホールディングでき、フルアンビの操作も快適。
おもしろいブルパップだと思いました。
これも電動ガンであったらおもしろいですよね。
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